031 副隊長の話と能力
「ちょっと待ってよ、ケイは一人で30機近いバルダーを相手にしなきゃいけないの!?」
「ああ、その通りだ」
バルダーでメリオールと戦うことになった啓だが、まさか1対1での決闘ではなく、部隊全員を相手にしなければいけないとは思っていなかった。ルーベンは「そんな事も知らずにバルダーで勝負を挑んだのか……」と頭を振った。
「いや、だってそりゃそうですよ。オレは隊長に勝負を挑んだんですよ。部隊をまるごと相手にするなんて一言も言ってません!」
「だが『一対一で戦いたい』とも言わなかった。そして隊長がバルダーで勝負をすると言い、君は承諾した。違うか?」
「それは……いや、違わないです」
ルールの詳細を聞かずに承諾した啓も悪い、ということを言われている事も分かっている啓だったが、心から納得はできなかった。
(いくら性能の良いバルダーに乗った所で、そんなの勝てるわけ無いじゃないか)
啓はいっそ、今のうちに街から逃げるか、という気持ちすら湧き上がっていた。啓はユスティールの外に行ったことがない。つまりユスティールから離れてしまえば、自分のことを知っている人間はいないのだ。
ユスティールの市民からは腰抜け呼ばわりされるかも知れないし、この街に二度と戻って来ることができなくなるかもしれないが、恥も外聞も気にする必要など無い。
(だけど……ザックスはどうなる?ミトラはどうなる?)
啓が逃げ出せば、向こうの思惑通り、ザックスは逮捕されて王都に連行されるか、見せしめとして処刑されるだろう。それに、最初にメリオールに喧嘩をふっかけたミトラにも被害が及ぶ可能性が高い。それは啓にとって絶対に容認できないことだった。何よりも自分自身を許せそうにない。
「もう腹を決めてやるしか無いですね……とにかく全員、倒してしまえば良いのでしょう?」
バル子がピクッと耳を動かし、啓を見る。啓はバル子が『それもフラグですよ』と言っているように思えた。実際、その通りだったが。
その時、再びルーベンが思いがけないことを言った。
「いや、全員を倒す必要はないだろう?」
「えっ?」
「えっ?」
「えっ?」
ルーベン以外の全員が、顔に大きな疑問符を浮かべてルーベンを見た。ルーベンは大きな溜息を吐き、「本当に何も知らないんだな……」と呟いた。
「分かった。我々が行うバルダーの決闘について、一からちゃんと説明しよう」
◇
ルーベンは啓達に、バルダーの決闘のルールについて簡潔に説明した。ルール自体は難しいものではない。武器の使用もOKだが、遠距離攻撃武器は不可で、武器の射程距離はせいぜい自分のバルダーの全長の2倍程度までとのことだ。
つまり、長柄の槍を武器として使っても良いが、それを投げて使ってはいけないと考えれば良い。それよりも肝心な点は、大将機が行動不能になるか、降参した時点で決着がつくことと、決闘の制限時間は1時間で、その間に決着がつかなかった場合は、残存機の多い側が勝者になるということだ。
「つまり、ケイは隊長のバルダーだけを狙って倒しに行けばいいのね」
「ミトラの言うとおりだが、そう簡単にやらせてはくれないだろうけどね」
「そうだねー。時間切れを狙うのも無理だしね。ケイは最初から一機だけだし」
「オレの勝利条件は、隊長機を倒すことだけだな」
全てのバルダーを倒さなくて良いことが分かり、少しだけ気が楽になった啓だが、きつい戦いになることは明白だった。
制限時間がある以上、相手が防御に徹して、制限時間いっぱいまで隊長機を守りきることにすれば、啓としては非常にやりにくくなる。
「せめてオレ一人じゃなければなあ……」
そんな啓のぼやきを耳に入れたサリーが、何気なくルーベンに質問する。直前まで考えに耽っていたサリーは、相手が貴族であることを忘れているのか、ほぼ普段通りの口調だった。
