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大器晩成にもほどがある。-永遠のレベル1と言われた僕の史上最低速のレベルアップ-

作者: 士口 十介

 僕の名前はスティブラー・スイフト……いや単なるスティブラーか。


「このスイフト家は速さを尊ぶ。お前のような愚図はいらぬ!勘当だ!追放だ!言語一切、スイフト家を名乗ることは許さん!」


 一応、父親となっているカルタス・スイフトから絶縁されスイフトの名を名乗ることは出来なくなったのが15の時。それ以来、十年……何とか今日まで生きてきた。


 しかし今、僕の命が尽きようとしている。


 目の前にはオーガの集団が腹を空かせ涎をたらしながらゆっくり近づいてきている。

 手には灯りライト等の光の呪文がほぼ無制限に使える杖ただ一つ。

 僕が立つ場所の両側は切り立った崖になっていて天井は高すぎてかろうじて見えるぐらい。

 逃げようにも今いる場所からこの階層の出口まで少し高い崖を登らなくてはならない。僕の身体能力では登ろうとしている間にすぐに追いつかれるだろう。

 それに追いかけるオーガ共の後ろには更に強力な何かがいるのが感じ取れた。



「”永遠のレベル1”でもこれまで雇ってやったんだ。この辺りで恩を返してもいいじゃないか?」

「そうそう、さっき拾った小汚い“灯りの杖”はお前に餞別としてくれてやる。精々それで抵抗してみるんだな。」

「ご愁傷サマー。アバヨ!」


 これは囮にして逃げて行った探索者達の言葉だ。いつもの様に臨時に雇われただけなのだがここまで酷い扱いをするとは思わなかった。


 僕は“永遠のレベル1“と揶揄される単なる荷運びである。

 “永遠のレベル1“と言われる原因は僕が持つユニークスキルに関係があった。

 ユニークスキルは十五歳の洗礼の時に発現したスキルで二つある。


 一つは

 大器晩成:レベルアップに必要な入手経験点が1/5になる。代わりにレベルアップ時のステータス及びスキルポイントが5倍になる。


 もう一つは

 節制:七元徳スキル。レベルアップに必要な入手経験点が1/5(切り捨て)になる。代わりにレベルアップ時のステータス及びスキルポイントが5倍になり、上昇するポイントは常に最大値。


 レベルアップが遅いがステータスやスキルポイントが少しも多くならない。これでは特典が無いのと変わらない様に見えるが、入手経験点は討伐した相手とのレベル差で修正を受ける。レベルアップが1/5になるが、低レベルで5倍のレベルの者と同じステータスを持っている事で5倍のレベルの者を相手にすることが出来る。つまり経験点に修正が入るのだ。つまり、このスキルを持つ者はジャイアントキリング(低レベルで高レベルを倒す)を容易にするのだ。


 僕もこの二つのスキルをもらった時は気楽に考えていた。

 全てのスキル(ユニークスキルも含めて)同じ効果は重複せず効果の大きいものが優先される。だから同じ効果である1/5は重複せず一つだけ適用されると思っていた。

 その考えが間違いであると判ったのはゴブリンを倒した時の事だ。


 ゴブリンの経験点がおよそ10。スキルの効果で1/5になっても経験点は2入る。

 レベルを1から2にするのに必要な経験点は100。普通の人ならゴブリン十匹でレベル2になるが僕は違う。予想ではゴブリンを五十匹ほど倒せばレベル2になる予定だった。


 しかし現実は非情である。

 何匹ゴブリンを倒しても、それこそ百匹以上倒しても僕のレベルは上がらなかった。ゴブリン百匹というのが判り難いが、普通の人ならレベル7ぐらいに上がっている。一桁台のレベルはとても上りやすいのだ。


 何故レベルが上がらなかったのか賢明な者なら気づいていた事だろう。

 これは大器晩成の1/5と節制の1/5が重複して1/25となっているのだ。大器晩成は入手経験点を1/5にする。対して節制のスキルは入手経験点を1/5(切り捨て)になる。つまり大器晩成の1/5と節制の1/5は違う効果と言うことなのである。その上ご丁寧に端数は切捨てだ。


 そして、大器晩成と節制の効果を受けるのは戦闘だけではない。

 普通、何か仕事をすれば何らかの経験点を得ることが出来る。仕事で得ることのできる経験点は微々たるものだ。大器晩成と節制の効果はその極わずかな経験点も1/25切り捨てにする。その為、どんな仕事についてもその仕事に関するレベルが上達することは無い。


