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第19話

私は頑張りました!誰か褒めて下さい!!

 エリスは最初に出会った時、コクランの事をいきなり現れた怪しい奴だと認識していた。


 それも無理はない。


 エリスが己の盾を失い窮地だった所をいきなり、それも上空から突如として現れたのだ。

 上の階層から落ちて来たのかと思ったが、それにしては違和感があった。

 自分の考えながら信じがたいのだが、まるで空から移動してきたように感じたのだ。


 それは着地した時の状態と、この状況下の中でありえないほどに落ち着いた雰囲気がエリスをそう思わせた。

 まるでこの状態を認識して駆けつけてくれたかのように。


 ———バカバカしい。


 エリスはそんな自分の考えを否定する。

 エリスは50メートル以内の生き物を感知できる。

 だから、向かってくる反応があれば分かる筈なのだ。

 なのにその反応がまったく無く、いきなり上空から降って来るなどありえない筈なのだ。


 ———本来であれば。


 だが、目の前にいる人物がエリスのその結論を否定していた。

 否定しようにも自分の目の前に確かに存在しているし、しっかりと現れる所を目撃してしまった。


 つまりは何らかの方法でここに来たのだ。


 だから、罠に引っかかり落ちて来た、もしくは転移の罠に引っかかった。

 自分の馬鹿な考えを追いやるように、そう己を無理やりに納得させた。


 そして、そんなエリスを嘲笑うかのごとく、更にエリスの目を疑う出来事が目の前で起こった。

 エリスの目の前で、たくさんのダークウルフが吹き飛んだのだ。


 ある者は首と胴体が泣き別れし、ある者は壁に叩きつけられて頭から潰れ、ある者はもんどり打って通路の彼方へ吹き飛んでいった。


 どれも致命傷———いや、間違いなく即死。

 非常識にも程がある光景だ。


 原因は目の前の男。


 彼はエリスの目の前に空から突然降って来たにも関わらず、それを感じさせない動作で音もなく着地し、それだけに止まらず、(あまつさ)え着地と同時に薙ぎ払った一撃は、それだけで範囲内に居たダークウルフ達を絶命させた———。


 たったの一撃で———単体ではDランクの魔物だが、群れると推定ランクCになる———あのダークウルフの群れを、である。


 その様な事が出来る者が、一体この世界にどれだけ居るというのであろうか。


 エリスの知っている者でそのような事が出来そうな者などいない。

 いや、そうそう居てなるものか。


 時間を掛けて確実に倒せる者に心辺りはある。

 だが、それでもこのような広範囲をたったの一撃で蹴散らせる訳では無い。

 この様な芸当をするには、一体どれだけの修練を積めばいいのか、エリスには想像もできなかった。


 その佇まいだけで只者(ただもの)でないのは分かる。

 相当の腕の持ち主———おそらく自分では、まるで歯が立たないだろう。

 そう認識するには十分だった。


 それでも敵かどうかを確かめるべくどこから現れたのか尋ねたエリスに対して、彼は話は後だともっともな事を言ってエリスの気を引き締めさせる。


 それはもっともな事であり、エリスはそれに頷いて残りのダークウルフに向かおうとする。

 だが、そんなエリスに対して彼は休んでいろという。


 エリスはその言葉に頭がカッとなった。


「それは私が女だからか!」

 エリスは昔から女が騎士を目指すのはおかしいと周りからずっと笑われてきた。

 だから彼も同じ事が言いたいのだろうと思ったのだ。


 しかし、彼は違った。


「何を喚いているのか知らないが、性別なんて関係ないだろう」

 この言葉はエリスに衝撃を与えた。

 今までそのような事を言われた事などなかったのだ。


 そして彼はこう続けた。


「俺は別にお前が女だからと言って弱いだなんて思わねえよ。現に、こいつ等を相手に戦えていたじゃないか。お前はそこらの口だけの奴よりよっぽど強いさ。他人なんて気にすんじゃねえよ」


