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第88話

読者の皆様のお陰もあり、2/27

日間〈VRゲーム〉部門ランキング

連載中 46位

すべて 52位

獲得させて頂きました!ありがとうございます!

作品は完結まで書ききってますので、最後までお楽しみ頂ければ幸いです。

会場は、昨日の予選の熱をそのまま閉じ込めたかのようだった。

空気はまだ震え、観客のざわめきには期待と興奮が渦巻いている。


『さあ始まります! 本日開催――

一人の最強を決める戦い!

個人戦本戦《最終兵器 決定戦》!!』


その声と同時に、会場のライトが一斉に落ちた。

闇の中、一筋の光が実況者を照らし出す。


『本戦出場者、入場!』


名前が呼ばれるたび、ライトが走る。

ヒロ。(プレイヤー)

李・小龍。(ラビィパーティ)

ロウ。(ユイパーティ)

夏みかん。(プレイヤー)

ハビルト星人。(マチマッチパーティ)

マーズ。(プレイヤー)

呂布奉先。(アースパーティ)

老師。(プレイヤー)


八つの光が、八人の姿を次々と浮かび上がらせる。


歓声が波のように押し寄せた。

推しの名を叫ぶ声、驚嘆のどよめき、初めて見る強者への期待。

会場全体が一つの生き物のようにうねっている。


選手たちはそれぞれの想いを胸に、リングへと歩み出た。

やがて八人が円の中に揃う。


『会場スクリーンにご注目ください!』


巨大スクリーンにトーナメント表が映し出される。

観客席から、さらに大きなどよめきが起こった。


次の瞬間、ライトが点灯し、選手たちは静かにリングを後にする。


『それでは――

一回戦第一試合を行います!』


間を置かず、実況の声が響く。


『ヒロ!

対するは――夏みかん!!』


二人がリングに上がる。

ヒロの表情は、わずかに硬い。


『試合開始っ!』


合図と同時に、夏みかんが一気に距離を詰めた。

その勢いに、ヒロの肩が一瞬跳ねる。


速い。

だが、寸前。

ヒロは身を翻し、攻撃を躱した。


深く息を吸い、吐く。

緊張が、すっと抜け落ちる。


大丈夫だ。


そこからは、ヒロのペースだった。

冷静に距離を取り、確実に攻撃を重ねていく。


焦りを見せ始めた夏みかんに、ヒロの一撃が叩き込まれた。

強烈な衝撃。

次の瞬間、夏みかんの姿は消失する。


『勝者――ヒロ!!』


歓声が爆発した。

ヒロは拳を握り、ガッツポーズをしながらリングを降りる。


『続きまして、一回戦第二試合!』


実況の声が、さらに熱を帯びる。


『李・小龍!

またの名を――ブルース・リー!!

対するは――ハビルト星人!!』


「リーさん、がんばってー!」


客席から、ラビィの声が飛んだ。

リーは軽く手を振り、リングへと上がる。


『試合開始ぃ!!』


鐘の音が鳴り響き、

個人戦本戦は、ここからさらに激しさを増していく。

ここまでお読み下さり本当にありがとうございます!


更新日時は毎日致します。

平日:7時頃、12時頃、20時頃の1日3話

土、日、祝:12時頃、16時頃、20時頃の1日3話

で行います。


少しでも

面白かった。続きを読んでみたい。頑張って。と思われた方、よろしければブックマークもお願いします!

感想などもお待ちしております。

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