椿姫
掲載日:2020/02/04
前回の続き。
お茶会で、誰かが「椿姫」の話をしたことがあった。
「あんた、教養あるのね」
「おシモはポンコツだけど、オツムはばっちり」
「あはは!ヤバい。笑ったときにチビった」
「椿姫って、肺結核だったんでしょ?咳が出たときに、おしっこがもれたりして」
「あの頃は紙パンツなんてなかったよね」
「ドレスの下は布おむつ?」
「ふつうのパンティーじゃ無理よね」
「においは香水でごまかしたのかな」
「後で寝たきりになったんでしょ?」
「そうなると、おむつしかないわね」
「ババアならともかく、おばさんで寝たきりはお気の毒」
「私たちはまだよかったのかな」
翌朝・・
1人がおねしょしていた。
「わぁー、おむつからもれてる」
「吸水シーツを敷いたのが正解」
「おむつのにおい、かがせて」
「やだー」
「いいじゃない。乙女の香りだから」
(続く)




