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第9話

転送光が収まり、見慣れた室内が視界に戻る。

ルナ=アルカディアへの帰還は、滞りなく行われた。


「ただいまっと」


ラビィは軽く息を吐き、すぐに端末を起動した。

新たに取得した抽出データ

伊賀忍衆頭領・服部半蔵。その反映処理が始まる。


表示されたパラメーター 一覧。


腕力、知識、愛情、交渉、耐久、悟性、そして俊敏。


「あ、やっぱり…」


俊敏の数値は、初期状態とは思えないほど高い。

ほぼ上限に近く、振り分けの余地もほとんどない固定値。


「そりゃあ……気付けなかった訳だよねぇ...」


自分の聴力でも察知できなかった理由が、数字として納得できた。

改めて、あの人物がパーティーメンバーになった事実を実感する。


「ふふっ!」


思わず笑い声が漏れる。

孔明、ジャンヌ、そして半蔵。

少しずつだけど、ちゃんと形になってきている。


その時、端末に通知が表示された。


「ん?」


《クロノス・レガリア》の運営からの通知メールが届く,

「えーっと...」


日頃からある程度は目を通している項目だが、今回は内容が違った。


《正式サービス開始日時 決定のお知らせ》


「あ、決まったんだ」


日付を確認して、少しだけ目を(またた)かせる。


「思ってたよりは少し早いなぁ...」


パーティーメンバーを全員揃える余裕はあると思っていたが、時間が少し縮まった感覚。


(あと一人、どうしよっか)


画面を閉じ、ラビィは椅子にもたれる。

戦闘は半蔵がいる。知略は孔明、支えはジャンヌ。


「戦い以外で役に立つ人……」


物の値段交渉とか、情報集めとか。

必須ではないけれど、いると助かる そんな存在。


ふと、授業や映像で見た人物が思い浮かぶ。


「交渉が上手そうな人...なのかな?」


元アメリカ大統領、バラク・オバマ。

検索端末を取りサラサラとスライドする


「う〜ん...あんまり良く分かんないけど、1つの国のトップを務めた事がある人の交渉力が低い訳ないよね...」

少し安易な考え方ではあったが、早まったサービス開始の事もあり次の対象を決め眠りについた。


数日後。

彼女は再び、遡行装置の前に立っていた。


「よし、ラスト1人!」


軽くそう言って、装置を起動する。


舞台は――アメリカ。

ここまでお読み下さり本当にありがとうございます!


更新日時は毎日致します。

平日:7時頃、12時頃、20時頃の1日3話

土、日、祝:12時頃、16時頃、20時頃の1日3話

で行います。


少しでも

面白かった。続きを読んでみたい。頑張って。と思われた方、よろしければブックマークもお願いします!

感想などもお待ちしております。

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