「ルーベン殿、今から私も参加するのは駄目だろうか」
「相手が承諾すれば可能だ。だが、メリオール隊長が承諾するとは思えない。承諾したとしても、代わりに何か不利な条件をつけてくるだろう」
「そうか。詮無いことを言った。どうか忘れて欲しい」
そう言って再び考え込むサリーに、今度はルーベンが質問をする。
「あの、サリー……殿は、どこかの貴族ではないのか?」
「えっ?いや、私は別に……」
「この言い方は失礼かもしれないが、サリー殿からは普通の市民とは違う匂いというか、雰囲気を感じるのだが。貴族との会話にも慣れているように見える」
「いや、そんなことはない……ありませんわよ。考え事をしていたせいで、ちょっと言葉遣いが乱れてしまったようですね。失礼しました」
「それに何処かで見たような……いや、会ったような気が……」
「それは、その……アレです。私は商人の護衛で他の街にも行くことがありますので、もしかしたら何処かで私を見かけたことがあるのかもしれませんわね、おほほほ……」
「サリー姉、なんか余計に言葉遣いが変だよ?」
「ミトラ、お黙り」
「いや、サリー殿。こちらこそ失礼した。女性の素性を探ろうとするなど、恥ずべき行為だった。許して欲しい」
「いえ、お心遣い、感謝します。ですが、今はケイがどうすれば勝てるかを最優先で考えましょう」
ルーベンはサリーの提案に同意し、頷いた。
その時、啓も二人の会話とミトラのツッコミを(サリーの身バレ危機に少しドキドキしながら)聞いていたのだが、啓はその中でふと閃くものがあった。
「ルーベン副隊長。追加で人が参加できそうにないことは分かりましたが、動物は構わないですよね?」
「動物?どういう意味だろうか」
「例えば、このバル子……これは猫という動物ですが、このような動物を一緒に連れて行くのは問題ないですか?」
啓は膝の上で大人しく座っているバル子の頭を撫でながら、ルーベンに聞いた。
「人でなければ構わないが……君はまさか、その獣を無人のバルダーにでも乗せて、盾代わりにする気ではないだろうな?」
「いや、そんなことはしませんよ」
しかし実際の所、啓はその案も考えてはいた。無論、単なる盾として使い捨てるようなことをするつもりはなかったが。啓が考えたのは、バル子にバルダーを1機与え、それをバル子自身が動かして敵を撹乱してもらうというものだ。
とはいえ、実際に試したことなどないし、バル子ならばできるかもしれないという推測の元で考えた案だ。仮にうまくいったとしても、動作検証や、バル子に掛かるリスクの確認もしなければならないだろう。
なにより、動物がバルダーを動かしたなどと知られれば、大変な騒ぎになるどころではない。
「あくまで自分のバルダーに乗せるだけです。人は乗せません」
「それなら問題ないが……ケイと同様に、万が一の時は怪我では済まないかも知れないぞ?」
ルーベンの質問に啓が大丈夫だと答えた時、応接室にヘイストがやってきた。
「ちょっと失礼しますよ。ケイ、バルダーの整備が終わったよ。すぐに試運転するかい?」
「ヘイストさん!ちょうど良かったよ。悪いけど、もうひとつ改造をお願いしたいんだ」
「改造?今から?」
「たいした改造じゃない。そんなに時間はかからないと思うけど、すぐにやってほしい」
そして啓はヘイストに、改造してほしい概要の説明をした。実際、改造自体は若干面倒ではあるが単純なもので、口頭でも十分に説明が可能だった。
「……その改造、どれぐらいで仕上げればいいんだ?」
「1時間半かな。試運転をする時間も考えると、そのへんがギリギリかなーと」
「1時間半ねえ……」
ヘイストは溜息を吐いた。先も啓が工房に戻ってくるなり『3時間後にバルダーで戦うことになったので、すぐに整備して欲しい』と依頼され、今ようやく仕上げたというのに、また追加で依頼されれば良い気はしないだろう。
