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Elysion Online  作者: 乾 碧
2章
22/60

嵐の前の静けさ #7


その出てきたウインドウに記されているのは、(マーク)で登録したダンジョンである。


「これ、押せば良いんだね……? 」

「うん」

「よしっ」


それを押すと、トモとハルの身体は【深淵なる森(ダークネス・ウッド)】に飛ばされた。


トモ達が飛ばされたのは、チュートリアルでイルヴァーナを倒した場所だった。


「ここに飛ばされたか……」


ハルは周りを見渡し、そう呟いた。


「もしかしてアーロン川まで遠かったりするの? 」

「うーん……。そういうわけではないんだけど……。ここから行く道には(モンスター)が出るんだよ……」

「出来るだけ体力は温存しておきたいもんね」

「そうそう。まぁ、出てくるのは小鬼(コボルト)とかくらいだし、そんな喰らわないかもだけど……」


ハルはそう言うと、装備ストレージから自身の武器、【アイシクルナックル】をタップし、両手に装備する。


「それがハルの武器? 」

「まぁね」


【アイシクルナックル】

レア度は2ではあるが、攻撃の際に80%の確率で、相手に凍傷の下位状態異常が起こる。


この世界の【(ナックル)】は、他のゲームでもよくある【(アロー)】の役割も少し買って出ていたりもする。

手を握ると、人差し指と中指の間、中指と薬指の間、薬指と小指の間から、数センチの爪がポンっと飛び出すのだ。


「アイシクルってことは、氷属性? 」

「うん。トモのロッドも氷属性だった? 」

「そだね。光属性もあるけど……」


トモも【魔法帽】と【氷光のロッド】を装備し、ハルの隣に並ぶ。


「可愛いね、トモの装備は

「ありがと。私もそう思うんだけど、防御がちょっとね……」

「そうだろうね」

「【魔法帽】の説明を見る限り、魔法に対しては結構守れるみたいなんだけどね。物理攻撃があまり…………」


先日のチュートリアルでは、攻撃を受けることがあまり無かったので、どこまで喰らうのかが分からなかったりもする。


「まぁ、私が守ってあげるよ」

「本当に……? 」

「うんっ。私の武器はこれだしね」

「じゃ、頼むね? 」

「任せてっ!! 」


リーダーはトモであるが、道を知っているハルを先頭に、アーロン川まで歩く。


この道は6人くらいが横になっても歩けるほど、このダンジョンにしては案外広めの道となっていた。


ハルは歩きながらも、周りに目を配っているように、トモの目には映った。


……後ろから来るかも……。


必ずしも(モンスター)が前から来るというわけでもない。横からも後ろからも来るかもしれない。


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