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地方戦争 後編   作者: 山本正純
隔離病棟籠城事件
12/26

再生 そして・・

 この事実に宮本さんは驚いた。

「三年前彼女は爆破事件に巻き込まれて瀕死の重傷を負いました。彼女の父親は科学者で瀕死の彼女をアンドロイドとして再生させることを思いつき改造手術をしました。それで今の彼女がいる」

 この世界で改造手術は違法ではない。整形手術と同じように手を出す人も少なくはないのだ。整形手術と同じように費用は全額負担。費用はかなりの高額で年に一度はメンテナンスをしなくてはいけない。スポーツではドーピング扱いされる等のデメリットもある。

「なるほど。それなら隔離病棟に入院していてもおかしくはありません」

その時爆音が鳴り響いた。爆音が聞こえた先に中川翼が立っている。

「こんどこそお前に勝ってやるよ。宮本桜」

宮本さんは呆れている。

「まったく。また負けに来ましたか」

中川はニヤリと笑い青い液体が入ったアンプルを取り出した。

「これが最終兵器だ」

第四試合が始まろうとした時何かが勢いよくぶつかりアンプルが割れた。青い液体は周囲に零れおちる。

「約束は守ってくれ。後は一人一試合がノルマだろう」

 隠れていた熊田が現れる。

「お前らは黒崎の病室に向かえ。俺はこいつと試合をする」


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