「ケイ、さすがにそりゃ……」
「ヘイストは『油圧式ブレーキ』や『パワーステアリング』なんてものに興味はないか?先日のクランクシャフトにも関係してくる技術なんだが」
「……言葉の意味は分からないが、とにかく興味はあるね」
「例えば自走車で道を曲がる時や、バルダーを急に停止させようとした時に、小さな力を加えるだけで……」
「任せろ。1時間以内に仕上げてやる」
啓はヘイストの取り扱いが分かってきた。
◇
その後、ミトラもヘイストの手伝いをしに行き、サリーには啓が用事を頼んだため、応接室にいるのは啓とルーベンのふたりだけとなっていた。
啓も少しだけ工房内にある自室に戻ったのだが、ルーベンがまだ帰らないと言うので、啓は自分の用事を済ませた後、再び応接室に戻ってきたのだった。
ルーベンが帰らない理由は、今戻っても決闘準備中の部隊の中に自分の居場所がないことと、どうせならばできる限り啓に便宜を図ろうと思い、時間ギリギリまで質問に答えるためとのことだが、啓としてはこれ以上、決闘に関する質問は思いつかなかった。
だから、啓がその質問したのは単なる思いつきだった。
「そういえば、ルーベン副隊長も『女神の奇跡』を使えるのですか?」
想定外の質問をされたルーベンは苦笑しつつも、啓の質問に答えた。
「ああ。使えるが、これといって役に立つものではない。せいぜい子供を驚かせて遊ぶぐらいにしか使えないんだ」
「どんな技なんですか?」
「技なんて言えるものじゃないさ。小さな破裂音を出すだけだよ」
「破裂音、ですか?」
「そうだな。実際にやってみせよう……いくよ」
すると、啓の耳のそばで『ボン』と『パン』の中間ぐらいの、やや大きめの音が聞こえた。啓は軽くビクッとなり、バル子とチャコも軽く飛び上がった。
「な?見ての通り、せいぜい獣が驚く程度なんだよ」
「いや、オレも驚きましたよ」
確かにこれでは戦闘にはほとんど役に立たないだろう。喧嘩をする時に、猫だましのようにちょっと不意を突けるぐらいだろうか。
「いや、待てよ……破裂音が鳴る?」
啓はそのことに軽く引っ掛かりを覚えた。啓は家業の自動車整備を手伝っていた時、アルバイトで来ていた学生から、音に関するウンチクを聞いたことがあった。
『ゴムチューブや風船が破裂すると大きな音がするだろう?あの音は、ゴムが破れた音じゃないんだよ。拍手の音だって、両手が当たった音じゃないんだぜ?』
『じゃあ一体何の音なの?』
『それはね……』
そんな昔話を思い出しつつ、啓は気になった点について、ルーベンに確認してみることにした。
「あの、ルーベン副隊長は、その音の正体というか、音が発生する仕組みについて、詳しく調べてみたことはありますか?」
「いや、考えたこともない。小さい頃にこの『女神の奇跡』が発現したんだ。それ以来、ただ音を出せるだけの技だと認識している。音を出す場所を設定できる範囲ぐらいは調べたよ。いたずらのためにね」
「音量はどうですか?結構大きな音も出せますか?」
「それなりには変えられる。大きな音を出す時には、少しだけ多く力を貯める感じで発現させるんだ。だが、あまり大きい音を出すと周りに迷惑なので、ほとんど試したことはない」
それを聞いた啓は、一度頭の中で情報を整理した後「試して見る価値はあるかもしれない」と呟いた。
「ルーベン副隊長。オレは『女神の奇跡』についてそんなに詳しいわけではありませんし、自分の知っている原理とは違うかも知れません。だからぬか喜びをさせるだけかもしれませんが……話を聞きますか?」
「ああ。聞かせてほしい」
啓は一呼吸入れてから、ルーベンに言った。
「ルーベン副隊長の『女神の奇跡』は気体を操る技かもしれません」
