プロローグー独り語りー
初めまして、烏峰鴉です。
今回の作品が私の処女作になります。
楽しんでくれるとありがたいです。
鴉が運ぶのは不吉と謎。
精一杯書いていきます。
僕/オレにとって毎日が日常/非日常だ。
一般的な視点から見るとそうでもないのかもしれない。
毎日毎日同じような日々が続くなんてことはない、というのが一般論であろうか。
だけど、僕/オレには関係のない話だ。
どこで起きたのか、誰がどんな影響を受けたのか。
例えば、名前も知らない国で通り魔が起きたらどう生活が変わるのか?
答えは簡単、『変わらない』だ。
所詮それは他人事だ。知っていても話題の種にしかならないようなどうでもいい話でしかない。
けど、誰か、自分と親し人が被害にあった場合はどうだろうか。
いつもの日常は一度終わり、新しい日常が始まる。その間に非日常が挟まれる。
それが普通。絶対的に普遍的なまでにそう決まっている。
だけど、僕/オレには、日常/非日常しか存在しない。
矛盾してる?
まあ、そうだと思うよ。僕/オレは一般とは違う。
僕/オレにとって非日常/日常は遠い存在だからだ。例え自分の周りで起こった非日常/日常であろうとも。
ここまで長々と語ってきたわけだけど、理解してはいないだろうね。
...実際に見てもらった方が早そうだ。
見たくない、興味ないって言う人は帰っても構わないよ。
何故なら、今から始まるのはなんの変哲もない、僕/オレの日常/非日常なのだから。