072 同盟と各国の思惑
啓達が王都から逃亡して御用邸に到着した頃、アスラ連合国では、各領地の代表を集めて最高評議会を開いていた。目的は、カナート王国から届いた親書の内容に関する決議をするためだった。
親書の内容は、カナート王国からアスラ連合に対して同盟の申し入れと、共同戦線を張ってオルリック王国に侵攻することの二点だ。
無論、無償での申し入れではない。カナート王国からは兵力や物資の提供と、オルリック征服後に獲得した領地の約半分を提供することを約束している。カナートからアスラ側に対しても要求はあったが、主な内容は、カナート王国とアスラ連合が隣接する地域での武装解除と、『友好の証』としての人材提供依頼だけだった。
この提案に対して、アスラ連合の最高評議会評議員の面々は、カナートと同盟を組むことに合意を示した。元々、カナート王国とアスラ連合の間では『もしもカナート王国がオルリック王国との国境紛争で大勝利を収めた場合、アスラ連合は同盟締結を前向きに検討する』というやり取りがなされていた。
そして実際、カナート王国はオルリック王国に対して、王位継承権を持つ二人の王子を破っての勝利という、文句のつけようもない戦果を示した。アスラ連合としては同盟を反故にする理由を見出すこともできず、同盟締結へと踏み切ることにしたのだった。
最高評議会会議が終了し、一名一名と会議室から退出していく中、現在の最高評議会評議長を務める男が、席を立とうとしていたグレースに声をかけた。
「グレース、今更聞くことでは無いが……其方は本当にそれで良いのか?」
グレースは、アスラ連合の西側、カナートの国境と隣接した領地の領主である。無論、この肩書は、アスラ連合の中におけるグレースの身分である。
グレースは、短くまとめられた灰色の髪をかきあげながら評議長に笑顔を向けた。小麦色の肌に映える薄紅の唇が、その笑顔を艶めかしく見せる。
「もちろんです。カナート王国からの同盟の話を最初に持ち込んだのはこの私ですし、私が最も適任でしょう。既に私の領地の引き継ぎは終えておりますので、このままカナートへ親書を届けてまいります。この私の身と一緒に」
カナートからの同盟締結の条件のひとつであった『友好の証』としての人材提供依頼、それはアスラ連合の最高評議会に連ねる者の中から一名をカナート王国の幕僚として迎えたい、というものだった。
「しかしグレース……これは見せかけだけのもので、其方は言わば人質に取られるようなものだろう。それでも其方は……」
「評議長。元々アスラ連合は、幾つもの小国が集まっただけの国に過ぎません。私は王族でもなければ国の重要人物でもありません。私ごときでは、人質にすらなりませんよ」
「ならば其方は何のために……」
「もちろん、国のためですわ」
グレースは『どこの』国のためとは言わなかったが、評議長は都合の良い解釈で受け止めた。
「……分かった。私は、いずれ其方が、アスラに戻る日を心待ちにしている。その時には、再び評議員として名を連ねてほしい。そして、新しく手に入る領地の領主としての立場を約束しよう」
「ありがとう存じます。その日を楽しみにしておりますわ」
次に会えるのは調印式の時ですねと付け加えてから、グレースは評議長に軽く会釈し、会議室を後にした。グレースは予定通り、このままカナートに『帰る』のだ。
(これでアスラの馬鹿共とはお別れ。これからは、あのお方と共に……)
グレースは『自分で書いた親書』と、評議会の返事を手土産に、カナート王国へと向かった。
後日、カナート王国とアスラ連合国は正式に同盟を締結し、オルリック王国に対して宣戦布告した。
◇
