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邪悪の皇太子【ハスター】

パチュリー「クトゥルフ神話やろうや」


一同「「せやかて工藤?」」


以下

レミリア→レ

フラン→フ

咲夜→咲

パチュリー→パ

小悪魔→小

美鈴→中g(メメタァ 美


で、お送りします。


パ「今回集まってもらってのはほかでもない。クトゥルフ神話を知ってもらう事よ」


レ「パ、パチェ?どうしたの?く、くとるふ?」


パ「だまってきく!」


レ「あ、ハイ」


フ「ねー咲夜。くとるふってなぁに?おいしいの?」


咲「クトゥルフでございます妹様。太古に地球を支配していたが現在は地上から姿を消している、強大な力を持つ恐るべき異形のものども(旧支配者)が現代に蘇るというモチーフを主体とする架空神話。中でも、旧支配者の一柱であり、彼らの司祭役を務めているともされる、太平洋の底で眠っているという、タコやイカに似た頭部を持つ軟体動物を巨人にしたようなクトゥルフは有名でありますわ」


レ「流石咲夜ね…」


咲「…とwikipedaに書いてありますわ」


レ「前言撤回させてくれるかしら」




パ「流石咲夜。でもね、あっているのは90%よ?だって神話生物は本当にいたのだもの」


フ「…パチュリーその歳になって中二病?痛いを通り越してもはや辛くない?」





パ「私の手をもってすれば…神話生物を召喚するなど…動作もないことよ!」


小・咲「な、なんだってー!?」


パ「行くぞお前ら!耳の穴かっぽじってよぉく聞けぇ!!!」


パチュリーは蜂蜜のような物をぐいっと飲み干す。そしてカッと目を見開き


パ「 いあ! いあ! はすたあ! はすたあ くふあやく ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ

 あい! あい! はすたあ! 」





レ「…おーい。大丈夫かmyfriend?瞳孔開きっぱなしだぞー?」


パ「はぁ…はぁ…今のがビヤーキーの召喚呪文よ…」



その途端

ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブ!!!!!!!!


ハエが羽ばたくような、それでいて鳥のような羽音が屋敷中に響いた。


レ「何!?なんなの!?」


小「この羽音…まさか!?」


咲「さぁ!お嬢様、妹様、私の胸の中へ!」


フ「怖いよ美鈴ー!」


美「おーよしよし、怖くないですよー」




パ「でろ!ハスターのしもべビヤーキー!私に姿をみせろぉ!」


その途端パチュリーの足元に魔法陣ができる。そこからおぞましく、理解しがたいその腕がーー



でるはずもなく。普通に窓から来た。



ビヤーキー(以下、ビ)「最後のガラスをぶちやぶれー!(AA略)」


美「どわぁ!?」


ビ「見慣れた景色をkひでば!?」


つい条件反射で美鈴の蹴りがビヤーキーの顔面をぶち抜く。ビヤーキー吹っ飛ぶ。


ビ「うおお…召喚された瞬間の武道キックは効くッス…」


ビヤーキーは顔をさすりながら起き上がる。


美「すいません、大丈夫ですか?」


美鈴は手を差し伸べる。


ビ「だ、大丈夫ッスよ。こういうのけっこうもらってるんで。それにしてもいい蹴りッスね…」




パ「ど、どうよ?これが神話生物よ」


フ「でも、美鈴の蹴りであそこまで吹き飛ばせたんだよ?そんなに神話生物って強くないんじゃないかなぁ?」


ビ「甘いっスよお嬢さん!」


ビヤーキーがビシッとフランを指差す。


ビ「自分はマ○オでいえばノコノ○ッス!ドラ○エでいえば○ラキーッス!所詮俺っちは手下なんす!ハスター様やクトゥグァ様は俺っちなんかよりずっとずっと強いんす!」


レ「あのね、貴方が雑魚ってことはわかった。だからあまり自分を責めちゃダメよ?」


ビ「かなじけないっす…」



パ「で。ビヤーキー申し訳ないけれど一つ頼み事があるの」


ビ「なんすか?」


パ「この子達にクトゥルフ神話について教えてあげてほしいの」


ビ「…報酬は?」


パ「コレでどう?」


パチュリーは一つの本を差し出す


ビ「これはネクロミロコン…本物ッスか?」


パ「本物よ。殆どの呪文が乗ってる。貴方の主人が持っていても損は無いでしょ?」


ビ「…了解っス」








ビ「今回皆さんにクトゥルフ神話について教えることになったビヤーキーと言うっス!これから短い時間ですが、よろしくお願いするッス!」


フ「ねーねー。さっき[ハスター]っていってたじゃない?ハスターって何?」


ビ「それは…まずクトゥルフの四代元素について学んでからにしましょうか」




ビ「クトゥルフ界では四つの基本となる旧支配者がいます。知ってる人いますか?」


小「はい!私知ってます!火のクトゥグァ、水のクトゥルフ、土のニャルラトホテップ、風のハスターですよね!」


ビ「はい大正解。俺っちはその風のハスター様の眷属ッス。」


咲「はい質問。その四大勢力の他に旧支配者はいないのですか?」


ビ「いえいえ、沢山いますよ。さらに[外なる神]とかいうやつらもいますが、それはまた別の機会に話しましょう」


ビ「今回は俺っちのご主人、ハスター様について話しましょう。ハスター様は[名状しがたきもの]、[邪悪の皇太子]といわれているッス。黄色の衣に身を包むまさに王の風格漂うお方ッス!」


小「質問です。風の神々にはロイガー、イタクァ等がいますが、それらは…?」


ビ「ハスター様は風属性の頭領ッスよ?それらもまとめて従えておられるっス。さらに冥王星のミ=ゴもハスター様に仕えるのがいるらしいっス」


レ「ふぅーん…随分と人望があるのねぇ、ハスターとやら」


フ「お姉様とは大違いねww」


レ「うっさい!」



ビ「ちなみに仲が悪いのはクトゥルフッすね。憎きクトゥルフを復活させてなるものかと日々奮闘してるッス」


フ「なんでクトゥルフと仲が悪いのー?」


ビ「四大元素の四人はそれぞれの相性と逆の相手とは仲が悪いんすよ。クトゥルフとハスター様、クトゥグァとニャルラトホテップ」


フ「そうなんだ…みんな仲良くすればいいのにね…」


ビ「そうっすよねぇ…なんかどうしてもわかりあえないらしいっす」



パ「ハスターは「いあ!いあ!はすたあ!」で有名ね。それで貴方も呼び出すのですもの」


ビ「そうっすね。何故かは『部下のお前らはけっこう召喚されるのに私はまったく召喚されない。せめて名前だけでもお前らの召喚呪文にいれされろ。いやいれさせてくださいお願いします』って」


フ「これはひどいカリスマブレイク」


ビ「ちなみにハスター様の召喚呪文は[いあ! いあ! はすたあ! はすたあ くふあやく

ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ

あい! あい! はすたあ!]ッス」


咲「やはり自分の名前を全面的に押してるわね」



ビ「ちなみに萌えクトゥルフとして有名な[這いよれ!ニャル子さん]ではハス太としてご出演しました。まさかのショタキャラに俺っち驚いたっス」


レ「あれは笑うわよね」


ビ「ハスター様もSANチェックしてましたもん。はい、これにて一時間目終了!今回は[邪悪の皇太子]ハスターについてでした!また次回!」

邪悪の皇太子、ハスターについてでした。

これをみて少しでもクトゥルフ神話に興味を持ってくれれば幸いです。


アドバイスや指摘はバンバン受け取りますのでよろしくお願いします。

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