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地方戦争 後編   作者: 山本正純
隔離病棟籠城事件
15/26

強力な仲間

 これからどうしよう。このまま隔離病棟を徘徊すればテロリストに発見され銃撃戦になるかもしれない。

 そもそもテロリストの目的は何だろう。なぜテロリストは時間を指定して人質籠城事件を起こしたのだろうか。

 地方戦争の謎に追加する形で人質籠城事件謎が追加された。これは多すぎる。考え込んでいると後ろから肩を叩かれた。背後を振り返ると一人の男が立っている。背は170cmくらいだろうか。

「君。テロリストを見なかったかい」

「はい。ガスマスクを装着して銃器を装備しています」

 いきなりの問いに説明をした。この男は誰だろう。

「申し遅れた。私は公安調査庁の中島元太。あるテロリストが仲間十数名とこの隔離病棟に侵入したというタレこみがあった」

 助かった。一人では心細かったので味方が増えればうれしい。

「それで応援はきますか」

「周辺の交通網を全て爆破された。普及には一日はかかる」

 これでもう一つの謎が浮上する。テロリストはどのようにして隔離病棟から脱出するのだろうか。主要交通機関が全てマヒしたこの地区から。


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