カナート王国とアスラ連合の同盟、そして宣戦布告の報は、オルリック王国を震撼させた。過日、国王の国葬を終えたばかりで、次期国王の選定も終わっていないオルリック王国の民や兵士達は不安の色を隠せず、各地で小規模な暴動や、カナートやアスラへ逃亡を図る者が続出した。
国内が不安と混乱で渦巻く中、オルリック王国の首都サンダルクスにある王城では、一刻も早く事態を沈静化するべく、昼夜問わず閣議が行われた。そして導き出された結論は、国の総力を上げて両国を迎え撃つことだった。
実際、オルリック王国の戦力は、カナート王国とアスラ連合の二国を足した戦力とほぼ拮抗していた。ならば戦力の逐次投入という愚を犯さず、大軍をもって敵を殲滅し、強国であることを示すことが国民の安心にも繋がるだろう。これは『国王代行』であるアイゼンベルナール第一王子の意見とも一致するものだった。
アイゼンは早速、国内の各地に配置している防衛・治安部隊に通達を行い、カナート・アスラが攻めてくると想定される場所に部隊を派遣した。王都に駐留している国軍も、必要最低限の防衛部隊だけを残して、戦地に向かわせることとなった。
戦場となる場所は二箇所で、どちらも事前の諜報活動によって概ね判明している。ひとつは、先日の戦いでアイゼンとイザークが敗れた、オルリック王国とカナート王国の国境にある領地。そしてもうひとつは国の東側、アスラ連合が侵攻してくる領地だ。
アイゼンは、南側のカナート軍との戦いをアイゼンとウルガーの二人で受け持ち、カナート軍よりも戦力に劣ると思われる東のアスラ連合軍側は、他の部隊に任せるつもりでいた。それに対して、異を唱えたのはウルガーだった。
「国王代行。東側の戦線には、私の部隊も行かせてください」
「代行はやめてくれ、ウルガー」
「ではアイゼン兄上。改めてお願いします。私の部隊を東の戦場予定地域に向かわせてください」
「ウルガー。今から東側の戦場予定地域に向かっても、ここからでは間に合わないかもしれない。それはウルガーにも分かっていよう。それでも行くというならば、その理由を聞かせてもらえるか」
王城のある首都サンダルクスは、オルリック王国の最も北西に位置している。東西に長いオルリック王国の首都から東側の戦場は、最も遠い場所にある。そのため、東側の戦場予定地域には、王国の中央から東側に駐留している部隊を集結させる予定なのだ。
「兄上。アスラの連中が侵攻してくる場所は、おそらくユスティールです」
「ユスティール工房都市か。オルリック王国の最も東にある都市だな」
「そうです。そしてユスティールは、父上の仇……ケイの出身地です」
「待て、ウルガー。ユスティールにケイが戻っていないことは、既に治安部隊の捜索で確認済みだ」
「だからこそです。故郷が戦場になると知ったケイは、必ずユスティールに戻るはずです。私はアスラの軍勢を退けると共に、のこのこと現れたケイを捕まえるつもりです」
その後、アイゼンとウルガーの間で意見を戦わせたが、ウルガーの熱意に根負けしたアイゼンは、ウルガーの東側派遣を認めた。ただし、今からの移動では開戦に間に合わない可能性を考慮し、現場の指揮官は現地の部隊に任せることにして、ウルガーには遊撃を命じた。
「ウルガー。行くからには成果を上げよ。アスラ軍を退けると共に、ケイを捕らえて来い」
「ありがとうございます。しかと拝命しました、必ずケイの首を持ち帰ります、国王代行」
「だから代行はよせと言っただろう」
「……国王?」
「違う、馬鹿者。そういう意味で言ったのではない!」
アイゼンは、ウルガーが王位に全く興味が無いことを知っている。そして国王とイザーク第二王子が不在の今、ウルガーがアイゼンを王位に就くことを望んでいることも。
(イザークが生きてさえいれば……)
アイゼンは不意にそんなことを思った。しかしアイゼンは、その言葉を霧散させるように頭を左右に振った。
