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とある魔王の無双譚  作者: azl
魔人との激闘
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ブックマーク登録ありがとうございます。


*あらすじ:ウルスラさんも本気です。

 最初に動いたのはウルスラさんだった。宙を蹴りー宙は蹴れないので比喩だがー凄まじい速度で俺に接近して来る。地上の時とは段違いの速度、思考加速をフル稼働してやっと視認できるほどだ。魔人がどうとか言ってたけどこの人も十分イカれてると思う。

 だけどまぁ、そう簡単にやられるつもりもない。向こうからやってきてくれるなら迎え撃つまでだ。


「くらいなさいな、フレイムスラッシュ!!」


 俺に振るわれるは爆炎の剣戟、ウルスラさんの持つ剣が炎を纏う。容易く肉を焦がす炎が、徐々に、それでいて迅速に俺に接近して来る。

 だが焦る必要はない。あれを素手で受け止めるのは非常に危険、だけど逆に言えば素手じゃなければ良いわけだ。


「ッ!!へぇ、なかなかいい判断ね」


 キンッ!!と金属がぶつかり合う音が響く、その正体は剣と盾の衝突音。ウルスラさんと同じように、俺だって盾を作ることが可能なのだ。


 創造者の”変換・創造”である。この権能は魔素を消費することによって、ある物質を全く別の物質に作り替える権能だ。今回は俺の着ている服の一部を消費して作成させてもらった。


 ちなみに生成された物質の強度は、注ぎ込んだ魔素の量と元の物質によって変化する。ついさっきの盾は即興で作ってたし材質も盾向きではなかったので、あまり良いものではなかった。今の一撃でボロボロに欠けてるし、次の一撃を防ぎきれないのは見ただけでわかる。


 でも再利用は出来る。

 つい先ほど作った盾と俺の服の一部に、さらに魔素を注ぎ込んでより良い盾を作る。この自由度と無駄な消費をすることなく自身に有利な環境を作り出せるのが、創造者の強みなのだろう。


「それも”破壊者”の能力かしら?」

「いえ、これは”創造者”の能力です。・・・駄目でした?」

「まさか。この戦いは特質能力(ユニークスキル)を使いこなすためのもの、必要なタイミングでの能力の行使は当然のことだわ。それに・・・」

「それに?」

「手加減された奴に勝っても何にも嬉しくないのよ。だから本気で掛かって来なさい、ここからが正真正銘の真剣勝負よ!!」


 刹那、ウルスラさんの体が掻き消えた。そしてその事実を認識した瞬間に、俺の体に激痛が走る。その激痛の出どころである自分の胸部に目をやると灼熱の炎を纏う華凛な腕が生えていた。その炎の正体は魔法だろう。おそらく火炎系魔法の一種だと思われる。