 その事が父親の耳にも入ったのか日を置かずに勘当された。


 そして運が悪いと言うべきか、ゴブリンを倒す時に探索者の人たちにその事を知られてしまった。

 彼らの情報網は広いのと僕のスキルが珍しいこともあって僕の情報はまたたく間に広がったのだ。


 かくして僕は”永遠のLv1”として探索者たちだけでなく街中の人に知られる事となった。そんな僕にできる仕事は探索者連中相手の荷運びしかなかったのだ。


 長々と解説してしまった。

 オーガ共がゆっくり近づいてきているのは僕がいま手に持つ“灯りの杖”を警戒しているためらしい。その証拠に杖の先を向けたオーガの動きがとまる。

 これはチャンスではなかろうか?“灯りの杖”を警戒するのを利用して何とかしてオーガ共から逃げることが出来るかもしれない。


 しかし出口は崖の上、崖は僕が飛び上がってかろうじて手が届くかどうかという高さだ。それに、なんとか手が届いたとしてもオーガに接近されれば終わりだ。

 そうならないようにするには……。僕は手の中にある“灯りの杖”をじっと見た。

 この杖の明かりの魔法をオーガの顔にかけた場合はどうだろうか?

 “灯りの杖”の光は結構眩しい。うまくいけば目くらましになって崖を登る時間を稼げるかもしれない。それにこの“灯りの杖”は結構な長さがある。この杖を踏み台に出来ないか?


 僕は意を決すると“灯りの杖”をオーガ共に向けた。


光あれライト!」


 オーガ共は突然の光に目がくらんだらしく一様に目を瞑っている。


(よし!今のうちに杖を踏み台にして登り脱出だ!)


 だがしかし、運命は異なる選択をもたらす。

 “灯りの杖”は僕を囮にした探索者が言っていたように小汚い杖だ。かなり古びていたのか僕が体重をかけただけで杖の中程から少し高い音を立てて折れてしまった。

 ただ単に折れただけなら足を踏み外した形で落下するのだがこの時は違っていた。

 杖の折れた場所を中心に暴力的なまでの光の奔流が辺りに撒き散らされる。

 その光の奔流……いや衝撃波と言うべき力は僕を押し上げた。とてつもない衝撃波だったが昇ろうとしていたのと進行方向に何もなかった為か天井近くまで大きく打ち上げられた形になった。

 しかし、幸運はそれまでの様だ。


(これは……死ぬな。)


 当然である。

 目の前にある天井は先ほどまでいた場所からはかろうじて見えるぐらいの高さだ。

 その高さから地上に落下した場合どうなるか想像するに難くない。


 天井付近まで打ち上げられ自由落下し始めたその時、僕は何故か言いようのない高揚感に包まれた。


(?これはいったい……。)


 自由落下する僕の体は速度を増してゆく。耳の横を風が横唸りを上げて通り過ぎる。しかし、僕には恐れが無かった。と言うよりも……。


(これ着地できそうな気がする……いや出来る!)


 次の瞬間、僕は直立不動の姿勢のまま地面に降り立った。

 足が地面に触れた瞬間、轟音と土埃が舞い地面に丸く大きな窪みを作ったが僕の体は何ともなかった。


(何が起こった?いや、それよりも……。)


 僕は天井を見上げた。僕の目に映る天井はどう考えても傷一つなく着地できるほどの高さではない。

 呆然と立つ僕に空気を割るような怒号と辺りを凍り付かせるような殺気が送られた。

 オーガ共の後ろから感じた何かが僕に向かって吠えているのだ。


「オーガ……ロードか……。」


 オーガ・ロードはオーガの中でも最上位種であり、倒すためには高レベルの探索者でさえ苦労すると言う魔物だ。その魔物が僕に対して吠えているのだ。

 そのオーガ・ロードの体には何かの勢いで潰れた物がべっとりとついていた。


(あれはオーガ!まさか!)


 慌てて周囲を見渡すと両側の切り立った崖にはオーガであった魔物の体がへばりついていた。

 先ほどの爆発で崖に叩きつけられ絶命しているのは一目瞭然だった。


(オーガさえ叩きつける光の奔流……そうか!ファイナル・ストライクか!)


 ファイナル・ストライクは魔法の杖特有の効果である。

 魔法の杖を折ることで内部にため込まれていた魔法のエネルギーを一度に開放する。

 その為、残りチャージ数が多い杖ほど多くの力が解放されるのだ。


(“灯りの杖”はほぼ無限と言えるぐらいのチャージはあった。その魔法のエネルギーを一度に開放したおかげでオーガ共を一網打尽に出来たのか。なら、先ほどからの高揚感は……。)


 僕は“ステータス”とコマンドを唱え急いで自分のレベルを確認した。

 “ステータス”と言うコマンドは洗礼の時から使えるようになる自分のレベルや能力を確認するためのコマンドだ。

 僕が確認したレベルの表示にはいつもの“1”と言う数字ではなく“2”と言う数字に変化していた。


「レベルアップだっ!」


 僕の突然の叫びにオーガ・ロードは驚いたのか動きを止めた。


(今だ!今の内に一般的なスキルを取らなくては……。)