 その言葉にエリスは救われた気がした。

 今まで自分の中で渦巻いていた物を、彼が洗い流してくれたのだ。


 ———認められた。やっと私を認めてくれる人に出会えた、巡り会えたと。


 色々な事が脳裏を過り、頭がごちゃごちゃして、もうそこから先に言うべき言葉が出て来なかった。

 それでも何かを言おうとして、その言葉はダークウルフに遮られてしまう。


 そしてその言葉の真意を問う切っ掛けは訪れずに終わった。


 それからだろうか。彼に対する警戒心が驚くほどに薄れていったのは。


 勿論警戒心が今もまったく無いとは言わない。

 だが、それでも最初の時よりは彼———コクランと触れ合っていくうちにどんどん薄れていった。


 ———だから、自分の頭にデコピンしたことは水に流してやろうと思う。


_______________________



 エリスは貴族の出の物だ。

 だから勿論、家名だってあった。


 まあもう没落してしまったのだが。

 それは、過ぎた事だしもう割り切っている為に気にしていない。

 だからまあいい。


 しかし、コクランは私が聞いたこともない単語を使ってさも当然と言った様な表情を浮かべてやれと言ってくる。

 文脈から判断してその単語は何かを実行する物なのだろう。


 没落しようがエリスは貴族の出である。

 それなりの教養があった。


 だから自分の知らない単語を当たり前の様に強要してくるコクランに無性に腹が立った。

 貴族としての、今思えばどうでもいい様なくだらない誇り(プライド)が無意識に現れた結果かもしれない。


 まあ、今思えばコクランにそんな意図が無かったのは分かっていて、無性に恥ずかしい出来事なのだが。


 その時のエリスは思うままの言葉をただ並べたてて彼に文句を並べた。


 そうやって憤るエリスに対し、流石に我慢の限界を迎えたコクランは(勿論当時のエリスはまだ名前も知らない)少し顔を(しか)めると、静かに言い返す。


「それは悪かったな。名乗らずとも私の名前なんて分かるでしょうって超上から目線で内心思っていたであろう、自称誇り高い騎士様?名前を知らない俺が無礼でした。ごめんなさい」


 その言葉にエリスは自分が冷静でなかった事を自覚し、固まった。

 どうやら、礼を失していたのは自分だったと理解したのだ。

 助けて貰った挙句にこのような態度を取ってしまった自分の未熟さを理解したのだ。


 だからこの後、そんなエリスの元から去ろうとした彼にひたすら謝罪して事なきを得た。


 まあ、最後にエリスは、自分が無意識に浮かべていた涙を「ほら、泣くな。可愛い顔が台無しだぞ」と言いながら掬われてパニックになったのだが。


 男の人に、それも他界した父親以外に初めて優しく接され、挙句の果てに甘美な言葉を近くで言われたのだ、自分の顔が色々な感情が渦巻いて羞恥で真っ赤だったのは確実だろう。

 不意打ちだったのもあるだろうが、不思議と嫌な気分にはならず、なぜか心がキュウと締め付けられた。


 その初めての感情に、その時のエリスはその場に立ったまましばらくの間煩悶(はんもん)していた。

 それから立ち直った時には既に片付けはほとんど終わっていて、エリスは慌てて作業に取り掛かった。

 まあ、それも彼が空間魔法の使い手だと分かって直ぐに終わってしまったのだが。


 ———また彼に迷惑を掛けてしまった。


 そう思うとチクリと心が痛んだ。


_______________________



 ———彼は色々とおかしい。


 何でお伽の中でしか出て来ないような等級の防具をポンポン出してくるのだ。

 本当かどうか定かではないが、彼曰くまだ、彼の空間魔法内部にはこの盾と同じ物がたくさん入っているという。


 ———信じがたい。


 だが、現物を見せられた今、もしかしたら本当に持っているのかもしれない。


 ———彼は本当に何者なのだ?


 エリスの疑問は尽きない。

 彼の謎がまた一つ増えた。


 その後なぜか自分の体臭について彼と言い合いになった。

 エリスは臭いと思っていた。だが彼はいい匂いだという。

 そんな議論を延々と繰り返した。


 ———あの時の私は一体何をやっていたのだろうか。


_______________________



 迷宮内のありふれた部屋の一つに入り、腰を落ち着けている。

 彼曰く罠の類はないそうだ。


 一緒に行動することになったのだ、彼の言葉に嘘はないだろう。

 そう判断して、エリスは腹を満たすべく腰のポーチから干し肉を取り出すと、彼がこっちをじっと見ている事に気がついた。


 彼に見つめられている———そう意識するとなぜか自然と頬が熱くなる。

 これはいままで無かったことで戸惑うも、自分ではどうしようもない事は分かっている。


 だからそれを悟られないように彼に問いかけると、どうやら彼は干し肉に注目してたらしい。

 そう考えたら、なぜか無性にイラッとした。


 そんなエリスの心情には気がつかずに、彼は空間魔法から何やらとてもいい匂いを放つ食べ物を取り出して齧り付いた。

 彼が齧り付いた所からは肉汁が溢れて下に滴り落ちている。


 ゴクッ


 思わず、自分の手にある干し肉の存在も忘れて彼の食べている者に意識が持っていかれた。


 ———美味しそうだ。


 そんなエリスの視線には気がつかず、コクランはそれをさっさと平らげてしまった。


 もう、かれこれ3日は干し肉と堅いパンに水しか食べていない。

 そんなエリスの視線に気がついたのだろう。

 彼はこちらを見てどうしたと問いかけてくる、だから素直に美味しそうだと思った事と、自分の食糧の違いから少しの皮肉を込めて問いに答えると、彼はそうかと頷いてさっさと壁際まで歩いて行ってしまった。

