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切符を拝見します

今回はいつもに増して文字数が少ないです。毎回毎回、文字数が少なくて申し訳有りません。それでも興味を持ってもらえると大変幸いです。

「つって、出れねぇし。どうせ行き場所なんて無ぇんだからさっさと来いっ!!」


ー一悶着後ー

「とっこっろっで〜、なーんでこの列車に乗れたんだ?」囚時は苛立ちと困惑の入り混じった様子で語りかける。

「私だって知らない。だって飛び降りしたら気付いたらここにいて、、、私だってちゃんと死にたかった」そうどこか悲しみを含んだ声色でハナが言う。

「ん~、、?、、まずこの列車に乗っているということは死んでるって事じゃないのぉ?いやでも、君みたいな子今まで見たことが、、、」

「私早く帰りたい、、、」私だってこんなところ好きできたわけじゃない。帰れるならもう一度最初からやり直したい。

「多分、奇跡的に飛び降りのタイミング、引くはずだった電車のタイミング、そしてこの列車が通るタイミングが偶然に必然的にも一致してしまったのかもな。、、いや~でも困ったなぁ〜君ぃ、仕事増やさないでよぉ〜」その説明は無理があるようにも聞こえ、だが妙にどこか腑に落ちる響きがあった。

「私、昔から何やってもうまくいかない。。最後くらい、、グスっ、、、ちゃんと死なせてよ。。。」ハナの目から輝りを失った雫が垂れる。

「、、泣くなよ見苦しい。。そうだ、嬢ちゃん帰れるかもしれねぇぞぉ〜?まぁ、可能性はほぼほぼ0だが、、、でも完全じゃあない。上りと下りがある。なっ」

「今は1人にして、、、」

「、、、」囚時が苦い顔で乗務員室をでて運転席側へ向かう。



「なぁ、兄弟。不正乗車したのは生きてる女だったよ。。。」囚時が運転席に話しかける。

そこにはただの白骨が何も言わずに操縦をしていた。

「相変わらず、、お前は何も言わねぇかぁ〜。」ん?



『次はぁ〜、堕塚おちづかぁ〜。堕塚ぁ〜。出口は右側でぇす』

【トゥーーン プシュー】


そう機械音の放送の後に扉が開く。

「やっと出れるっ!!」そう言い放ちハナが直ちに出ようとする。

「ちょっと待てっーーーーーー!!!」囚時が叫ぶ。

だが無情にもハナの耳には届かなかった。



どうだったでしょうか?次回もより面白くできるように頑張ります!!

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