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サビ付き英雄譚【打ち切り】  作者: アッキ@瓶の蓋。
再生と払拭の灰の書

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32/90

白の書&黒の書・参考記述

【これまでのあらすじ】

《第1章ー人形と怠惰の白き書ー》

【第1部「なぜ騎士団長は志半ばにて死んだのか」~第15部「その言葉は誰に届くのか」】


〇風の国ヴォルテックシアの騎士団長のジェラルド・カレッジは、森に現れた錆人形(ラスティードール)の集団を排除する為に親衛隊を率いて排除に向かう。

〇しかし、《蒼炎》という青い炎を操る化け物に殺され、自分の身体を持って行ってしまわれる。


〇女死神の力によって、錆人形の身体を手に入れたジェラルド。

〇身体についた錆を落とすため癒しの泉ヘイロンに向かう。

〇奴隷馬車にて、龍人の奇形児であるアケディアと出会う。


〇癒しの泉ヘイロンで身体の錆を落とす。

〇ラスティードールの死体に灰色の紙飛行機が落ちて、ウルフヘズナルというバケモノへと変わる。

〇錆人形の特性を理解したジェラルドによって、ウルフヘズナルを撃退する事に成功する。

〇女死神はウルフヘズナルとの戦闘でダメージを負って、死者の国へと帰って行った。



《第2章ー誤解とダークエルフの黒の書ー》

【第16部「次に繋げるためにどういう選択するのか」~第31部「彼女とどれだけ近付けたのか」】


〇ヴォルテックシアに行くため、ジェラルドとアケディアの2人は馬車に乗せて貰う。

〇馬車にあった「研究用資料」という箱から、青い炎の刺青を付けたダークエルフ、ラースを発見する。

〇ラースを注文したのは、【ツバイト村古代文献研究施設施設長】のユーリ・フェンリー。


〇ラースに話を聞くと、妖精の友達であるインヴィディアに対してユーリ・フェンリーが青い炎の刺青を施し、そしてインヴィディアが3日前から居なくなってしまっていると。

〇ジェラルドは協力を申し出るも、なにか裏があるんじゃないかとラースは拒否。ジェラルドは自身の救済の意思について考え始める。


〇考えが纏まらないジェラルドは剣を振って、鍛錬をして頭をすっきりしようと考える。

〇魔力の訓練のためにウルフヘズナルの右腕に取り付けて、魔力の鍛錬のために瞑想をする。

〇その際に、身体から漏れ出した魔力が青い炎として出ていた。←これをラースが目撃。


〇次の日、ジェラルドをラースが問い詰める。

〇そんな中、青い炎をまとった巨大狼がハイエナウルフ達と共に襲い掛かり、アケディアを誘拐する。


〇アケディアを探しに行くジェラルドとラースはそこで一応の意気投合を見せ、巨大狼が居るとされる雪山へと向かう。

〇雪山で巨大狼に追いかけられるアケディアを発見、その後ろに雪崩。


〇ジェラルドの提案により、ラースがアケディアを弓で撃って、アケディア自身を巨大狼にぶつけて撃退。雪崩も巨大狼の青い炎で消す。

〇ツバイト村へと辿り着く。←今ここ。



次回。

《第3章ー研究者と妖精の緑の書》



【キャラクター】

〇ジェラルド・カレッジ

 風の国ヴォルテックシアの騎士団長で、マルティナ姫様など王族に強い忠誠を誓っている。剣術の才能しかなかったので、剣を極めている。《蒼炎》に身体を奪われ、女死神の力を借りて魔物である錆人形の身体を使って蘇って、《蒼炎》を倒すために旅をする。

 基本的に考えるより行動という信条であり、人を助ける事を当然だと信じている。魔物である影響なのか、段々感情が薄くなっている。

 錆人形の身体は他の魔物の身体をパーツとして取り込む事によって、その力を自分の力として取り組む事が出来る。


〇女死神

 顔が見えないくらいにまで深々と被った漆黒のローブに身を包み、スラッとした170cmくらいの女としては高い身体つきとそれに似合う長い手足の、幻想的な雰囲気の女。ぷかぷかと浮かんでいて、キツネの仮面を付けている。手に大きな銀色の鎌を持っている。