 ついでに俺が警戒しておくから寝てていいぞとまで言われてしまった。

 その時のエリスは久しぶりに嗅いだあの匂いがなかなか忘れられず、反論する気が起きなくてその言葉に大人しく従った。


 ———はぁ。


 さっさと自分の食糧を平らげて休むべく壁際にトボトボ歩いていると不意にまたあの匂いがエリスの鼻孔をくすぐる。


「エリス」

 そして彼に名を呼ばれ振り返ると、彼の手元にはあの美味しそうな骨付き肉が———


 そして彼は「…食べるか」とエリスに問いかける。


 思わずコクランの顔をマジマジと見て、良いのかと問いかけてしまった。

 そんなエリスにコクランは「まあ、まだあるし気にしなくて良い。で、食べるのか?食べないのか?食べないなら―――」と問いかけて来た。

 エリスは食べるのか食べないのかを問いかけられた時点でそれを掠め取っており、その先を言わせるつもりは無かった。


「な、ならしょうがない!わ、私がありがたく頂こう」

 そう言って<ダックルの照り焼き>に齧り付いた。


「~~~~!!……♪」

 口の中に溢れる肉汁。

 出来立て同様にホカホカ湯気を立てているそれは、予想以上だった。


 ———こんな味付け……食べた事ない。


 エリスは余りのおいしさに相好を崩した。

 ああ、これを食べてしまったら干し肉には戻れそうにない。


_______________________



 気がついたら朝になっていたらしい。

 こちらを見ているコクランに交代時間の有無を尋ねたらなぜか笑われたので問い詰めたところ、交代時間になっても起こさなかったと言う。


 どうやら自分の事を気遣っての事だと解った。


 それを聞いたエリスは胸の中がじんわり温かくなり、次いでハッとしそのことに対して抗議する。

 それではまるっきり彼が休めていないではないか———


 しかし、コクランは気にするなと言って笑っていた。

 その笑顔を見ていると胸がキュンと締め付けられる。


 ———一体自分の体はどうなってしまったのだろうか。


_______________________



 ボス部屋の中、気がついたら目の前にはあのサイクロプスが棍棒を振り上げて迫っていた。

 それは物凄い勢いでエリスに迫る。

 エリスは足が竦みその場から動けなかった。


「ひぅっ」

 恐怖の余り目を閉じて震える事しかできない。

 その時に情けない声も出てしまう。


 そして来るべき衝撃に備えて自分の末路に思いを馳せる。

 自分はきっと、ミンチの様に叩き潰された肉塊に変わるのだ。


 しかし何時まで経ってもその衝撃は来ない。

 訝しんで恐る恐る目を開けば、ありえない光景が広がっていた。


 コクランが受け止めていたのだ。


 ———あのサイクロプスの攻撃を。


 ———たった一人で、自分の武器一つだけで。


 そして彼は笑いながら言った。


「な?俺が言ったことが正しかっただろ?」


「あっ———」

 エリスはその言葉が自分の心のうちにスッと溶け込んでいくのを感じた。

 そしてそれは確かな温かさをエリスに伝え、固まっていた体を解していった。


 彼———コクランが言った事は本当だった。

 本当にあのサイクロプスの一撃を受け止めた。


 ———ありえない。


 力が拮抗している訳でもない。


 ———本当に彼は何者なのだ…?


 エリスの———いや、他の人だってこの光景を見たら同じことを言うはずだ。 


 あのサイクロプスの一撃をたった一人で受け止める者———

 そんな事が出来る者などお伽の中だけではないのか。


 エリスに疑問は尽きない。


 コクランほどの腕を持つ者が、世界中で知られていない筈が無い。

 しかしエリスの記憶の中に、彼に該当する者は只の一人もいなかった。


「ガァァアアアア!!」

 自分の一撃をたった一人の———それもたかが人族(ヒュマス)の一人如きに受け止められた事で、自分の攻撃が———それも男とはいえ、自分より遥かに小さく、非力で劣る種族である人族(ヒュマス)に『止められた』———その事実が、巨人族(ギガント)誇り(プライド)を刺激し、サイクロプスは怒りの咆哮を上げてコクランを押し潰そうと力を込めていく。


