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Elysion Online  作者: 乾 碧
1章
15/60

チュートリアル #10


イルヴァーナの体力は、そのトモの攻撃で残り数ミリとなっていた。

「「杏奈(あんな)っ!! 」」

トモと朱音(あかね)の声が重なる。

その声に合わせて、後ろに下がっていた杏奈が減ってしまっていた体力を回復させた

「はいよ〜。とぉっ・・・・・・」

杏奈は怯んでいるイルヴァーナの上に跳躍し、

「【(せつ)風纏(かぜまとい)】っ!!!! 」

自分が得意と言えるまで、ここにくるまでに使い込んだこの技で、イルヴァーナにトドメの一撃を与える。

「グゥゥゥゥ・・・・・・。ガルウウウウッッッッッッ!!!! 」

イルヴァーナは今までより一番大きい咆哮をあげ、その姿を消滅させた。

「You Win!」

イルヴァーナに勝ったことを知らせるシステムメッセージが、3人の前に現れる。

「やった!! 」

「やったにゃぁ! 」

「よしっ!! 」

3者がそれぞれ歓喜の声を出し、ハイタッチをかわす。

ハイタッチと同じタイミングで、【無干渉フィールド】も解け、見える景色が元の【深淵なる森(ダークネス・ウッド)】に戻る。

「ふぅ・・・・・・。疲れたわね・・・・・・」

「にゃぁ・・・・・・」

「うん・・・・・・」

チュートリアルを終えたという達成感からか、どっと疲労感が出てくる。

「これであの街に戻れるにゃ」

「そうね・・・・・・」

「杏奈と朱音はこれからどうするの? 」

「あたしは自分の部屋に戻ってから一回落ちるよ。朱音はどうにゃ? 」

「私? 私も落ちるわよ? しなくちゃならないことが元の世界にあるから」

トモも、まだ宿題を終えてなかった事に気がついた。

「私もそうする」

「じゃ、一回この森から出ようか」

杏奈は【鎌鼬(かまいたち)】を装備ストレージに戻し、そう声をつくる。

「あのカロンの話では、【(マーク)】があるって話だったわね」

「そうだったね・・・・・・」

「あれみたいにゃぁ? 」

杏奈が指差す方向に目を向けると、直径30センチほどの少し大きめの黒色の【(マーク)】が、そこにあった。

「戻りましょうか」

「にゃぁ」

「うんっ」

トモ達がその印に触れた途端、3人の身体はここに飛ばされて来た時と同じように、白い光に包まれた。

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