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とある魔王の無双譚  作者: azl
諸外国との交流
57/145

 こっちだけ出来ました。


 タグにハーレム(予定)?を追加しました。アリナ含めると三人になるかもしれないしならないかもしれない、予定は未定です。

 ただなるにしても、動き出す黒い影編以降の話となっております。


*あらすじ:森の屋敷に転移しました。

 不帰の森にある、例の屋敷に転移した俺。普段の様なお出迎えはないものの、俺個人としてはこっちの方が落ち着けた。どうも性に合わないんだよね、ああいった大層なお出迎えは。


「リュート様、よう・・・」

「えぇい、俺は大層なお出迎えは嫌いなんだ!!今度からそう言うのはやめてくれ!!」


 そしてそんな話をしていたにも拘らず、屋敷の廊下からやってきたサノス君は、俺に対して恭しい言葉遣いで挨拶してきた。


「いやしかし、そういうわけには・・・」

「俺が困るんだよ。せめて俺たち二人の時は、もうすこし砕けた感じで話してくれないか?」


 立場というものもあるんだろうが、それは仕事中だけで構わないだろう。

 ていうかそうしてもらわないと、俺の方が困る。気が抜けないったらあらしないのだ。


「・・・承知しました。すぐには難しいと思いますが、何とか努力していきます」

「努力というかまぁ、お前が話しやすいように話してくれ。てか何で服着てないんだ?前来たときは着てただろ?」


 さてさて、しばらくは無視を決め込んでいたが、やっとこの話題に踏み込むことにした。

 廊下から来たサノス君、何と服を着ていないのだ。下じゃなくて上なのでセーフ、男型なのでギリギリセーフだ。

 だがそういう事が言いたいのではない。アウトとかセーフとかじゃなくて、服を着ていないのが問題だった。もしかして裸族だったのか?そう思っていたのだが、服を着ていない原因は俺にあったらしい。


「実はお茶をこぼしてしまいまして・・・」

「お茶・・・。あっ、もしかして俺のせい?」

「いえ、そういうわけでは・・・」


 そう言ってサノスは控えめに否定しようとするが、間違いなく俺が原因であろう。多分魔法通話を掛けた時に、こぼしてしまったのだと思われる。それらしい悲鳴を上げていたしね。


 だったら俺が責任を取るのが道理というもの、というわけで”創造ノ王”、なんか服を作ってくれ。


ーどのような服をおつくりしましょう?


 え、なんで”赫イ智慧(おまえ)”が答えてんの?


ー”創造者”の行使権は、我が主から”解析・鑑定”に譲渡されておりました。その権限の引き渡しも、能力が進化した際に行われています。


 つまり”創造者”の進化系である”創造ノ王”の行使権を、”解析・鑑定”の進化系である”赫イ智慧”が引き継いだと?


ーその通りです。


 なるほどね。まぁ、仕事を果たしてくれるならなんだっていいや。それじゃあなんか、服を作ってくれや。


ーですので、どのような服をご希望で?


 え?それを俺に聞く?服なんて微塵も興味なかったし、答えるのは難しいぞ。


ーでしたら、我が主の記憶の中にある服を再現致しましょうか?


 おぉ、そんなこともできるのか。だったらそうしてもらおう。

 あ、でも中二病みたいなのはよしてくれ。


ー具体的には?


 その辺はお前に任せるよ。


ー・・・畏まりました。


 何か言いたそうだったけど、それをぐっとおさえた”赫イ智慧”。さてさて、作り出した服はどんな感じなのかな?


ー出来ました。材料に我が主の髪の毛を使用しております。


 待ち時間もほとんどなく、虚空からいきなり現れた二つの服。材料については今は無視だ。さてと、出来上がった服は、白いシャツと、何?


ーテーラージャケットです。


 そうそう、テーラージャケット。紺色のテーラージャケットだ。色男のサノス君なら、しっかり着こなせるであろう。さすがは”赫イ智慧”、いいセンスしてるじゃないか。


ーいえ、我が主の記憶の中にある書物から再現しました。


 書物?・・・あぁ、十巻か。


ーはい、十巻です。


 ・・・なるほど。この話はここで終わりだ。

 俺は”創造ノ王”で作られた服たちを、サノスの方に差し出した。

 本当は城に帰るまで書きたかったんですが、プロットだけで千文字超えてたので諦めました。

 次の投稿は十二月二日です、短編は無しです。よろしくお願いします。


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