 っと、悠長に解析している場合ではない。


 俺は急いでその腕を鷲掴みにする。痛いことこの上ないが、爆発の直撃のほうが痛いはず。そう考えてずっと握り続けているのだが・・・、


「クッソ、なんで消えねぇんだ!!」


 破壊身をフル稼働させているにも関わらず魔法が消える気配は一切ない。俺にはまるで原因がわからなかったが、ウルスラさんは事も無げにそのことに答えた。


「特質能力と特質能力の衝突、でしたらそう簡単に終わるはずもないでしょう?」


 あぁ、そういう事か。

 確かに俺の破壊身は能力にも効果を及ぼす。だがその能力が俺の”破壊者”と同格の存在なのなら、鍔迫り合いが発生してもおかしくない、むしろ起こると考えるべきだった。

 俺は少し自分の能力を過信し過ぎていたのかもしれないな。


「チェックメイトよ!!」


 そのウルスラさんの掛け声の後、腕先の光はますます強くなる。その光は赤く光り、熱を帯び、そして大爆発を引き起こした。



 もくもくと上がっていた黒煙も少しづつ晴れてきた。

 その様子を真剣な様子で眺めるウルスラ。彼女の策は成功したものの、気を抜くようなことはしない。

 何故なら魔人は強大な存在だから、というのも先程の魔法ではリュートを仕留めることが出来なかったのだ。その体はボロボロだが戦闘不能には至っていない。


「クッ、さすがに死ぬかと思いましたよ」

「ならもう一回やってあげるわ」

「ハハハ、勘弁してほしいですね。それと、貴方偽物ですね、後ろにいるのは分かってますよ」

「へぇ、面白い」


 ウルスラは久方ぶりの”死闘”に心を躍らせながらも、その思考は冷静だった。リュートが放った回し蹴りをすんでのところで回避し、距離をとる。


「よく分かったわね。どうして気付いたのかしら?」

「普通に考えてあの規模の爆発をあんな至近距離でかますわけがありませんからね。大方あれは能力で作り出した分身体ってところですか?」

「・・・あなたは本当に鋭いのね」


 ウルスラの”顕現者”は、”顕現”で魔素を消費して物質を作り出すだけでなく、自身の分身体を作り出す”疑似分身”も兼ね備えている。

 ただしこの分身体の肉体は、”疑似分身”発動前にウルスラが使用していた肉体である。だが精神はそこにはない、いわばマリオネットのようなものだ。


 ではその間、ウルスラの精神はどうなるか?

 ウルスラの精神は、自身を覆う肉体が無くなり非常に脆い存在となってしまう。その状態が長く続けば、ウルスラの精神は霧散し消滅することになるし、他からの、外傷を負おうものなら一切の防御も許されず砕け散ることになる。

 ただし一瞬にして現れるウルスラの”疑似分身”を視認できればの話だが。つまり一長一短の秘儀、それでいて初見殺し性能が非常に高い奥の手だった。


 ただし種が分かれば容易に対処される、広範囲攻撃には成す術がないのだ。だからこんな大衆の前で披露するのは避けたかったのだが、そうも言ってられない状況だった。

 しかしそんな犠牲を払っても、リュートを倒すことが出来ないのはほんの少しばかりの誤算だった。

 だが問題はない、正真正銘の奥の手はもう一つだけ取ってあるのだから。


 そのためにはもう少し戦闘を継続しなければならない。ウルスラは”疑似分身”を解除し、リュートの前に姿を現す。そして剣を構え直し、リュートに向かって振り下ろした。だがその一撃は彼の持つ盾によって弾かれてしまった。


 甲高い音を立て、火花を散らす。

 その間リュートはウルスラ向けて拳を放っているものの、彼女の持つ盾に全て防がれている。そしてその僅かなスキに、ウルスラは剣による一撃を差し込む。だがその一撃はリュートによって防がれる。

 幾度も幾度も同じことを繰り返した。だがその状況は突如として終わりを迎えることになった。


「フレイムスラッシュ!!」

「甘い!!」


 ウルスラの一撃は、何度も何度もリュートに防がれていた。ただしその盾にも綻びが見え始め、リュート本人にも疲れの色が見え始めている。

 だからこそほんの少しだけ油断した。否、そうなるように仕向けられていたのだ。同じことを何度も何度も繰り返せば、もう一度同じことが起こると無意識に思考してしまう。そしてその同じことが起きるのなら、それに対応できる同じことをやれば良いのだと。

 彼女に油断はなかった。ただ無意識のうちに考えることを放棄していたのだ。

 リュートの拳が接近して来る、これは何度も何度も繰り返した光景だった。だから同じように対処しようとして、


「読み通り」


 その声が聞こえたころにはもうすでに行動を終えてしまっていた。

 再びリュートの拳はウルスラの盾により防がれる、だが先程と違うのは・・・、


「ッ!!どうして!!」


 反撃の一撃によって、ウルスラの盾が砕け散ったことだった。

 戦場に響き渡る焦った声、だがその思考を瞬時に落ち着かせ、もう一度盾を”顕現”させる。

 しかし、


「そんな!!」


 その盾もまた破壊されてしまった。ありえない事態だった。

 ”顕現”により出現させた物質は他の追随を許さないほど高密度なエネルギーを秘めている。

 それは彼女が凄まじい量の魔素を消費するからこそ可能な芸当であり、彼女はその魔素を分散させることなく、一点に集中させていた。だからこそすさまじい強度を誇り、あらゆる物を撥ね退けることが出来る。

