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月読陰陽記  作者: らにあ
2/2

修学旅行の記憶を頼りに鎌倉時代の京を歩いてみたら、知ってる京都じゃなかった

建保(けんぽう)六年十月十六日


 マコトは目が醒めて、まぶたをそっと開いた。

「見慣れない天井だ……」

 それはそうだった。ここは鎌倉時代の京の都。そのどこかにある屋敷の一室だった。電球もシーリングライトも取り付けられていない天井だった。

 マコトは上半身を起こし、周りを見回した。昨日、日記を書くのに使った机などが置かれた広い床板の部屋だった。

(やっぱり、夢じゃないよなぁ)

 マコトが昨日のことを思い出しながら、ぼんやりしていたところ、

「マコト様、お目覚めになられましたか?」

 と、若い女性の声が、部屋の外から聞こえた。

「ああ、依、おはよう」

 そう返事をすると、隣の部屋とを仕切る襖障子(ふすましょうじ)が開けられ、依が入ってきた。

 依は膝をそろえて座り、見とれてしまうほどの、きれいな所作で頭を下げた。

「おはようございます、マコト様」

 頭を上げ、軽く微笑んだ。

(ふすま)を片付けますね」

(ふすま?……ああ、昨日ここに敷くときに言ってたな。布団のことか)

「うん、お願いするよ」

 マコトは布団から身を起こして立ち上がり、邪魔にならないように部屋の隅へ移った。

 依は布団を折って片付け、長びつに入れて、部屋の外に運んでいった。

(この部屋、広いのに押し入れがないんだなぁ)

 そんな感想を抱きながら、まだ慣れない室内を眺めていた。


朝餉(あさげ)をお持ちしました」

 依がそう言って、マコトの部屋に、朝食を載せた膳を運んできた。

「おいしそうだね」

 マコトは、膳の上の料理を眺めながら感想を述べた。

 炊いた飯、焼き魚、野菜を煮たもの、豆などが載せられていた。

「いただきます」

 マコトは手を合わせ、一つずつ味わっていく。

「うん、おいしいよ。見た感じ、薄味かなと思ったけど、しっかり味付けされているし」

 その言葉に依は、ほっとした表情を浮かべた。

「ありがとうございます。お口に合うようでよかったです」

 依は嬉しそうに、マコトが食べていくさまを眺めていた。

「ん?依は食べないの?」

 マコトは気になって、依に問いかけた。

「私は後で頂きますので、お気になさらずに」

「……うーん、次からは一緒に食べようよ」

「えっ?!しかし、それは……」

 依は恥ずかしそうな表情を浮かべた。

「なんだか落ち着かないんだよね」

 マコトは軽く苦笑いした。

「そうでいらっしゃいますか……それでは、次からはそのように」

「うん、お願いね」

 依は恥ずかしさを取り繕うように話題を変えた。

「と、ところで、マコト様はこれまで、どのようなものを召し上がってこられましたか?私の方で作れるものでしたらご用意できますよ?」

「うーんと、和食は好きだよ。和洋中は何でも食べるけど、割とよく食べてたのはハンバーガーかな」

「はんばぁがぁ……」

「えーと、小麦……ってわかるかな、それを焼いて、お餅とせんべいの中間ぐらいの柔らかさなんだけど、その間に肉を挟んで」

「……肉、ですか」

 依の表情が少しだけ険しくなった。

(あ、この時代の人ってあんまり肉は食べないんだっけ。それに、依は巫女さんだから余計に)

「あー、フィッシュバーガーってのもあるよ。魚を油で揚げて、あと野菜も挟んで食べるんだよ」

「魚を油で、ですか……なんだか美味しそうに思えますね」

「うん、今度一緒に食べる機会……は、なさそうだから、材料を集めて作ってみようか」

「ふぃっしゅばぁがぁ……はい、楽しみにしていますね」

 依の頭の中には、さまざまな見た目が想像された食べ物が浮かんでいた。


 朝食が終わり、しばらくして、依がお茶を運んできた。

(湯飲みじゃなくて、お茶碗みたいな器なんだなぁ)

