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第89話

読者の皆様のお陰もあり、2/27

日間〈VRゲーム〉部門ランキング

連載中 46位

すべて 52位

獲得させて頂きました!ありがとうございます!

作品は完結まで書ききってますので、最後までお楽しみ頂ければ幸いです。

ハビルト星人は、六本の触手を大きく広げると、うねるようにしてリーへと襲いかかった。

空間を切り裂くような速度。観客席からどよめきが起こる。


だが、リーは動かない。

静かに目を閉じ、呼吸を整える。


次の瞬間。

迫り来る触手の隙間を、紙一重でかわしていく。

まるで最初から軌道が見えているかのように。


「アタァ!」


鋭い一撃。

ハビルト星人の身体は大きく吹き飛ばされ、そのままリング外へと転がり落ちた。


『勝者――李・小龍!!』


歓声が一段と大きくなる。

リーは軽く息を吐き、何事もなかったかのようにリングを降りた。


『続いて一回戦第三試合!

ロウ!

対するは――マーズ!!』


試合が始まった瞬間、マーズの身体が揺らめいた。

次の瞬間、視界が歪む。


ロウの動きが止まる。

唸り声を上げる代わりに、しっぽを左右に振り始めた。


「……あれ?」


マーズの前で、完全に戦意を失った様子のロウ。

その様子に、観客席から困惑と笑いが混じった声が上がる。


『勝者――マーズ!!』


ユイは観客席で頭を抱えた。

「あちゃー……ロウ、なにやってるの……」


『続いて一回戦第四試合!

呂布奉先!

対するは老師!!』


呂布がリングに立った瞬間、空気が変わった。

目に見えるかのような闘気が、周囲を圧する。


老師は一歩踏み出したものの、その圧に思わず息を呑む。

背筋を冷たいものが走る。


『試合開始ぃ!』


「ハアーーッ!!!」


呂布の咆哮が会場を震わせた。

その声だけで、闘気が叩きつけられる。


老師は、静かに手を上げた。

「……降参じゃ」


『勝者――呂布奉先!!』


一回戦、全試合が終了した。

会場スクリーンに、準決勝のカードが映し出される。


『準決勝第一試合!

ヒロ選手!

対ブルース・リー選手!!

準決勝第二試合!

マーズ選手!

対呂布奉先選手!!』


歓声がさらに大きくなる。


『それでは、準決勝第一試合!

ヒロ選手の入場です!』


ヒロがリングへと向かう。

観客席から温かい声援が飛ぶ。


『続きまして!

ブルース・リー選手の入場です!』


リーが姿を現す。

歓声。

ラビィも大きく手を振って応援している。


二人はリング中央で向かい合い、軽く礼を交わした。


『それでは――

準決勝第一試合……

試合開始ぃ!!』


個の頂点を懸けた戦いは、ここからさらに加速する。

ここまでお読み下さり本当にありがとうございます!


更新日時は毎日致します。

平日:7時頃、12時頃、20時頃の1日3話

土、日、祝:12時頃、16時頃、20時頃の1日3話

で行います。


少しでも

面白かった。続きを読んでみたい。頑張って。と思われた方、よろしければブックマークもお願いします!

感想などもお待ちしております。

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