 にも拘わらずこうも簡単に砕け散るなど・・・、彼女には到底理解できなかった。


「あなたは一体何をしたの?」


 ふと口から洩れたその呟き。その小さな声は、風に流れリュートの耳に入る、そしてそのリュートは事も無げに答えた。


「ウルスラさん、あなたが”顕現”させているものは確かに強靭で強固だ。だけどその”顕現”させたものに個性というものはない。だったら一回殴って壊せたなら、同じ所を殴って壊せばいい話なのさ」


 さも当然のように答えているが、まるで意味が分からなかった。というのもリュートは肝心の部分をぼかして答えているのだ。

 どうやったら一回殴って壊せる場所を探し出し、もう一度正確にその場所を狙えるのか、その説明がないわけだ。

 尤も彼にそれを説明するつもりはない、それを悟ったウルスラは残しておいた切り札を切ることに決めた。


「あなたがとんでもない常識離れした存在ってのは分かったわ。だけど最後に勝つのはこの私よ!!」


 そう宣言し、再びリュートに対して”疑似分身”を作り出す。


「同じ手は通用しませんよ。サンダーレイン!!」


 だがその”疑似分身”はリュートの手刀に貫かれ、操作不能に陥ってしまう。そしてリュートの放ったサンダーレインがウルスラの精神を打ち砕かんと暴れまわる。


 ここで情報を一つ。操作不能に陥った肉体を再び取り戻すのには二つの方法がある。


 一つは操作不能になった肉体を精神の方に呼び戻す方法だ。

 これは距離に関係なく可能であり、最も安全な方法である。操作不能に陥った肉体を動かすのには、ほんの少しだけラグが発生するが、相手から距離を取れるという点は大きなメリットなのだ。

 ただし手の内が相手にバレやすいというデメリットがある、尤もバレている相手には気にする必要はないのだが。


 そしてもう一つの方法だが、肉体に精神を戻す方法だ。

 これも距離に関係なく可能、ただし肉体の起動開始に時間がかかるのは同じなので、一つ目の方法と比べると危険度は段違いだ。


 だがしかし、彼女が選んだのは後者だった。

 閉じた目をかっと開いたウルスラの肉体。そして腕に宿る灼熱の炎。。その炎はウルスラの魔素によって、秘めていた暴力的な熱と光をますます強めていった。リュートは慌ててウルスラに突き刺した腕を引き抜こうとするが、


「させませんよ」


 ウルスラの両腕にがっしりと握られ、離れることが出来ない。もう少し時間があれば破壊身で何とかできたかもしれない。だがしかし、彼女はすでに準備を完了してしまっていた。


「悪いけど、一緒に巻き込まれてもらうわ。焼き尽くせ!!獄滅炎(デスフレア)!!」


 放たれた魔法は、炎系最上位の獄滅炎(デスフレア)

 ウルスラは最後の切り札としてこの魔法を密に準備していた。非常に精密で緻密な隠蔽をもって、誰にも気付かせることなく。

 そしてこの獄滅炎は、普通の獄滅炎と違い、ウルスラが”顕現者”で”顕現”させた地獄の業火をも含んでいた。

 当然ありとあらゆるものを具現化できるわけではないので本物の地獄の業火ではないのだが、それでも凄まじいものであることは否定できない。

 ウルスラの魔力と地獄の業火。この二つが重なり合い、魔法訓練場の空を真っ赤に染め上げていく・・・!!



