今どきの小学生
この話はとある小学校で起きた…ノンフィクションです。
その小学校にA君という男の子がいました。
A君にはB子さんという片思いの子がいました。
ある日の事、C君がA君に言いました。
「俺、B子と幼なじみで、B子はお金をもらうと喜ぶんだよ。」
A君は元々話が苦手で、親友と呼べる友達はいません。
学校だけの友達もあまりいなかったので、C君の言う事を真に受けて、500円を渡しました。
これに味をしめたC君は、A君とB子さんはクラスも違うし、Aは話も苦手で、俺を信用しているから大丈夫だろうと、2回目には1,000円、3回目には1,500円と金額を吊り上げて要求しました。
そしてA君はまんまと、約10日間の間に、金を渡し続けました。
そんなある日、何かA君の様子がオカシイと思った4回目の1,500円をA君がC君に渡した日の夕方、A君の母親がA君を問いただし、この件が発覚しました。
A君の両親の話によると、友達がいなかったA君は、こんな事があっても、遊んでくれるC君を疑いませんでした。
皆さんはどう思うでしょうか? A君がバカだったのでしょうか?
大した金額じゃなくて良かったね、終わり…でしょうか?
私は、子を持つ親として、この話を聞いて、最初に思ったのは…小学生の内から、そんな事が居るのが信じられない!
でも…事実でした。
信じられない子が居たのです。
「小学生版オレオレ詐欺」とでも言いましょうか…とても恐ろしい事件だと思います。
犯罪の若年化! あなたのお子さんは、加害者ですか?
被害者ですか?
家の子に限って…………。
あなたの知らぬ間に、事件は起きているかも知れません!!
どうぞ、お気をつけ下さい。