 一般的なスキルはユニークスキルとは異なり関連した項目を訓練することでレベルが上がることがある。

 それ以外の方法ではスキルポイントを消費してのスキルレベルアップなのだ。


 僕はすかさず体術のスキルレベルを10まで上げる。

 スキルを極めたものは更にスキルのレベルを上げているがポイントの割り振りで上げることのできるレベルは10が限界だがレベル10というのは名手と言われる実力がある。

 僕は続いて格闘術をレベル10、探知をレベル5にする。

 レベルアップで得たポイントはこれで使い切ってしまったがオーガ・ロードに対抗できる手段を得ることが出来た。


 オーガ・ロードは僕を強敵と認識したらしく地面の砂礫を巻き上げながら突進してきた。


「遅い!」


 レベルアップを果たした僕の目にはオーガ・ロードの突進でさえ遅いものに感じられた。

 僕を倒そうと渾身の力で振り上げ叩きつけられた拳は地面の岩石を粉々に砕く。が、僕は軽く風の様なステップで躱した。

 オーガ・ロードともなれば体は人間の倍ぐらいの大きさがある。しかし、今は拳を地面に叩きつけたため丁度良い位置にオーガ・ロードの顔があった。

 僕は膝を軽く落とし拳を握りしめると少し斜め上にあるオーガ・ロードの顎に向かって拳を突き上げた。

 拳は音速を超えたらしく衝撃波を伴ってオーガ・ロードの顎に吸い込まれてゆく。

 衝撃波の轟音と共に僕の拳を受けたオーガ・ロードは首をくの字にへし折られ絶命した。音速を超える一撃を受けても首が千切れ飛んでいないので流石オーガ・ロードと言ったところだろうか。

 オーガ・ロードを倒したことで再びあの高揚感が訪れた。


「レベルアップか……。よし、そうとなればスキルの習得だ。たしかあの魔法系統も取れたはずだ。」


 僕は時空魔法のスキルを10まで上昇させた。

 時空魔法はレベル1で脱出エスケイプ、レベル3で亜空間倉庫アイテムボックス、レベル5で加速ヘイスト、レベル7で減速スロー、レベル9で転移テレポートが使えるようになる。

(レベル10まで上げたのは消費精神力を軽減するためだ。)


 僕は亜空間倉庫アイテムボックスにオーガやオーガ・ロードを収納すると転移テレポートの魔法を唱えた。

 目の前の空間がぐにゃりと曲がりギルドのカウンターの近くまで転移できたようだ。


 ギルドのカウンターの前では僕を囮にした探索者が受付の女性に喚き散らしているところだった。


「だから、さっきから言っているだろう!あの荷物持ちは恩威を感じたのか自ら進んで囮になったんだよ!」


「ですが、スティブラーさんの性格から判断すると自ら囮になるとは考えにくいのですよ。彼はあなた方よりも長く当探索者ギルドに所属しているのです。どちらかと言うとどうやって逃げることができるかを考える方だと思います。」