 再びの大爆発、ただしつい先ほどとは比べ物にならない規模である。大地すらも焦がし、訓練場を覆う結界も大きなひびが入っている。


 そして爆炎が消えうせ黒い煙が晴れたころ、地面のほうから、ぼとり、と音がするのが聞こえた。

 天空からそれを観察するウルスラ、その音の正体は四つ。蝙蝠のような翼、人の腕、人の足の皿から先と、人の足一本。それらすべて黒焦げであり、色という色が消えうせていた。

 おそらくは彼女と敵対していた者の遺骸だろう。


 だがしかしこの訓練場の中ならば死んでも無傷で復活できる、死ぬときの痛みはあるが許してほしい。そう考えながら彼女は大地に降り立つ。


 地上で見ていた兵士たちも、頂上決戦の終わりに興奮冷めやらなかった。彼女の勝利を称える声が上がろうとしていた。誰一人として、彼女の勝利を疑う者はいない・・・。否、ただ一人だけいた。その様子をさらに上空から俯瞰していた”彼”だけは。


 ウルスラが気を抜いたその刹那、”彼”は自由落下のエネルギーを味方につけ、ウルスラに接近する。

 左腕はなく、片方の翼は消し飛び両足もほとんど無くなっている。全身焼きただれ、胴体の半分は炭化し、体中傷まみれだった。だがそんな彼の表情は鬼神の如し。

 ”彼”リュートはウルスラに気付かれることなく肉迫し、彼女の首元を唯一残った右腕で鷲掴みにした。


「絶対負けない!!」


 鬼気迫る表情で叫ぶリュート。

 ー破壊身の発動まであと十秒。


「く、生きていたのか!!」


 ウルスラは必死になって、右腕を撥ね退けようとするがなかなか敵わない。純粋な力の差はそう簡単に覆せないのだ。


 ー破壊身の発動まであと八秒。


「えぇ、生きてますとも!!」


 事実、もしも彼が人間だったなら死んでいただろう。

 もしも彼に勝利への執念がなかったら死んでいただろう。

 もしも彼に特質能力がなかったら死んでいただろう。

 幾多もの事象が彼に力を貸し、もたらされたのがこの結果なのだ。


 ー破壊身の発動まであと五秒。


「くそ。焼き尽くせサンダーレイン!!」


 首を潰されそうなほどの力で握られ、息絶え絶えになりながらも魔法を発動させるウルスラ。

 その魔法はリュートの体を駆け巡り煙を立てながら焼いていく。


 ー破壊身の発動まであと二秒。


「あと、もう少し・・・」


 傷口をさらに焼かれ全身に激痛が走る。だがそれでも彼は挫けない。弱音を吐きそうになる自分を叱責し気を保つ。

 そして破壊身が発動する。


 刹那、ウルスラの纏っていた黒い霧が霧散した。

 そして、


「・・・打つ手なし。私の負けね」


 その言葉が明瞭に響き渡った。

 リュートの腕はウルスラの首を掴んでおり、いつでも潰せる状態。リュートは執念をもって勝利をもぎ取ったのだった。

 

「・・・へへへ、ありがとうございました」

「こちらこそありがとう」


 笑いあう二人、その和やかな雰囲気のまま握手しようとして気が付いた。あれ、地面無くね?

 瞬間、リュートがウルスラの重みを支えきれずに、訓練場の大地向けて落下する。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 痛ぇ、痛ぇよ。

 まず全身が痛ぇ。もげてるし、胴体は炭化してるし傷まみれだし。前世なら絶対死んでたわ、むしろ今なら生きてられるってのが不思議なくらいだ。


 そしてぶつけた頭が滅茶苦茶痛い。

 ウルスラさんの”顕現”を解除したまではよかったが、それによって重力に逆らえなくなることをすっかり失念していた。そのせいで頭を思いっきりぶつけてしまったのだ。ウルスラさんは俺の上に来るよう頑張ったので、無事のはず。