「気体?」
「ええ。気体です。身近なところでは空気ですね」
「は?空気?空気とはこの空気か?」
ルーベンは人差し指を立て、くるくると回した。別に上を指しているのではなく、自分達の周りにある空気のことを言っているのだろう。
「そうです。簡単に説明すると、破裂音が鳴る原理は、圧縮された空気が一気に膨張する時に、周りの空気を震わせることで発生します」
「……全然簡単ではないが?」
「要するに、空気が瞬間的に、ものすごい勢いで広がろうとする時に、音が鳴るのですよ」
「……空気が動くというのは、風が吹くということだと思うが、特に風というほどのものを感じたことは無いが」
「大きい音を出した時に、少し肌が震えるような感じは?」
「……そういえば、あったように思う」
ルーベンは昔のことを必死に思い出そうとして唸っている。啓は、応接室の片隅にあった廃材の入った箱に目をつけ、中を漁りながら話を続けた。
「まあ、大量の空気を動かせば風を感じることもあるでしょうが……少しの圧縮空気を膨張させたところではたいした風にもならないです。とりあえず、実証実験は簡単にできるかもしれません。ルーベン副隊長は、硬くて狭い空間の中で、破裂音を発生させたことはありますか?」
「いや、無いと思う。いたずらにもならないからな」
「では……これで試してみませんか?」
啓は廃材の箱の中から、片手で握れるほどの大きさの、筒状になっている金属を取り出した。片側は塞がっていて、その反対側だけ口が空いている。啓はその口にギリギリ合う大きさの金属片を箱から拾い上げて、筒の中に入れた。
「これを、どうすればいいのだろう?」
「しっかり握って、口を壁のほうに向けたら、その筒の中で大きな破裂音を起こしてみてください。できるだけ大きな音を」
そして啓は、バル子とチャコを自分の服の中に入れた後、自分の耳を手で塞いだ。
「私は手が塞がっているので耳を塞げないのだが……まあいいか」
ルーベンは啓に言われた通り、金属の筒をしっかりと握り込み、金属の筒の口を壁に向けた。そして握る手に力を貯め、音の発生源を筒の中に設定した後、念を込めて『女神の奇跡』を発現した。
◇
ルーベンの耳が完全復活するまで、数十秒を要したが、実験は大成功だった。大きな音と共に、金属片は筒から勢いよく飛び出し、木の壁にちょっとした穴を開け、奥の土壁に深く突き刺さった。そしてルーベンは尻餅をついていた。
「驚いた……これは一体……」
「一気に膨張した空気が、金属片を勢いよく押し出したのですよ。バルダーの『爆砲』みたいなもんです」
「ぜんぜん違うだろう……」
なお、爆砲とは、ユスティール警備隊のバルダーにも搭載されている、魔動連結器の力を使って高速で撃ち出す砲弾のことであり、原理自体は全く違う。
「まあそうですね、『空気銃』とか、『圧縮空気砲』みたいな名前のほうがしっくり来ますね。でもこれで分かりましたよね?ルーベン副隊長は『女神の奇跡』で音を発生させる時、その場所の空気を圧縮し、それを一気に膨張させている可能性が高いです。意識してのことではないかもしれませんが」
「それを……私が?」
「ええ。使い方次第ではとんでもない効果を発揮する、様々な可能性を秘めた素敵な力ですよ。まさに『女神の奇跡』の名にふさわしい力です」
「私に……私にこんなことができたなんて……」
ルーベンは手に持った筒を見つめたまま、驚きと感動に打ち震えていた。そして今まで『役立たず』や『貴族の出来損ない』と言われていた過去を思い出していた。ルーベンの目に、熱いものが込み上げる。
「私は……私は女神様をお恨みしたこともあった……なぜこんな力しか与えてくださらなかったのかと。私は……私は罪深い人間です。女神様は、私に、こんな素晴らしい力を与えてくださっていたのに、それに気付けなかった……愚かだったのは私なのに……」