 《蒼炎》を捕まえに来るも、道に迷って《蒼炎》を捕まえるのに失敗するほど常識などが薄い。ヴォルテックシア王国に入れないために、ジェラルドと協力体制を取る。魔法技術が非常に高い。


〇アケディア

 身体は少女と思われるくらいに小柄、だがそれに似つかわしくないほど大きい、成人男性と同じくらいの大きさの鱗に覆われた両腕。その緑色の硬そうな鱗は彼女の身体全体を覆っている。

 龍人の奇形児。謝り続けるなど基本的に自分が悪いと思っていながらも、とりあえず謝れば良いんじゃないかと思っていて、ジェラルドは彼女の精神は歪んでいると思っている。戦闘のみならず、全てにおいて消極的でやる気がない。

 その分、異常なほど防御力が高く、また寒さや熱などの温度にも強い耐性がある。


〇ラース

 無口で、小柄な人形のような少女でダークエルフ。自分としては「エルフは成長が遅いだけ」と思っているが、ミルクなど常に身長を高める努力をしている。弓の腕だけは自信があり、訓練では誰もが羨むほどの結果を出せる優等生。だが本番の際には緊張のあまり実力を発揮出来ない。

 昔、友人のインヴィディアを間違えて弓で撃った経験から、実戦で相手を見て撃つ事が出来なくなるトラウマを持っている。自分の信念を大事にしており、思い込んだら一直線。


〇ガヤ&ボヤ

 2人組のチンピラ。ジェラルド・カレッジの名前を語った《蒼炎》によって大量の奇形児を王都に運ぶ予定だったが、集魔草によって集められた魔物で命を落とす。


〇商人

 ツバイト村まで【研究用資料】としてラースを届けに行く予定があった商人。ジェラルドとアケディアを馬車に乗せる。


〇ウルフヘズナル

 《蒼炎》の魔力が宿った灰色の紙飛行機がラスティードールと融合して生まれた生物。

 身体が破壊されようとも、本体であるラスティードールの身体が一部でも残っていれば、魔力が宿った火炎にて身体を再生する事が出来る。

 本体である《蒼炎》と通信する事は出来ず、ただ周囲に残った生存者を排除するため存在する。


〇巨大狼

 ハイエナウルフが謎の力によって狂暴化した姿。

 巨大な身体と見に纏った青い炎を使い、ハイエナウルフを操って攻撃する。異常にラースに執着する。


〇《蒼炎》

 ジェラルドの身体を奪った男。青い炎を操る。女死神曰く、国家転覆を何度も行った凶悪な犯罪者。現在はヴォルテックシアの王都に居る。


〇マルティナ姫

 ヴォルテックシアの王都の姫で、ジェラルドを信頼している。


〇ルルゲイル

 騎士団の中でも長物、つまりは槍などの武器を扱うことに対して長けている女騎士。ジェラルドから戦闘指南を受けており、彼の事を隊長として尊敬している。


〇インヴィディア

 妖精で、ラースと仲が良い。ユーリ・フェンリーに連れて行かれてしまった。


〇ユーリ・フェンリー

 ツバイト村古代文献研究施設の施設長。ラースとインヴィディアに青い炎の刺青を施し、青い炎を操る事が出来る。ラース曰く、毒を主に使うらしい。


【主な舞台】

〇ヴォルテックシア

 風の国。火の国、水の国と並ぶ三大国の1つであり、風の大魔石フェルス・ヴィントを有する大国。


〇フランメシア

 火の国。風の国、水の国と並ぶ三大国の1つであり、火の大魔石フェルス・グルートを有する大国。


〇シュトルーデルカ

 水の国。風の国、火の国と並ぶ三大国の1つであり、水の大魔石フェルス・ヴァッサーを有する大国。


〇癒しの泉ヘイロン

 元々はただの池でしかなかったが、数年前に数匹の妖精達がその泉の中に投身自殺するように何匹も、泉に癒しの魔力を持って死に続けたために生まれた回復の場所。ジェラルドの身体の錆を落とした。


〇ツバイト村

 近くにある山で採れる黒い鉱物と、近くで牛や鶏などを飼育しているだけの、二、三十年前までは特に見所もない普通の村であったが、二、三十年前に飛来した四角い謎の物体が空から落ちてきた村。

 ユーリ・フェンリーが施設長を勤める古代文献研究施設がある。

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