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地方戦争 後編   作者: 山本正純
隔離病棟籠城事件
16/26

撃退

「いたぞ。二人になっている」

『今すぐ二人とも始末しろ』

 漏れて来た声はボスの物だろう。周囲にはテロリストが六名いる。

「三名はまかした」

勝手に中島にテロリスト撃退の指示を受けた。中島はスタンガンを取り出す。彼は一言指示を伝える。

「殺すなよ。気絶させるだけで十分だ」

 その声を聞き私は安心した。彼は合気道のようにスタンガンでテロリストたちを気絶させる。

 その様子を見ていると三名のテロリストたちが私に襲いかかってきた。

 私は異空間での修行で開発した新たなる武術を試す。私はテロリストの視界から一瞬消えた。そして回し蹴りをお見舞いする。一瞬にして三名のテロリストたちは気絶した。

 中島は手を叩く。

「すばらしい武術だな」

「そちらこそ」

 私は褒められた。この武術で私は一俊消えたがテレポートではない。気配を消して素早く回し蹴りをしただけだ。あの異空間での修行で私は相当な破壊力を持つキック力を身に付けた。それにテレポートの基本である無気配を付ければこれほど完璧な武術はないだろう。


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