大都市の異変
次の朝、3人は寝不足である
絶賛枕投げ…永遠に終わらず寝不足この調子である。
さて、大都市の朝は早くもう既に企業は動いている。
そして警備員達がバタバタと走り回っている。
何やら騒がしいのがよく分かる。
そして、黒い端末がバイプが起きる。
マヤは端末を手に取り画面をタップする。
通話モードになり、マヤは黒い端末に耳を充てる。
「はい」
『おはようマヤちゃん』
「カルナさんどうしたんですか?」
何やら電話の向こう側が、何やらザワザワしてる
そしてカルナもまた何か慌てている。
『一方的に言うわ、カルナ大都市のアンドロイドが暴走している。そして、国境付近の道がしばらくの間閉鎖したからしばらくはこっちには帰れないわ』
マヤは、ルイやアスタを見て頷いて言う。
「分かりました、それで…アンドロイドの暴走って…?」
ザザッーーっと砂嵐の音声が入ってくる。
カルナが言ってることが部分的て聞こえた。
『ーー…でーー……なーー……ザーーブッチ…。ツー、ツー…開発技術管理者からです。只今は電波が届かない所に居ます。しばらくしてかけ直してくださいーー』
どうやら電波が、切れたようだ…。
マヤは、黒い端末をポケットにしまいルイがマヤに聞いた
「なんだって?」
マヤはカルナから言われた事を答える。
「大都市でアンドロイドが暴走してるらしくて、国境付近が閉鎖されたからしばらく帰れないって」
ルイは理解した顔をして、アスタはこういった
「私達が暴走ですか…私は旧大都市からですから違いますが…」
暴走なんでそう簡単に起きないのにっと言うような顔をしているアスタ。
そして、巨大な画面からあるニュースが流れた。
『昨晩、何かの襲撃により、アスタ大都市の最高開発技術者のマストが、大都市の道端で無惨な姿で発見されてました。これにより、大都市のアンドロイドが制御不能となり…現在至る所で暴動が起きてますーー』
それを見ていたマヤ達は、周りを見渡した…。
メイドアンドロイドなど様々なアンドロイドがマヤ達を囲んでいた。
「不審者ーーAAAAAaaa…発見nn」
「だたぁちにぃ…mamam…せよ」
まともに喋れてないようだ、ただ分かるのは敵意だ。
マヤは大剣を抜き、ルイは杖を手に取り、アスタは拳を握りーー戦い出す。
ーーーー
私はこの剣でなぎ払い、目に居るアンドロイドを無惨に切り飛ばす。
そして、次へと繋ぎ、大剣を投げ飛ばす。
風を切る音がなりながら、アンドロイドを無数に切り破壊する。
そして、脇差にある刀を引き抜き次々と切り裂く。
「マヤ行くよーー」
後ろから飛んだルイの声に合わせて、私は飛び上がる
すると、火の玉がアンドロイドの顔に的中して爆発。
倒れゆく体に、私は踏みつけて高く飛んだ。
はぁぁぁぁぁーーーー !!っと叫びながら私はアンドロイドの中心部に向かって滑落して切り捨てた。
まだ数が多く減るようには見えない。
苦い…苦いくらいの戦いになる、そう痛感した私は大剣を右手に持ち刀を左手に持つ。
異様な戦闘スタイル、私も初めてやる戦い方に
「マヤ様、走るりますよーー」っとアスタの声が飛び
私は走った、そして、アスタとコンビネーションで連撃で目の前にいるアンドロイドを次々に切り飛ばす。
はぁ…はぁ…っと息をあげる私、周りを見れば見るほどアンドロイドが増えている。
汗が頬から零れ落ちる、地表にポタポタと流れ落ちる
目の前が霞み始める…。
しっかりしろ私 !
まだ、まだ…戦えるんだ !
そう言い聞かせて、武器を持ち直す。
ギュッと握りしめた、左右の武器。
ゆっくりと踏み込んだ足、力を入れる。
前を向けーー前をーー !!
アスタとルイは魔法や連続攻撃で戦う。
だけど、そろそろ限界に近いに違いない…。
私は力任せに右手の剣を翳して振り落とした。
地を切る衝撃波、アンドロイドは空を飛び吹き飛ばされた。
ズゴゴッーー !と橋に亀裂が入り崩れ落ちる。
轟音を鳴らして街底に落ちていく行くのを眺めていた。
「はぁはぁ…マヤちゃん…」
「やってくれましたね…」
私はゆっくりと力抜けたように座った…。
アスタもルイも地面に座った。
私は思った…こんな無防備っであるのかと。
ーーーーーー
マヤ達は息を整えて数分間休憩。
そして、立ち上がるまでに復活すると…崩落させた橋の下を眺めた。
暗くて底が全く見えてない。
「……この下ってどーなってるんだろうね?」
ルイの疑問にアスタがこう答える
「恐らく、大都市の地下に繋がってますね。確か…《精霊の偽造地下》禁断の領域とも言いますね」
すると、何やら重低音音が鳴り響きーー。
上下に揺れ始める…するとアスタが叫んだ
「マヤ、ルイ様後ろに下がって下さい」
ルイとマヤは後ろ走り出すと…壊れた橋から巨大な手先が現れたが、耐えられず破壊。
更に手を伸ばすが、破壊…。
それを繰り返して、マヤ達は陸となる場所に辿り着く
そして、その指先からザァー…っと音を立てながら巨大な影が映し出された。
「き、巨人機械兵… !?」




