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とある魔王の無双譚  作者: azl
新たなる魔王
35/145

始まりは人知れず

久々に書いたので甘い目で見てください。

 魔人との闘いから二週間が過ぎた。

 その間特に何もなかった・・・わけではない。


 まず初めに行われたのは、不帰の森近辺の調査である。

 赤髪の魔人が発見されるのは大抵ここだったため、その住処がこの近辺にあると考えられたのだ。


 その調査はつい最近まで行われており、調査隊が帰還したのも昨日のことである。


 ただし赤髪の魔人の住処の発見には至らなかった。

 それゆえ赤髪の魔人の所在もいまだ不明のままである。


 とはいえこれが悪いこととは言えない。

 赤髪の魔人の傷が再生中で、表立って活動できないという可能性もあるからだ。


 そうであるならば本格的に魔人調査に乗り出すべき、という声が上がるのも当然である。

 弱っているうちに叩くのは当然のことなのだ。


 そしてそんな議論が行われた翌日、すなわち今日、その調査に関する会議が行われるのだった。



「さて、今回の議題は件の魔人の扱いについてだ」


 そう口を開いたのは、この国の王、ロイドである。

 そしてこの会議室に集められたメンバーである俺、オズ、ロメオの三人も真面目な表情でその言葉を聞いている。


 もともと俺はこの場にはいないはずだったのだが、無理を言って同席させてもらった。


 なお、本来ならリンダさんと、騎士軍副軍長であるヒューズさんも呼ぶつもりだったらしい。

 だけどそのリンダさんは戦争で負った傷の手当てを受けており、会議に出席できる状況ではないそう。

 そしてヒューズさんは、自分の実力の無さを痛感し、武者修行の旅に出たらしい。


 もっとも呼べば戻ってくるとのこと。だから軽い感じで許可を出したそうだ。


 そんなこんなで想定よりもかなり小規模な会議となってしまった。

 ただその議題はかなり重要なものであった。


「はい。未だ動向がつかめていないと報告を受けております」


 あのロメオでさえ真面目な態度で取り組んでいるのだ、事の重大さが分かってもらえることだろう。


「その通り、して今回集まってもらったのは、君たちに不帰の森の調査を頼みたいからなのだ」


 そう落ち着いた様子で宣言したロイドさん。

 しかし俺たち三人の中では、もうすでに結論が出ていた。


 実は昨日のうちに簡単な打ち合わせを行っていたのだ。


「それについては俺の方から」


 そう言って椅子から立ち上がった俺。

 視線がこっちに集中して少しばかりの緊張を覚えるが、平静を装い口を開いた。


「その調査について、昨日のうちに俺たち三人で意見を交わしたんです。その結果俺とロメオさんで不帰の森に向かうという結論になりました」


 もともとはオズさんも不帰の森に向かう予定だったのだが、そうなってしまえばこの国の警備が手薄になってしまう。

 戦士たちの傷も癒えていないため、彼女には残ってもらうという判断になったのだった。


「・・・よろしいのですか?」


「もとはといえば取り逃した俺の責任です。その始末はしっかりとやらせてもらいます」


 自分にまかされた問題は、自分でけりをつけたかった。

 それを聞いたロイドさんは首を上下に振って、肯定の意を表した。


「でしたらぜひお願いしたい」


「分かりました。是非お任せを」


 手を差し出したロイドさんと握手を交わす。

 そのまま俺たちは部屋を出ていき、明日の調査に備えるのだった。

次か次の次の章にギルレオン建国祭編をやるのですが、それに伴ってかわいい服、かっこいい服のアイデアを募集します。


多分俺が死ぬまで募集し続けます。

私には私服のセンスが無く、興味もありませんから、そういった勉強も兼ねられるのでやります。

客観的な意見も欲しいのもあります。

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