(いや、死んでなどいない。イザークが死ぬはずなど無い。きっとどこかで生きているに決まっている……)
「兄上、どうかされましたか?」
挙動不審な動きをする兄に、ウルガーが思わず声をかけた。
「いや、何でもない。ふとイザークのことを思い出しただけだ……そういえば、イザークが言っていたあの言葉は何だったのだろうな」
「あの言葉とは?」
「いや、ケイに関することでイザークに言われたことがあるのだ。ケイに『本物のユスティールの至宝はどこにあるのか』と聞いてみて欲しい、と」
「それは……一体どういう意味ですか?」
「さあ。だが、イザークに言われた通りにケイに聞いてみたが、知らんと言われたな」
「はあ……一度あの像を調べさせてみますか」
ケイ達が王城に納めた『ユスティールの至宝』は、ただの女神像の彫刻である。本物の至宝は巨大な魔硝石なのだが、その正体を知る者はこの王城にはいなかった。
もしもこの時、城の禁書庫で古い文献を調べたり、収められた彫刻を真剣に調査すれば、至宝が偽物であることに気づけたかもしれない。しかし、研究機関の王立研究所は先の爆破事件によって壊滅している上、開戦を間もなくに控えた現在、至宝の事は大事の前の小事として完全に忘れ去られた。
数日後、アイゼン率いる王都の精鋭は南のカナート軍との戦いへ、ウルガー率いる遊撃部隊は東のアスラ連合軍との戦い、そして啓の拿捕に向けて動き出した。
◇
カナート王国の王城では、王の側近達が玉座の間で控えていた。中央から扉まで伸びる豪華な赤絨毯の右側には、王国の宰相二人を先頭に、王国の近衛騎士や護衛部隊隊長などが並んでいる。
先日、アスラ連合と同盟を結んだカナート王国は、いよいよオルリック王国へ侵攻をかけるという段階に入っていた。今日はその出陣式であり、国王からお言葉を賜るという栄誉に与る側近達は誇らしげな顔をしていたが、一部の者達は、若干困惑した表情を浮かべていた。
「グスタフ、久しぶりに陛下のご尊顔を拝するのだ。そんな顔をするな」
「ベルノルト、その言葉、そっくりお前に返してやる」
若干困惑した表情を浮かべているのは、カナート王国の二人の宰相、グスタフとベルノルトだ。二人は赤絨毯の右側から、赤絨毯の左側に並んでいる者達を見ていた。
「グスタフ、奴らは何者だ」
「知らん。ベルノルトが連れてきたのではないのか」
「私ではない。大体、どう見ても武寄りの者達ばかりではないか。軍務関連はグスタフの領分だろう」
「だが、あの小さいのは学者肌に見える。ベルノルトが知らないのであれば、俺も知らん」
赤絨毯の左側に並んでいる者達は、カナートの近衛騎士や護衛騎士が着ているものとは違う、黒鎧に身を包んでいた。また、何名かは兵装ではなく、儀礼服を着ている者もいる。
「私達が知らないということは……またしても秘書官が何か企んでいるのか」
「そうかも知れぬが、グレース秘書官も王命で動いているはずだ。長く臥せっていた陛下の代わりに裏で色々動いていたのだろう。俺達に秘密にするのはいけ好かないがな」
この数ヶ月、体調不良で臥せっていた国王は、臣下達にほとんど姿を見せることは無かった。国王に会うことができたのは、国王秘書官と世話役の側仕えの者だけだ。あまりにも姿を見せない国王に、国内では一時、国王はお隠れになったのではという噂も流れたほどだったが、今日この場に姿を見せると聞き、皆一様に愁眉を開いていた。
やがて、玉座の間に、秘書官の声が響いた。
「国王陛下、御入来!」
玉座の裏の扉は、国王の控えの間に繋がっている。その扉を国王秘書官が開け、そのまま横に控える。そして扉の奥から、カナート王国国王がその姿を現した。
皺を刻んだ青白い顔は、年を経た年輪と、病み上がりであることを示しているかのようだったが、現れたのは紛れもなく、グスタフもベルノルトもよく知る、陛下の顔だった。