「長くても関係ないだろう!奴は逃げることが出来ないと考えてお取りを買って出た!それだけだ!」


「そうだ!そうだ!奴は囮を買って出たんだ!」


「ですが何度も先程から言っている通り……あ、スティブラーさん!」


 ギルドの受付嬢は転移してきた僕を目ざとく見つけた様だ。話題の人物を見つけたことで受付嬢はホッとした顔をしている。

 その受付嬢の顔とは正反対に口を開けてぽかんと締まりのない顔をしているのが僕を囮にした探索者たちだ。


「な、なんで生きてやがる……。」


「そ、そうだぞ!恨んで化けて出るなら囮にしたこいつにしろ!」


 仲間の一人がリーダーである探索者を指差した。


「ちょ!お前何を言って!」


「そうだ!そうだ!こいつが元凶だ!」


 もうひとりの探索者も同じ様にリーダーを指差した。人を囮にする様な者は簡単に仲間を裏切るし仲間から裏切られる。その様子は実例を見ている様だった。


「違う!違う!だいたいお前がなんで生きてるんだ!あのオーガから生き残れるはずはない!……そうか!お前他のパーティに助けられたな。」


 リーダー格の男が僕に詰め寄ろうとするが受付嬢が咳払いをしてそれを制した。


「……スティブラーさん。詳しい話をお伺いできますか?」


 そこで探索者の三人が割って入る。


「いやいやいやいや。こ、これはパーティ内の事だから。」


「そうそう。ここはパーティメンバーである俺達に任せて……。」


「な、お前もそう思うだろ?」


 そう言ってリーダー格の男は僕の方をぐっと掴んだ。

 僕が首を傾げていると何を考えているのかリーダー格の男は顔を真赤にしながら力を込めているようだ。

 僕は男の手を掴むとゆっくりと引き剥がしていった。


「どう言い繕ってもあなた達が僕を囮にしたことは疑いのない事実ですよ?」


「ち、畜生!こいつなんて力だ!離しやがれ!」


「……それで力を入れているのですか?力を入れるのならこのぐらい……。」


 僕が軽く手に力を込め男の手を握ると枯れ枝を踏みしめる様な音が辺りに響き渡った。

 それも一度ではない。連奥して響いていた。


「うぎゃぁあああああ!俺の手がっ!」


(あれ?加減を間違えた?にしても弱すぎるような……?)


 これは当然のことである。男のレベルは高く見ても15ぐらい。レベルアップ時の各ステータスの上昇値は1から5の値をとる。14回のレベルアップで上昇する値が常に最大値を引いたとしても70。

 それに対し僕はレベルアップで上昇する値は最大値の25倍となるので125。二回のレベルアップだから250になっているのだ。

 これはこの男が最大値を引いていた場合の計算だ。実際は50前後といったところだろうか?

 つまり僕とこの男には能力値として三倍から五倍の差があるのだ。


「野郎!”永遠のレベル1”の分際で!これでも喰らいやがれ!」


 彼らの仲間の一人が拳を振り上げ襲い掛かってきた。しかし、遅い。オーガ・ロードでも遅いと思ったのだ。それよりも弱い彼らの拳は地を這う亀のように感じられた。


(……とりあえず軽くジャブで牽制するか。)


 僕は襲い掛かる男に軽くジャブを放つ。鋭い風切り音と乾いた打撃音がすると男は膝から崩れ落ち仲間の方へ倒れ掛かった。


「うわああああああああ、顎が!顎が砕かれてるぅ!」


 残っているまだ無事な男が倒れ掛かった男を抱きとめたが顎の砕けた仲間を見てしまったらしい。彼は呆然自失の状態の様だ。


(そう言えば残っている男が“灯りの杖”をくれたか……。まぁ、あの“灯りの杖”があったから助かったようなものだ。それに免じて彼への追撃は許しておくか。)


 僕は呆然自失な男を無視し受付嬢の方へ向きなおした。


「すみません。ダンジョンで手に入れた魔物の死骸の買い取りは出来ますか?」


「え?魔物の死骸の買い取りですか?物にもよりますが大抵の物は買い取れると思いますよ。いったい何なのですか?今話にあったオーガかしら?見てみましょうか?」


「そうですか。それは助かります。持ってきた死骸はオーガ・ロード何ですけどね。」


「え?」


 問い返すような受付嬢の言葉を気にもせず亜空間倉庫アイテムボックスからオーガ・ロードの死骸を取り出した。


「これなんですけどね……。」


 亜空間倉庫アイテムボックスから取り出した拍子にオーガ・ロードの折れた首がぐらりと後ろに倒れこんだ。逆さまになった姿は呆然自失の男を恨みがましく睨んでいるように見えた。


「くぐはぅ!!」


 あまりの恐ろしさに男は口から泡を吹き倒れてしまった。よく見ると男の股間の方が濡れたように黒くなり少し盛り上がっているように思える。

 受付嬢はそのような状態になっても我関せずといった様子だ。


「ここでは査定できないのでギルドの裏の方へ持ってきていただいてもかまいませんか?」


 結局、オーガ・ロードはギルドの裏手にある解体場で査定を受けることになった。

 オーガ・ロードの状態は結構良かったらしく金貨50枚にもなった。

 僕はそのお金を受け取ると足早に宿に向かった。

 大金を持っている事もあったが、それよりも残ったポイントでスキルを取る為に足早に向かっているのだ。


 僕が宿屋に戻り一人スキルは何を取ろうかと考えているとちょっとした疑問が浮かんだ。


 今現在の僕のレベルは3だ。今日、倒したあの三人組はレベル15ぐらいだったはず。それならレベル差の分で経験点がもっと入っているはずなのだが……その形跡はなかった。


 僕は腰を落ち着けてじっくりとステータスを観察する。


 ”大器晩成(大)”


 なんだ?スキルの表示に”(大)”が付いているぞ?


 僕は嫌な予感がしてスキルの説明に目を通した。


 大器晩成(大):レベルアップに必要な入手経験点が1/10になる。代わりにレベルアップ時のステータス及びスキルポイントが10倍になる。


「1/10……。」


 僕は絶句した。

 だってそうだろう。一つのスキルで1/10だという事はもう一つのスキル”節制”と合わさって1/50になるということだ。しかも節制の切り捨てはなくなっていない……。


 まったく


 大器晩成にもほどがある。


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