☠︎✋︎S☜︎☠︎KU☠︎☜︎☠︎年12月32日
序盤結構マイナーなので気を付けて読んでくださいね。
【ガタン ガタン】
もう疲れてしまった。。。いや最初から疲れていたのかもしれない。もう楽になりたい、、
『普通列車 をご利用のお客様にご案内いたします。0時 ちょうど 発、普通列車 ✌︎☠︎✌︎❄︎✌︎☟︎✌︎M⚐︎U⚐︎W✌︎☼︎✋︎行き は 2番線 から 発車いたします。ご利用のお客様は2番線 でお待ちください。』
ー。。。ー
私が小さいころに親が離婚した。母は私を甘やかし育ててくれた、だが父は私が邪魔だったのか『障害者のガキなんて欲しくなかったっ!』と母に怒鳴り出ていった、もう顔も覚えていない。母も甘やかすだけで本当は邪魔だと思っていたと思う、問題は起こすし、勉強はできないし、わがまま言うし、素行は最悪だし。先生は私を縛ってくるから嫌いだ、同様、頭の良いお利口ちゃんも嫌いだ。
「ハナッ!!ーー」そんな私にも先月まで彼氏がいた。だが、彼もお節介焼きで先生と一緒邪魔だった。なに、勉強したほうがいいんじゃないのとかタバコ身体に悪いよとかウザったくて仕方がない。
今はもういない。
学校では陰湿な嫌がらせの繰り返し、表立っては目立たないが裏(主にインターネット)ではお互いを怒鳴って、罵りあって、蔑みあって、礼儀?常識?そんな小綺麗なものが今にあるとでも?
下らないモノ全部叩き壊してやりたい。
全てが嫌だ、障害持ちで何もうまくできない自分も、認めてくれない両親も、荒れ狂った学校の奴らも、居場所なんてない世の中も、そんなの楽しくないもん。 ーそんな希望も夢もない中で死んだ顔したおとなになるくらいなら、生きてても死んでるのと同然になるくらいならー
『まもなく 2番線に ✌︎☠︎✌︎❄︎✌︎☟︎✌︎M⚐︎U⚐︎W✌︎☼︎✋︎行きが参ります。危ないですから黄色い☠︎⚐︎字ブロックまでお下がりください。』
ーもう来てしまった
私の楽園行きの電車がー
ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!
覚悟は決めてきたのに足がすくむ、心臓の鼓動だけが聞こえる、失禁しそうな身震いと脂汗、細かな震えが体を伝う。
【ガタンっガタンガっタンガタン ガットン】
もう、来てしまう。
「フ―、フー、フフフヒヒィ、ハァ。あばよ、糞ったれども。」小声だがそれは真夜中のホーム全体に響き渡った。
【ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーmンッ!!】
「っく!!」力強く体を電車の前へ遊ばせた。
走馬灯のようなものは見えない、ただゆっくりと時間と電車が比例して迫って来る、それだけが分かった。
ああ、死ぬときって視界全体が赤黒く見えるんだな~。、?赤黒い?
【キィィィィィィィィィィィィィィーーーーっ!!】
私、、死んだ?。。。死ねた?
【ガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン】
えッ!?
ゆっくり目を開けるとそこは薄暗く赤いライトで照らされた車両内だっただった。
「はっ!?、、え、、は、ここが天国、?いや地獄か、、?だとしても電車の中??、、わからない、ありえない、」瞬間的に恐怖を感じた。だって自分は自殺したはずだし、窓の外は真っ暗で何も見えないし。
電車は今は珍しい昭和じみた少しボロい様子だった。
「どこなんだ」と言おうとした時。。。
『菴墓腐縺薙%縺ォ縺?k縺ョ? 。。あー、あー、マイクテストぉ~。んん゛、え~ただいまご乗車されたお客様の中で不正乗車の可能性のある方がいらっしゃいます。』
序盤は書いてるほうもちょっときつかったです『w』