 それに気づいたエリスが、思わずコクランに注意を飛ばそうとして———固まった。


 今すぐにでも、彼はサイクロプスの一撃によって押し潰され、見るも無残な肉塊に変わる———この時、エリスもサイクロプスでさえも、その事を疑ってはいなかった。


 しかし、


「おいおい。これがお前の全力か?だとしたら俺は倒せないぞ?」

 彼は不適に笑いながら、その攻撃をその場から一歩も動かずに受け止めていた。


 彼の腕はその圧倒的な圧力に震えるどころかビクともしない。

 あろうことか、サイクロプスの腕がビクともしないコクランに対してプルプル震えている。


 その光景は、本来ならばありえる筈のない、非常識な光景であった。

 例え、この話を誰かに話したとしても、まともに相手にされることは無いだろう。

 寧ろ正気を疑われるかもしれない。


 それもその筈だ。


 その光景を見ていたエリスでさえ己の目を疑い、目の前の出来事が信じられないのだから。


「ガァァアアアア!!」

 サイクロプスは片手では目の前の人族(ヒュマス)に敵わないと理解するや否や、棍棒にもう片方の手を加え、更に力を込める。

 すると僅かにだが、コクランが押され始めた。

 それを見たサイクロプスは口の端を歪め、更に力を込める。


 だが…それは彼も同じだった。


 僅かに口の端を歪め、次の瞬間———その鍔迫り合いはコクランが横に移動したことで終わりを告げる。


 コクランが横にずれたことで、サイクロプスの込めていた力が唐突に行き場を無くし、その勢いのまま地面(フロア)に当たる———刹那、その棍棒を持っていた両手ごと、サイクロプスは横に弾き飛ばされた。


 コクランが棍棒を持っていた両腕目掛けて蹴りを放ったのだ。


 その普通ではありえない勢いと衝撃で、サイクロプスの手から棍棒は抜け落ちて吹き飛び、サイクロプスはそのままその巨体事横を向く様にして体勢を崩した。


 そんなサイクロプスの腹目掛けて、コクランは赤いオーラの様な物を纏ったもう片方の足でオーラを纏っていない足を軸に回転して勢いをつけると、そのまま横殴りに蹴り上げた。


 ズドンッ!!


「———吹き飛べ、デカブツ!!」

 コクランのそんな叫びと共に、ありえない音を発した蹴りで、サイクロプスは壁際まで吹き飛んでいった。


 ドゴォオオオ!!


 そして辺りに響き渡る轟音。


「——————っ」

 エリスはそんな非常識な出来事の連続に、もしかしたら自分は夢を見ているのではないかと思い始めた。

 しかし、それが現実だという事は、今までの自分の行動と頬に突如走った痛みが否定した。


 コクランがエリスの頬を引っ張ったのである。


「な…っ!何をする!!」

 エリスはいきなりされた事に目を白黒させていたが、状況を理解すると柳眉を吊り上げ抗議する。

 いきなり女性の———それも未婚の女性にいきなり触れるどころか、剰え、自分の頬を引っ張ったのだ。

 それはエリスにとって当然の抗議であった。


 だが、


「あ?お前こそ、いきなり絶望した様な顔をしたと思ったら今度はただ突っ立って呆けるだけ。今の状況解ってんのか?」

 そう冷静に指摘されたエリスは羞恥で頬を赤く染める。

 今のは自分の過失だと理解したのだ。


 ———私は彼に、また守られたのか。


 そう理解するとキュウと胸を締め付けるあの感情が去来し、次いで今までの自分の醜態を思い出して青ざめる。

 また何もできなかった。

 そう考えると彼に対する申し訳なさで胸がいっぱいになった。


 ———どうしよう。コクランに嫌われたら私は———


 そう考えると頭が真っ白になってしまう。


 そんなエリスを見たコクランは一つため息を吐くとエリスの頭にポンと手を載せた。


「誰にだって恐怖の感情はある。エリスは騎士を目指すんだろ?だったらこの失敗を次に生かして、その時同じことをしている奴を俺がしたのと同じように助けてやれ」

 そう言って頭を優しく撫でた。


「———っ~~」

 エリスは込みあげてくるものを我慢できずに流してしまう。


「…まったく。今は俺がお前を守ってやる。だから泣くな」

 そう言って困ったように笑う彼の笑顔はとても眩しかった。













 そろそろまた行方不明になるかもです。

 理由は言わずもがなアレですよ。では。


 誤字脱字の指摘、ご意見ご感想お待ちしています。

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