「皆の者、良く集まってくれた。また、余の体調のことで、皆に心配をかけたことを詫びさせてもらおう」
国王の言葉に、臣下は低頭して応えた。国王は頭を上げるように言った後、宰相をはじめとした国の重鎮に労いの言葉をかけた。臣下達は、感謝の言葉と合わせて、国王の体調を気遣う返答を返した。
そんな臣下達の反応を見た国王は、グレースに声をかけた。グレースは一度下がった後、すぐにトレイを持って現れ、国王の横で控えた。
「余の顔色の悪さに余計な心配を掛けるのも心苦しいのでな。予め仮面を用意しておいた」
そう言うと国王は、表面に複雑な模様の入った白い仮面を顔に当てた。目の部分にだけ薄く切れ込みがある仮面は、国王の額から顎までをすっぽりと覆い、落下すること無く国王の顔に収まった。
「この仮面は、細部に魔硝石が仕込まれていてな。その力によって体調を整える効果もあるのだ。今後はしばらく、これをつけさせてもらうことを許してほしい」
国王の顔が見えなくなることに不満がないとは言えないが、仮面に国王の体調を良くする効果があると言われてしまえば、反論できるはずもなく、臣下達は静かに頷いた。
「この仮面の制作者については後ほど紹介しよう。では話を続ける」
それから国王は仮面を装着したまま、国内外の情勢に関することや、アスラ連合との同盟に関する話をした。そして最後に、出陣式の本題である、オルリック王国への出兵に関する話に移った。
「我が国は今、転機を迎えようとしている。これまでオルリック王国とは、児戯とも言える国境での小競り合いばかりを行ってきた。しかし先日の戦いで、目覚ましい戦果を上げたことは、皆の記憶にもまだ新しいことだろう。我らは、新しい時代を作るための技術を得た。
さらにアスラ連合との同盟によって、それは盤石のものとなるだろう。そして……」
国王は臣下に目を向けた。その目の方向は、グスタフ達がいる方向「ではない」側に向けたものだ。そして再び全員に目を向けた。
「今、この玉座の間にいる者の中には、見知らぬ者達がいると思っている者もいるだろう。この者達は、余がグレース秘書官に命じて集めた、オルリック王国侵攻のための精鋭部隊である。部隊の名は『耀騎隊』だ」
王の言葉に呼応するように、黒鎧に身を包んだ耀騎隊の騎士達が一斉に足を踏み鳴らし、王に一礼する。宰相を始めとした元々の臣下達は驚き、目を見開いた。
「耀騎隊は幾つかの小部隊に分かれている。今、この場にいる者は各部隊の隊長と副隊長級の者達だけだが、先の国境での戦いでも、部隊のひとつである『黒耀騎』の隊が戦場で活躍したことはグスタフも知っていよう」
「は……はっ!」
グスタフは曖昧な返事の後、悟ったように強く返事をした。
グスタフは先の戦いで、新兵器を投入するという話は聞いていたが、その手配はグレース秘書官に任せていた。グスタフは、その新兵器が『耀騎隊』であり、その中の『黒耀騎』と呼ばれる部隊であることを、話の文脈から察したのだ。
そしてその黒耀騎の部隊が、オルリック王国が誇る二人の王子に土をつけた。その後、アイゼン王子は敗走し、イザーク王子は行方不明と聞いている。それほどの手練れが揃った部隊であることを、グスタフとベルノルトは理解した。
「今後、耀騎隊の運用はグレースに任せる。また、部隊が所有するバルダーや兵装の開発と整備については、ガーランに一任する」
「はっ!」
名を呼ばれて返事をしたのは、黒鎧の一団の中にいる礼服の男だ。
「余の仮面も作ったのもこのガーランである。ガーランよ。其方を上級技術官に任じ、グレースの配下につける」
「謹んで、拝命いたします」
ガーランは恭しく敬礼した。
「グスタフ、ベルノルト、そしてグレースよ。三人で協力し、オルリック王国を陥落せよ」
