表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

91/150

第90話

読者の皆様のお陰もあり、2/27

日間〈VRゲーム〉部門ランキング

連載中 46位

すべて 52位

獲得させて頂きました!ありがとうございます!

作品は完結まで書ききってますので、最後までお楽しみ頂ければ幸いです。

試合開始の合図と同時に、二人は一気に距離を詰めた。

先に動いたのはリーだった。


鋭い踏み込みから放たれる、強烈な一撃。

それは確かにヒロを捕え、会場から息を呑む音が漏れる。


だがヒロは怯まない。

身体を捻り、そのまま反撃に転じる。


リーは間髪入れず猛攻を仕掛ける。

拳、蹴り、連打。

だがヒロはそのすべてを受け止めず、芯を僅かに外し続けることで致命傷を避けていた。


満身創痍。

それでも、ヒロの目は死んでいない。


そして一瞬。

リーの攻撃が、ほんの僅かに大振りになった。


ヒロはそれを見逃さなかった。

身体を沈め、渾身のカウンターを放つ。


拳がリーの顎を掠める。


次の瞬間、リーの膝が崩れ、身体がゆっくりと前に倒れ――消失した。


『勝者――ヒロ!!』


大歓声が会場を包む。

ヒロは肩で息をしながら、拳を握り締めた。


観客席でラビィは一瞬、悔しそうに目を伏せたが、すぐに顔を上げて拍手を送った。

リーの敗北は残念だ。

だが、それ以上にヒロの勇姿が胸を打った。


『続きまして、準決勝第二試合!

マーズ選手の入場です!』


マーズが姿を現す。

観客から歓声が上がる。


『続きまして――

呂布奉先選手の入場です!』


呂布がリングへと歩み出る。

その姿だけで、空気が重くなる。


アースは観客席から声を張り上げた。

「行けえええ!! 呂布ぅ!!」


『それでは準決勝第二試合……

試合開始ぃ!!』


マーズは一回戦と同じく幻惑を展開する。

視界が歪み、呂布の姿が揺らぐ。


だが次の瞬間。


「ぬおおおおお!!」


呂布の咆哮が、幻惑を力任せにかき消した。

空間そのものが震える。


距離を取ろうと、マーズが一歩後ろへ下がる。

だが――


呂布は一瞬で距離を詰めていた。

重厚な一撃を繰り出す。


マーズの身体は、その一撃に貫かれたかのように消失した。


『勝者――呂布奉先!!』


アースは思わず拳を突き上げる。

会場は、再び熱狂に包まれた。


『いよいよ決勝戦です!!

一回戦、夏みかん選手を終始リードで打ち破り!

準決勝ではブルース・リー選手の猛攻を耐え抜き、カウンターの一撃で勝利した……

ヒロ選手!! 入場です!!』


ヒロが姿を現す。

割れんばかりの大歓声。


『続きまして!

一回戦、老師選手!

準決勝、マーズ選手!

そのすべてを圧倒して勝ち進んだ……

呂布奉先選手!! 入場です!!』


呂布がリングへ。

こちらもまた、大歓声。


個人戦も、残すは決勝のみ。


最強の称号を手にするのは、果たして誰か。


『それでは決勝戦……

試合開始ぃ!!』


運命の一戦が、今、幕を開けた。

ここまでお読み下さり本当にありがとうございます!


更新日時は毎日致します。

平日:7時頃、12時頃、20時頃の1日3話

土、日、祝:12時頃、16時頃、20時頃の1日3話

で行います。


少しでも

面白かった。続きを読んでみたい。頑張って。と思われた方、よろしければブックマークもお願いします!

感想などもお待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