表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

夜叉ヶ池の子

作者:七泉
「かつてこの地に人は住んでおらず、龍が住んでいた」
白山中宮社に仕える巫女・有馬はそう語る。
「その龍を、先々代のご領主様が封じ、この地を人の住める地に開かれたのじゃ」

龍が封じられた池は、封印の儀を執り行った巫女の名にちなみ、“夜叉ヶ池”と呼ばれる。
龍の祟りを恐れた村人たちは、池に近づこうとはしなかった。

だが、ひとりの女が夜ごと、夜叉ヶ池へと向かっていた。
村はずれに住む、美しい女・エツ。
彼女は子宝を願い、夜毎に池へ通い、祈りを捧げていたのだ。

やがてエツは男児を産む。

「夜叉ヶ池にお百度をして子を授かるとは……」
巫女・有馬は予言する。
「きっといつか、この村によからぬことが起こるであろう」

やがて村を、大旱魃と飢饉が襲う――

エツとその子・千太。
夜叉ヶ池の龍神、そして村人たちを巡る、数奇な因縁の物語。

※本作品は中世日本を舞台にしたフィクションです。実在の人物・団体・地名などとは一切関係ありません。
※作中には現代では不適切とされる表現や差別的と受け取られかねない言葉が含まれる場合がありますが、当時の時代背景や風俗を描写するためのものであり、差別や偏見を助長する意図は一切ありません。
※無断転用を禁止します。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