 マコトは両手で茶碗を持ち、お茶を飲む。

「ふぅー、お茶もおいしいね」

 その言葉に依は微笑んだ。

 二人はお茶を飲みながら、まったりと落ち着いたひとときを味わった。

「ところでさ、昨夜の話なんだけど」

 マコトは依の方を見て、話し始めた。

「なんで、神祇陰陽府(じんぎおんみょうふ)だっけ?君たちは月読尊(つくよみのみこと)を呼ぼうとしたの?」

 その質問に、依は姿勢を正し、答え始めた。

「そうですね、どこから話を始めましょうか。まず、神祇官(じんぎかん)陰陽寮(おんみょうりょう)という、それぞれ役目の異なる官がありました」

「神祇官って、依が巫女さんの服を着ているのからすると、神様を祀ったりするところなの?」

「はい、そのようなものですね。もう一つの陰陽寮は……」

「ああ、そっちは知ってるよ。式神を呼んだり、呪術を使ったり、あと占いもするんだっけ」

「お詳しいのですね。……そして、その二つが一つに合わさり神祇陰陽府になりました」

「なんで一つに合併することになったの?」

「それは、神と陰陽、それぞれの道を一にし……鎌倉に対する備えとするためです」

 依の瞳の奥に、揺るがぬ決意が宿っているように見えた。

「神祇官と陰陽寮が手を取り、同じ道を進んでいくために、共に頂ける神様へ祈ろう、という話になったのです」

「ああ……陰陽道って天文とか暦を扱うんだっけ。だから月読尊なのか」

「はい、そして、私たち――神祇官の方は、祈りを捧げることでよいと考えておりました。しかし、陰陽寮の方達は、神様をお招きし、その御力をお借りしようと考えました。そうして、昨夜の儀式が執り行われることになったのです」

「……それなのに、俺が来ちゃってごめんね」

 マコトは苦笑いした。

「い、いえ、そのようなことは……それに、神祇官の方々は、そもそも月読尊をお呼びするなど、失礼に当たるのではと思っておりましたので」

「じゃあ、遣い……なのかは、よくわからないけど、俺でちょうどよかったのかもね」

 少しおどけた言ったマコトに、

「ふふっ、そうかもしれませんね」

 と、依も笑って答えた。


 お昼を少し過ぎた頃、マコトは、

「ちょっと、京の街を歩いてみたいんだけど、いいかな?」

 そう、依に聞いてみた。

「ええ、マコト様のお心のままに。お供いたします」

「じゃあ、行こうか」

 そうして二人は、屋敷を後にした。


 屋敷を出たマコトの目には、立派な屋敷が建ち並ぶ姿が見えた。

「おおー、昨日は暗くてよく見えなかったけど、映画のセットみたい」

 マコトは周りを見た後、足元も見てみた。

「土の地面だ!」

「……?」

 依はマコトが変なところに感動している姿を見て、少し首をかしげた。

「依、ここって、どのあたりなの?」

「はい、その先が、大炊御門大路(おおいのみかどおおじ)烏丸小路(からすまこうじ)が交わるところですね」

 マコトは、頭の中で地図を想像する。

「えーと、大内裏(だいだいり)の東側あたりかな」

「はい、そのとおりです。お詳しいですね。京は初めてではないのですか?」

「ああ、うん、実は去年も修学旅行で来たことがあるんだよね」

(その時は班長になったから、めちゃめちゃ調べて分厚い旅のしおりを作ったんだよね。みんなからはちょっと引かれたけど)

「まあ、鎌倉からですと、さぞ長旅だったでしょう」

(新横浜から新幹線で2時間かからなかったけどね……)

 マコトはもう一度、周りを見渡してみた。

「このあたりは北東あたりか……とりあえず、南に向かって歩いていこっか」

「はい、お望みのままに」

「京の街は、結構調べて知っているし、去年は端から端まで歩いたよ。一条から十条まで」

「はて……十条?九条までしかありませんよ?」

(……あれ?ここって自分の知っている過去じゃないのかなぁ)

 マコトは疑問に思いながら、二人は南へ歩き出した。


「ここは二条大路かな。やっぱり道は結構広いね」

 マコトは感慨深げに周りを見た。

 それまでの屋敷が建ち並ぶあたりとは違い、それなりの人の姿が見えた。

「おっ、牛車(ぎっしゃ)だ」

 マコトは目を輝かせて眺める。

「牛車にお乗りになりますか?神祇陰陽府の方にお願いすれば、用意することは出来ますよ?」

「あ、いや、別にそこまでしなくていいよ。それに遅そうだし」

 二人はさらに南へ進んだ。


 三条大路を通過し、四条大路あたりに二人はやって来た。

「このあたりは思ってたとおり、人が多いね」

 人通りも多く、また軒先での物売りや、路上での露店も目についた。

「はい、京の中では、ひときわ人の集まるところかもしれませんね」

 依が少し大きな声で答えた。そうしないと、周りから聞こえる物売りなどの声にかき消えそうだった。

「しかし、道があちこちデコボコになっているね」

 マコトが足元を見ながら感想を言う。

「まあ、仕方がありませんね。商い人の荷車も引っ切りなしに通りますし」

 ちょうどマコトの目の前にも、荷車を引く人が通り過ぎていくところだった。

(アスファルトの舗装って偉大なんだなぁ)

 マコトは現代科学の素晴らしさを、改めて知った思いだった。

「露店で売っているものとかも見てまわりたいけど、帰りでいいかな」

「はい、では参りましょう」

 二人は四条大路を後にした。


 五条大路を抜けると、風景は一変し始めた。

 畑などが目に見えて増え、それ以外は空き地、崩れた廃墟のような家、荒廃した京の姿があった。

「このあたり、こんなに荒れているんだ……」

 マコトは驚くしかなかった。

「去年も京に来られたんですよね?」

 依はマコトに問う。

「ああ、うん、そうなんだけど……しかし、ここ、いつからこんなに荒れてるの?」

「さぁ、いつからでしょうか。源平の世より前にはもう荒れていたかと」

(何百年前なんだろう?)

