表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

3話 ナカマダイジ

「う、う〜ん…あれ俺…生きてる…??」


目を覚ますと、俺は森の中にいた。どうやらここで寝てたみたいだが、落ちたところは草原のはず…なぜ…?


「あっ、目覚めましたか!」

「え、と…。キミは…?キミが助けてくれたのか…?」

「はい、そうですね!私、翼魔族(ハーピィ)のカミラと申します!魔王様!!」

「―――魔王様?」


カミラと名乗った少女は俺のことを魔王と呼んだ。…俺が魔王?あの王野郎には悪魔だとは言われたが…、第一俺は元の世界だとちゃんと人間やってたぞ…?


「あ〜その、何で俺を魔王って…?俺、別にそういうんじゃ…。」

「またまた〜。私を試してらっしゃるんですか?()()姿()を見れば魔族なら誰でも分かりますって〜。」

「あ、あの姿…??」


マジで心当たりがない。人違いなんじゃ…?いや流石に違うかな…。それにしたって分からなすぎて怖い…。


「あ〜……自覚ない感じですかね…?魔王様が草原に着地する直前、全身が黒く染まりまして、そのすぐ後地面に衝突したんですけどダメージが無かったんですよ!これが魔族の村に伝わる魔王様像とそっくりで!」


そうなの…?俺そんな事してたの…?黒に染まるってなに…、めっちゃカッコいいじゃん…。あ〜〜見たかった!まぁ、それはそれ。とりあえず、早く戻ってアオイと合流して王様一回ぶん殴らねぇと…。


「ん〜なるほど。オッケー、助けてれてありがとう。最後に、王城ってどっちにあるか教えてくれない…?」

「王城なら、ここから南東でウライ大陸の中央にありますが…、向かうんですか?」

「あぁ。」

「――なら、私もついて行かせてください!」


あ、マジで?てっきりここら辺住処にしてると思ってたんだけど。ついてくるだけなら全然いいけども…。


「まぁ良いけど…。ちなみに、なんで?」

「魔王様、多分ですが王城から飛ばされた感じでしょうし色々思うところはあるでしょう?私も…いや、私たちもこの国には魔族というだけで故郷を奪われた恨みがあったりするので色々鬱憤が溜まってるんです。なのでついてって発散したいなぁ、と!!」

「あ〜なるほど…?」


故郷奪われたって何それ怖い。急に重い……。ていうか、この国そんな事してんのかよ!?結果論だけど従う事にならなそうで良かった〜。


「それじゃあ、ついて行かせていただきます、魔王様!」

「あー、俺の名前はカナタだ。そう呼んでくれ。それと、敬語もなるべく外してくれると助かる。」

「…?えと、なんででしょう…?」

「いや、ついてくるってことはもう仲間だろ?仲間とはなるべく対等でいたいじゃんか。」

「なるほど…!!りょうか…いや、分かった!ハルキ様!!」

「あ、様は付けるのね」

カナタ:知らない間に暗黒に染まってたらしい

カミラ:過去が割と重めなようでそんなに重くもない

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