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アスタ大都市(4)

入口通路を超えると、そこは…壮大な世界だった。

空には機械仕掛けが飛び交いーー。

複数の橋が交差されて、右側にある施設から左画の施設まで渡れる空中橋何本もあり。

街並みは近代ぽく、店などがぎっしりありタワーみたいな建造物が複数個建ち並び貫く。

そして、目の前にある巨大な建物の壁には…映像が映し出されてい流れている。


「凄い…」

「これがアスタ大都市…」


周りの環境に馴染めない…っと言わない訳には言えないが、あまりにも壮大な、田舎から都会に来たような感覚で驚きである。

そして、貴族の子供や若い大人、老爺や老婆などが沢山行き交う…そんな場所だった。


「驚くのも無理ありませんーー」


そこへ、アスタが姿を現しす…見た目がセーラ服を着ていた。驚くマヤとルイをよそに話す


「人口は約100万人、他の大都市と比べれば圧倒的に多いです。魔法技術なんてものまであり、世界の貴族とかはここに来たがりますね」


魔法技術は、魔力を込めたたら何かが出来たりする特殊な武器である。

そんなものまで開発して何をするのだろうか?っとマヤは思っていた。

それよりも…マヤとルイはアスタをじーっと見る。


「……えーと ?」


肌は白い、足の細さはスラリ、目はぱっちり笑うと可愛い、髪の長さは肩より少し長め。

つまり、完全なる美少女爆誕の瞬間である。

なんでか、フェクトでキラキラしてる…。


「…マヤ」

「えぇ、ルイ…」


2人は顔を見合わせて、アスタの腕を掴んだ。


「へっ!?」

「美少女はダメ!私達が掠れちゃう!」

「だから、私達が確保!」


カルナが意味が理解できないまま、カルナが手配したホテルまで一ルイとマヤは直線に走った。



ーーーーーーーー



アスタ大都市、エンドラスタワーの最上階。

ここは最高幹部しか立ち入りが許されない絶対区間である。

そこに、藍色の髪の毛の男性とメイドアンドロイドがその扉を蹴飛ばしてはいる。


「邪魔するぜ」


ガラが悪いように思わせる口調、そしてそこに座る一人の男性は言う


「来たか、最上位序列(ランクキラー)だったシルバー」


シルバーは、ニヤッと笑い右手にある黒い拳銃を向けた。だが、その男性は驚かず落ち着いてこう話す


「君が、我々に刃向かえない。なぜなら君は魔力が奪われている、勝てんよそんなもんじゃ」


シルバーは躊躇わず引き金を引く、乾いた鉄音が鳴り響いたが…シルバーの弾丸は弾かれた。


「クック…なるほどな、おめぇ「アンドロイド」ってことか?」


その男性は満更でもない顔つきで、シルバーに言う


「ふん、その辺にいる廃材(ガラクタ)と同じく見ないでくれ。さてーー」


シルバーは、首を捕まれた。

ギリギリと持ち上げられる。


「私に刃向かうなど早いんだよ…野良犬(シルバー)


すると、アンドロイドが武器を持ちフリ抜く。

だが男性の右手に収まり、そして掴み投げ飛ばす。

部屋を転がるアンドロイドは、体制を立て直して再び攻撃を仕掛けるがバキンッ!!っと見えない何かに阻まれた。


防御(バリアー)… ?!」

「貴様にはない機能だがね。少しばかり眠れ」


バリアから弾かれ、勢いよく飛び…窓ガラスを突き破り滑落していくアンドロイドーー。


「ふんーー」


シルバーは、ゆっくりと男性の腕を掴んで言う。


「おい、()()()()()()()()()()()?」


男性の腕が破壊され、シルバーは床に着地する。

男性は直ぐに腕を作り直す。

シルバーの眼差しは、鋭いものだ。

まるで獲物を狙う…獣である。


「…魔力がない分際てよくやってくれたな !」


シルバーは殴り飛ばされた、部屋の壁を突き抜けた。

その勢いで、男性は更にシルバーの腹部を踏みつけた。


「ぐあっ !!」

「ふん、食えない犬だな!!」


シルバーの腹部を強く踏みつけて、下の階に穴を開けた…5階分相当である。

男性は、その穴から背を向けた…。

だが、シルバーはまた戻ってくる…。

頭から血が微かに流れ落ち、そしてこういった


「変な目覚め方だなぁ、だが、これなら()()()


男性は、再び後ろを振り向いてシルバーに向かって拳を振り抜くーーーー。


ギロッーーとした眼差しでシルバーは眺める。

男性は少し寒気を感じた。

男性の拳はシルバーの左手に収まる。


「…待たせたな。こっからは俺のーーターンだ !」


男性は華麗に吹き飛ばされた、ビル屋上を貫通した。

空中で回転して男性は体制を取る。


「ぐっ!?」


そっからシルバーの追撃、瓦礫を手に持ち投げ始める

重低音を鳴らしながら男性に激突ーー。

メキメキと音を鳴らして、男性は力任せで瓦礫を薙ぎ払う。


「ぐっ…さすがだ…私の想定以上だ…!」


シルバーは見上げていた、そしてこう小さく言う


「ーー殺れ !」


男性はゆっくりと、手を翳して真ん中にある小さな穴からエネルギー砲を放つ。

だが、その右手は切断…回転して周りの街に黄色いレーザービームが走り…爆発した。


「き、貴様ァーー !!」


怒り任せに、伸ばした左手はからアンドロイドは消えて背後に周り右手を刺貫く、何かの部品を手に取り引き抜いた…。

男性はバチバチと音を鳴らしながら滑落して…暗い街の谷底に落ちていき消えた。



「取れたか?」っとシルバーは、無線機を通して言う

アンドロイドは、振り向き耳に手を宛てて言う。


「はい、これーー魔力が使えますわ」



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