「はっ!」
その後、出陣式はつつがなく終わった。鳴り物入りで現れた耀騎隊に関しては、誰も質問することは無かった。いや、質問できなかった。
式典を終えた臣下達は、耀騎隊に得体のしれない薄気味の悪さを感じつつ、遠巻きに見ながら解散していった。
◇
控えの間に下がった国王は、仮面をつけたまま、筆頭書記官のグレースが戻るのを待った。程なく、側仕えがグレースの到着を告げると、国王は側仕えを下がらせた。
控えの間にやってきたのはグレースと、上級技術官に任じられたばかりのガーランだった。
「陛下、人払いは済ませました」
「ああ、グレース。ご苦労だった。ガーラン所長も私の招聘に応じ、よく来てくれた」
「所長はやめてください。研究所も既に瓦礫の山ですからねえ」
ガーランの前職は、オルリック王国が誇る王立研究所の所長だ。ガーラン自身は、啓が犯人とされている研究所爆破事件によって死亡者扱いされているが、その実は、爆破のどさくさに紛れて、膨大な研究資料と共にカナート王国へ密かに亡命していたのだった。
「ここでもオルリックの研究所に引けを取らない研究施設を用意させた。そこで引き続き研究を続けてくれ」
「ありがたき幸せ」
「それよりもガーラン。サルバティエラ王女が生きていたというのは本当か」
「ええ。間違いございません。あれはサルバティエラ王女でした。残念ながら、研究所の爆破にも巻き込まれず、ケイと共に逃亡してしまいました。申し訳ございません」
そう言ってガーランは恭しく頭を下げたが、その顔は笑っていた。グレースは、ガーランの人を食ったような態度に少し苛ついたが、啓に関してはグレースも思うところがあったので、今回は黙認した。
「陛下。王女はともかく、ケイという男については、私もユスティールで暗殺できる機会が幾度かありました。今思えば、その時に殺しておくべきだったかもしれません」
「グレース、過ぎたことは仕方ない。それを言ったら、私だってケイを殺す機会があった。そうであろう?」
「はっ……」
「だが、生かしておいて正解だったぞ……ユスティールの至宝の在処が分かったのだからな」
それを聞いたグレースとガーランは、ハッと顔を上げた。グレースもガーランも、ユスティールの至宝の正体が巨大な魔硝石であることを知っている。そしてそれを手に入れることに、どんな意味があるかということも。
「陛下、その場所とは……」
「至宝は、まだユスティールにある」
「ユスティール……そうですか、至宝は持ち出されていなかったのですか」
「隠し場所は変わっているがな……グレースよ。黒耀騎と共にアスラ連合に合流し、ユスティール侵攻に向かえ。そして、魔硝石を持ち帰るのだ」
「承知しました。今度こそ、手に入れてまいります」
「頼りにしているぞ、グレース……」
国王はそう言うと、そっと仮面を外した。
その顔は、青白さこそあるものの、年齢を刻んだ皺は消え、全く別人の若者の顔となっていた。現カナート国王の本来の顔を見たグレースは、恭しさと愛おしさで胸が締め付けられた。そして笑顔で、国王の『帰還』を歓迎した。
「改めて、お帰りなさいませ、我が君……いえ、イザーク様」
同盟締結と宣戦布告。
オルリックも本気で応戦。ウルガーは啓も追います。
カナート王国の裏の姿も少し垣間見えました。
説明っぽくなりすぎてテンポが悪くなったので、説明がくどいと思った所は色々と削除したり手直ししたりして時間がかかりました。
(それでもまだ無駄が多い気も)
削除した部分については、行間で「きっとこんな話があった」とか「こんなことを思ってそう」などと想像していただけると幸いです。
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