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Elysion Online  作者: 乾 碧
2章
38/60

新しい仲間 #1


トモは、恥ずかしそうに照れている、自分達を助けてくれた少女を見る。


「それはきになる……。ね? 杏奈(あんな)? 」

「にゃ……」


杏奈はいつも通りの調子で答える。


「あたしにとっちゃぁ、あなたのその言葉の方が気になるんだけどね……」


有栖川(ありすがわ)は、武器ストレージに手に持っている武器を直し、少し溜息をつきながら、話す。


「にゃぁ? 」

「それよそれ……」

「杏奈は教えてくれないのよ……」


トモも溜息をつき気味に言い、朱音(あかね)もうんうんと頷く。


「そうなの? 戦ってる姿を見て、てっきり仲良しの4人組だと思ってたけど……、違うの? 」

「仲良しなのは間違ってないにゃ。でもトモとハルには昨日会ったばかりだから、もっと仲良くなれると思ってるにゃ」


杏奈は紹介をするかのように、ハルとトモを順番に指をさす。


「ふぅん……。そっちの拳銃持ってる髪の長い娘が、朱音? 」

「えぇ。杏奈とは幼馴染なのよ。それでも教えてくれないんだけどね。ちなみに、トモとハルも幼馴染」

「良い関係ね。羨ましいわね」

「有栖川……さんにもそういう関係の人いたりしないんですか? 」


見た目から判断すると、トモは自分より年齢が下かな、とも思ったが、容姿が変わるこのゲームなのでトモは、初対面と理由もあり敬語で話しかけた。


「アリスで良いわよ。後あたし高校1年だしあなた達も……、そうよね? なら敬語は使わなくて良いわ」

「一緒なんだ……」

「現実でも友達になれるかもにゃ」


杏奈は少しだけ顔を輝かしている。


「そうかもね……。で、さっきの質問に答えるけど……」

「あぁ、幼馴染ってやつ……? 」

「うん。まぁ、あたし達の関係はそれじゃないんだけどね」

「1つ聞いても良いかな……」


あまり口を開いていなかったハルが、間に割って入ってきた。


「ん? どうしたの? 」

「私達が戦ってる姿を見てたって言ってたけど……」

「うん。一番最初から見てたわよ」

「最初から……? 」

「えぇ。あたしも神猪(オッタル)を倒すために滝壺でここに来るためのスイッチを探してたら、丁度あなた達がスイッチ踏んだのを確認してね。あのスイッチには、直径10メートルまでの位置にいる人を巻き込むから、それに肖ったてわけ」

「アリスはここに来たことあるのにゃぁ? 」

「これで5回目」

「5回も来てるの? 」

「ということは、今までに4回あの神猪(オッタル)を倒してるってことよね……? 」


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