794(なくよ) うぐいす 平安京?」

「まぁ、素敵な歌ですね」

「……」

「……続きは?」

「続き?ないけど?」

「えぇ……」

 依は物足りなさそうな表情を浮かべた。


「このあたりが六条大路なのですが……」

 依がそのように説明してくれたが、

「あまり整った道じゃないね」

「ええ……」

 道はかろうじて真っ直ぐに見えなくもなかったが、周りと同じように荒れ果てていた。

 そして、遠くの方には、浮浪者のような人が座っていたり、寝転がっているのが見えた。

「二条あたりと比べると、同じ京とは思えないね」

「まあ、京にもさまざまなところがありますね」

 などと二人が話していると、遠くの方から犬の鳴き声が聞こえてきた。

「ん?」

 マコトがその鳴き声がする方を見ると、野良犬が数匹ほど吠えながらこちらへ向かって走ってくるところだった。

「依、あれちょっとヤバくない?」

 依もそちらの方を見る。

 口からよだれを垂らしながら、一直線にこちらへ駆けてくる。

「そうですねぇ」

 依は落ち着いて答える。

「どうしよう?棒とか振ったら追い払えるかな?それとも走って逃げる?」

 マコトは不安そうに、依の顔を見た。

「いえ、それには及びません」

 野良犬たちがもう目の先まで近づいてきたとき、依はそれらに向かって鋭い目つきで睨み付けた。

「ひぇ……」

 マコトが先に、依の顔を見て怯えてしまった。

 睨まれた野良犬たちは足を止め、キャンキャンと甲高い声を上げながら、来た方向へ逃げ出していった。

「え、えっと、依さん?」

 マコトは依をうかがう。

「マコト様は、私がお守りしますのでご安心を」

 にっこり笑った依の顔を見て、マコトは、

(お、怒らせないようにしよう……)

 そう思うのだった。


 六条大路をさらに進んだ後、

(このあたりは東本願寺が建つところだよなぁ。もちろん今はないけど)

 マコトは西の方の荒れ地を眺めた。

「ねぇ、依、親鸞って知ってる?」

「……しんらん、ですか?……どこかで耳にしたような、そうでもないような」

(まだ有名じゃないのかなぁ)

 二人はその荒れ地を横目に、その場を通り過ぎた。


 七条大路を過ぎたところで、マコトは、ひとりごとのように言葉を漏らした。

「この辺は京都タワーが建つところかぁ。五重塔でもあったら面白かったんだけど」

「五重塔でしたら、ここから南西にある東寺にありますね」

 依はその方向を指差した。

「ああ、何もないから、ここからでも見えるね」

 マコトは感慨深そうに遠目で五重塔を眺めたあと、依と並んで再び歩き始めた。

 やがて荒れ地の広がる先に、ひときわ目を引く大きな屋敷が見えてきた。

(こんなところにも屋敷があるんだ。塀が崩れているけど、人は住んでいるのかなぁ)

 マコトがその屋敷を眺めていると、大きく崩れた塀から何かが転がり出てきた。

「ん?これは、鞠?」

 マコトは立ち止まり、不思議そうに鞠を眺めた。

 すると、同じく崩れた塀から、女の子が出てきた。

 女の子は、きれいに整えられた黒髪を背中ほどまで垂らしており、年齢は10代半ばのように見えた。

(こんな場所に、なんでこんな平安貴族みたいな子が?)

 その子は、淡い色の衣を幾重にも重ね、歩くたびに長い裾が静かに揺れる装いをしていた。

 その子が道に落ちた鞠を拾い上げると、視線に気づき、マコトの方を見た。

「えっ……なぜ、お兄さまがここに?!」

 そう驚きの声を上げた。


「お兄さま?」

 マコトは首をかしげた。

 依はマコトの方を見て、

「この方は、マコト様の妹でいらっしゃいますか?」

 と、聞いてきた。

「いや、俺は一人っ子だよ」

 マコトは改めて女の子の顔を見た。

(俺に生き別れの妹がいたんだろうか?親父に確認しようにも、もうスマホはないしな)

