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Elysion Online  作者: 乾 碧
2章
37/60

出現そして戦い #7


杏奈(あんな)がそう思った瞬間、1つの音がこのヴィーグリードの草原に響いた。


「【火炎射(バーニング・ショット)】」


その可憐で、それであって可愛い声に振り向くと、桜を彷彿とさせる髪色で、こちらに、神猪(オッタル)に、弓を構え狙撃しているエルフの女の子がそこにいた。


その女の子が放った矢は、朱音(あかね)とハルの間を物凄いスピードで駆け抜け、神猪(オッタル)に突き刺さった。


「フギャャャアアアア!! 」


大きく見えていた神猪(オッタル)の姿が、元の大きさに戻る。


「はぁっ……」


その狙撃により、トモは神猪(オッタル)の視線から解放される。


杏奈はその女の子から目を離し、神猪(オッタル)の体力ゲージを確認する。


「にゃ……!」


杏奈達の攻撃では減っていなかった体力が、今の一撃で体力ゲージは赤く変化していた。


「何してるの! 今がチャンスだよっ!! 」


4人の背後から、またしても凛とした声が響く。


(せつ)風纏(かぜまとい)!! 」

氷拳(アイスパンチ)!! 」

雷砲(ライト・ボム)!! 」


杏奈、ハル、朱音、3者の攻撃が全て神猪(オッタル)に命中し。


「フュギュルルャャャアアアア!!!! 」


神猪(オッタル)はポリゴン化して消滅した。


「【Your Win!! 討伐プレイヤー。トモ、杏奈、朱音、ハル、有栖川(ありすがわ)】」


神猪(オッタル)が消滅したその場所に、システムメッセージが現れた。


……有栖川……?


見たことのないプレイヤーネームが表示された。


「あれくらいのやつは倒せなきゃダメだよ」


桜色の髪を持った少女が、左手で武器【イリア】をクルクルとしながらやってきた。


「ありがとにゃ……」

「ありがとう」

「助かったわ」

「ありがとうございます」

「そんなっ……。礼を言われるまでもないよ」


首を左右に振りながら、有栖川は言う。

杏奈は、改めて自分達を助けてくれた少女を見る。


髪は桜色でポニーテール。種族は人間(ヒューマン)ではなく、エルフだった。それは、少し長い耳から判別することが出来た。


それより杏奈が気になったのは他の事だ。


……ゴスロリ……?


「あぁ……。やっぱりこの服気になるよね……」


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