 

 そう信じて目を開けてみると、滅茶苦茶近距離にウルスラさんの顔があった、良かった無事っぽい。

 ただこうやって見るとマジヤバの美人だ、顔に血が上るのが分かる。多分俺の顔は赤くなってるな・・・、だけど原因は見惚れてしまっているからだけじゃない。


「く、苦しッ!!」

「あ、ごめんなさい!!」


 のしかかれる形になってしまい呼吸が出来なかった。さっきの仕返し・・・、なわけないもんな、うん。

 上にのしかかっている人が消えたので、立ち上がろうとしたのだが上手くいかない。そういえば足が無いんだった。


「お~い、誰か、俺を助けてくれ!!」

「あ、すぐに回復魔法を!!」


 その声に反応してくれたのはアリナだった。彼女が回復魔法を発動する、するとあっという間に四肢が生えてきた。魔法って何でもありなんだな。(アリナだけにwww)

 てか魔物って回復魔法聞かないんじゃなかったけ?魔人は魔物じゃないのかね?まぁ今考えても答えは出ないか。


「ありがと、アリナ」

「い、いえ。当然のことです」


 いやはやその謙虚な姿勢も見習いたいものである。そう感心していたら、ウルスラさんが声をかけてきた。


「ねぇ、嫌なら答えなくていいんだけど、私が”顕現”で取り出した盾をどうやって壊してたの?あなたの破壊者でもそう直ぐには壊せなかったでしょう?」


 う~ん、どう答えるべきか。結論から言うと破壊身の”弱点看破”のおかげだ。

 名前だけ見ると相手の属性的弱点、例えば木は火に弱い。みたいなものを調べるように捉えられるがこの権能はそれだけに留まらない。

 この権能を用いると、対象の力の集合部を察知できるのである。

 例えば、人間が走るとき一番力がかかるのは脚部だ。その一番力がかかる部分を察知するのも弱点看破の機能なのだ。


 そしてウルスラさんの盾を壊せなかったのは、単に殴っても意味がないところばかり攻撃していたからだ。彼女の盾は高密度のエネルギーを一点に集中させることによって、凄まじいまでの強度を誇っていた。だからそこを見つけない限り永遠に壊すことは出来ないってわけだ。


 まぁこのことは教えないでおこうか。自分の能力はそう簡単に明かさない方が良いって、ラノベで読んだことがある。


「その質問の答えは、秘密!!です」

「あら残念。ならあなたが私の獄滅炎を耐え凌いだのも?」

「秘密です」


 アレは超ぎりぎりだった。”生物”の範囲の解答を得るのがもう少し遅れていたら、間違いなく焼き殺されていた。

 この生物はあくまで、精神体とリンクしている範囲、つまり俺の意思で直接動かせるものに限るらしい。だから切り離された腕は生物ではないわけだ。

 つまり俺はあの瞬間に、自分の翼と左腕と両足ー片方だけ半分ーをもぎ、創造者で自分の体を覆う盾にした後、元の形にして地面に落としたわけだ。

 中々猟奇的だが、ごり押し以外で勝つためにはそれしか思いつかなかった、当たり前だが二度ととやりたくない。

 ・・・っていうか滅茶苦茶疲れた。もう動きたくないよ。


「それは残念ね・・・」

「ごめんなさい。・・・それよりも滅茶苦茶疲れましたよ」

「うふふ、私もよ。せっかくだしこのあとお茶でどう?」

「あ、いいですね」

「あ、私も一緒に行きますからね!!」


 アリナも一緒か、楽しくなりそうだな。


 こうして俺たちは沢山の兵士さんに見送られた後、昼食の時間までお茶会を楽しんだのだった。

 もっとも俺は、昼食の後ずっと寝て過ごした。体が動かなかったからね、仕方ないね。

そろそろ魔人と戦ってもらいたいですな

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