 女の子は、マコトの方へ少し歩み寄って、顔を眺める。

「とても、お兄さまにそっくりなのですが……」

「僕は君の妹じゃないよ、たぶん」

 マコトはそう答えた。

「確かに、顔はとても似ていらっしゃいますが、声が違うように思えますね」

 女の子は、少し寂しそうな表情を浮かべた。

「申し訳ありませんでした。人違いのようでした」

「ああ、うん、いいよ、気にしないで。世の中には三人似た顔の人がいるっていうし」

 マコトがそう答えていると、

「姫君さまぁー」

 屋敷の方から声がした。

「あっ、すみません。それでは私は戻りますので。失礼いたします」

 そう言って屋敷に戻っていった。

 マコトはその後ろ姿を眺めていた。

「依、あの子ってお公家さん……っていうのかな?」

「……ええ、まあ。それに、それなりの御身分の方かと」

「へぇ、こんな場所にねぇ」

 マコトは気にはなったが、

「じゃあ、そろそろ行こっか」

「はい」

 そう言って、その場所を後にした。


 二人は八条大路までやってきた。

「京都駅を通り越してしまったよ」

 マコトは感慨深く、振り返ってつぶやいた。

「駅ですか?このあたりに、馬を集め置くところはないと思いますよ?」

 依は周りを見回した。

(去年は新幹線でここに降りたんだよね。……ああ、そういえば、いまごろ学校のみんなは授業が終わった頃かなぁ)

 マコトは少し物思いにふけっていた。

(いや、それよりも、自分は死んで、どうなったんだろう?でも、本当に死んだのかなぁ)

 さらに考えが深く沈んでいきそうになった、そのとき――

「おいおい、こんなところに、巫女と子供がいるぞ」

 荒っぽい男の声が聞こえてきた。

 マコトは、はっとしてその声の方を向く。

 そこには、汚れて継ぎ当てだらけの粗末な衣を身にまとった男が三人、マコト達の方にゆっくり歩を進めていた。三人の腰には、刀のようなものをぶら下げているのが見えた。

(なに、こいつら?!ゴロツキ?また、ピンチなの?)

 マコトは依の方を見た。

 依はマコトを見て、微笑み返し、すぐに三人の方に目を向けた。

「その者ども、止まりなさい」

 先ほど野良犬に見せたのと同じ鋭い目つきを、依はゴロツキ達へ向けた。男達は少し驚き、歩みを止めた。

「なんだぁ?怖い顔しやがって」

 犬のようには、鳴いて逃げ出すことはなかった。

「なにか用ですか?」

 依はゴロツキ達に問う。

「へへっ、二人とも、いい身なりしてるなぁ。俺たちにも何か恵んでくれよ」

 ゴロツキ達はニヤニヤと笑う。

「与えるものなど、何もありません。すぐに立ち去りなさい」

「いやぁ、俺たちも、それじゃあ困るんだよなぁ」

 そう言って、ゴロツキ達は腰の刃物を抜いて構えた。

(ヤバい!?ヤバいよ?)

 マコトは依とゴロツキを交互に見た。

 依はため息をついた。

「仕方がありませんね」

 そう言って、依は胸の前で手のひらを合わせ、言葉を発する。

「清き月の御前にて、

 鳴神(なるかみ)の威を以て、

 穢れを祓う力を()(たてまつ)る。

 かしこみ(もう)す――天雷招来(てんらいしょうらい)!」

 言い終わるやいなや、空からゴロゴロといった音が聞こえたので、マコトは空を見上げた。

(あれ?さっきまで晴れていたのに、あそこだけ雨雲が)

 そう思ったとき、依が、

「マコト様、目を閉じていてください」

「えっ?あ、うん」

 言われるがまま、マコトは目を閉じた。

 瞬間、空気が爆ぜるような轟音が響き、同時に、目を閉じていても分かるほど、視界が白一色に染まった。

「……っ?!」

 マコトから声にならない悲鳴が漏れる。

 しばらくして、マコトは恐る恐るまぶたを開いた。目が慣れてくると、二人とゴロツキ達のちょうど中間あたりの地面が黒く焦げていた。そこから少し煙が立ちのぼっており、焦げる匂いが鼻をついた。

「ひ、ひいっ!」

 ゴロツキ達は腰を抜かしたのか、その場に座り込んでいた。

 依は何も言わず、男達を睨みつける。

「ひえええええぇ!!」

 うわずった声を上げながら、男達は立ち上がりながらも、這々の体で逃げ出していった。

 マコトは唖然としたまま、その光景から目を離せずにいた。

「さて、野良犬もどこかに行きましたし、そろそろ帰路につきましょうか」

「ハ、ハイ、ソウデスネ……」

 マコトは依を絶対に怒らせないようにしようと、心の中で誓ったのだった。

 夕焼けに染まり始めた烏丸小路(からすまこうじ)を、二人は歩き、足元に影を落として帰っていった。



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