ルーベンはうずくまり、しばしの間、嗚咽した。啓はルーベンが再起動するまで、そのまま待つことにした。
◇
「私はケイに会いに来て本当に良かった。ケイにはなんとお礼を言って良いのか分からないな」
「いえ、ルーベン副隊長自身の力ですから」
「あー、ケイ。私のことは家名ではなく、フィニアスと呼んでくれないか。それに敬語は不要だ。君は私の、これからの人生を変えてくれた恩人だ。むしろ私が君に敬語を使いたい」
「それはやめてください……いや、やめてほしい。その……フィニアスさん」
「さん、も余計なんだがな……」とつぶやくルーベン改めフィニアスに、啓は更に耳寄りな情報を教えた。
「フィニアスさん。もしも気体の膨張や圧縮を自分で意識して、自在に操れるようになれば、もっと凄いことができるようになるかも知れない」
「凄いこと、というのは?」
フィニアスは目をキラキラさせて、話の続きを待った。
「気体を収縮させたり膨張させると、周りの温度も変化するんだ」
「……そう言えば、さっきの筒、撃った後で少し冷たくなっていたような……」
「それはボイルシャルルの法則と言って……いや、熱を加えずに一気に膨張させた空気は温度が下がって、周囲から熱を奪うんだ。金属の筒が冷たくなったのは恐らくそのせいだと思う」
「そう、なのか……?」
「逆に空気をものすごく圧縮すると熱が発生するんだ。その熱を何かに利用するなどして逃した後で圧縮を解除すれば、今度は周りの熱を吸収するので効率よく冷やすことが……」
「待て、待て!もう何を言っているかさっぱり分からない」
啓は冷蔵庫やヒートポンプに使われている原理を話したのだが、さすがに理解が追いつかなかったようなので、もっと単純な例を挙げることにした。
「例えば密封した瓶の中の空気をうんと膨張させて破裂させることができれば、ちょっとした威力の炸裂弾になる。さっきの金属の筒にしても、もっと大型にして、最初に空気を圧縮してから一気に膨張させれば、かなり遠くまで飛ぶ砲弾を撃つことができるんじゃないかな」
「なるほど……」
啓の実家の自動車整備場でアルバイトをしていた大学生は、理系の大学生だった。その大学生が話してくれた面白い話の数々に影響を受けた啓も科学が好きになった。そのおかげで啓は、今でも中学高校、そして競艇学校で習った物理や化学系の知識をよく覚えている。広く浅い知識ではあるが。
「もちろんそれはフィニアスさんの今後の努力次第だと思う。良ければオレも協力するよ」
「ケイ……君は一体、何者なんだ?」
「オレは別に、ごく普通の……」
「壁を破壊した犯人、だよな?」
「えっ?ガドウェルさん!?」
啓は話に夢中で気づかなかったが、いつの間にか開けられていた応接室の扉の外には、ガドウェルと他の社員達が集まっていた。爆発(のような音)を聞き、驚いた人達が様子を見に来たのだ。
そしてガドウェルの視線は、破壊された壁と啓の顔を何度も往復している。啓は冷や汗を流しながらガドウェルに弁明した。
「いや、これはその……こちらは治安部隊の副隊長さんなんですが、この方の本当の力を説明するためにですね……」
「お前がまた余計なことを吹き込んで、このお方にご迷惑をお掛けしたのだろう?」
「いや、迷惑なんて掛けてないですよ!むしろオレは……」
「とにかく、お前のせいで壁が壊れたんだよな?違うか?」
「……いえ、違わないです」
それから啓は、ヘイストとミトラがバルダーの改造を終えて呼びに来るまで、ガドウェルに説教された。
戦闘まで辿り着きませんでしたorz
でも副隊長は大喜び。
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