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ここからが本番

 まさかの敵が大ダメージを受けるという自爆が起こった。

 敵で残っているのはマリクが死をとして守った毒舌少女リーシャ。

 盗賊見習いバザール、盗賊見習いデーゴ、盗賊見習いザルーが身を賭して守ったブラッディレイブン。

 なぜか生き残ってるオリシオ、ナルシオ。


 どうやら炎で鼻が馬鹿になっているらしい火炎人インフェルノォォォォゥ。

 ぎりぎり効果範囲から逃げた英傑の息子セルジュ。

 Gババァも即座に逃げたらしく健在だった。

 俺の尻で泣けは張本人なので無傷。

 後のメンバーは姿が見えなくなっている。

 ほぼ確実に死んだな。可哀想に。


 こっちの戦力は?

 前衛ウッディ、ファラシオン。

 中衛、ヘスティカーナ、リーハ、ヒーロー、サクヤ、サシャ、サシャ。

 後衛にゲリンデル、シークレット、タダシ、村人、動くよ雪だるま。

 遊撃部隊がセフィーリア、ミケ、アッキス、若ケンウッド、セルジュ。


 トウドウが巻き添え喰らって死んじまったからな。まぁ、彼を犠牲に大多数の敵を倒せたなら良しとしよう。

 さぁ、こうなったらきっと出てくるぞ。

 セフィーリアさんはアレに掛かりきりになるだろうから戦力としてしばらく数えちゃダメだろう。

 Gババァはそれだけ凶悪な相手だ。


 つまり、残った面子で☆5キャラと残った敵を相手しなきゃならない。

 出て来ないならそれはそれで嬉しい誤算だが、ここまで仲間が減っては出さざるを得ないだろう。

 さぁ、どう出る偽ダイスケ?


「クソ、そこの屁こき野郎、突撃して相手のド真ん中で連発しやがれ! 次に仲間に攻撃したらブチ殺してやるからなッ!!」


 どうやら前線送りにすることで解決するつもりらしい。

 だが残念、そんな時にはこうするのだ。


「ウッディ、俺の尻で泣けを阻止してくれ。腕同士で力比べだ!」


 力比べと聞いた瞬間、にかっと白い歯を光らせるウッディ。

 奴はやる気だ。

 近づいて来た俺の尻で泣けに相対すると、威圧するようにオリバーポーズ。

 そのまま両手を相手に突き出した。


 何をしたいのか気付いた俺の尻で泣けも両手を合わせて組み合う。

 筋肉同士の力比べが始まった。

 よし、これであいつは動けなくなった。ついでに奴の尻は依然偽ダイスケ側を向いたままだ。


 横目に見れば銃弾連射するセフィーリアと光の残像纏わせ避けまくるGババァ。

 危険人物二人は封じた。☆5をまだ温存するつもりなら今居る敵を殲滅してしまうぜ?

 リーシャに向かってセルジュが走る。それを阻止するようにとび蹴りを行うコピーセルジュ。

 リーシャへと向うのを止めたオリジナルセルジュがこれを受け止めセルジュ同士の闘いが始まった。


 サシャ二人がお兄ちゃんサシャを助けて? スキルを発動させ、味方男性の戦闘力をUPさせる。

 ゲリンデルが智謀の陣で味方全体の能力を底上げする。

 村人はおらが守るだ。のスキルで自身にガッツを付与する。


 インフェルノォォォォゥにはシークレットが硫酸投擲。

 待ってシークレット、流石にそれは酷過ぎるよ!?

 インフェルノォォォォゥが雄叫び上げて絶命してしまった。

 一応水属性扱いになったようだ。


「チッ、さすがにこのままはマズいか」


 アニキの相手はヒーローとファラシオン。

 ファラシオンが必死にアニキのバイクを受け止めようとするが、ダメージだけ喰らって突破されている。

 奴には荷が重かったか?


 オリシオ、ナルシオの相手はヘスティカーナとケンウッド。正直強さはこっちが上なのだが、この二人何やらかすか分からないから気を付けながら攻撃してる感じだ。


 9ターン目。

 ついに偽ダイスケが動いた。

 新たに投入される敵。

 魔王グレヴィウスリーハ1号、2号、3号、4号、5号。

 蛇巫女サクヤ、絶対消毒ナイチンゲルダ×2、絶望皇女パルマ、魔法中年タラッシュ、四天王ゲリンデル、ポポスポ、エルナバス、ガルガンラヴォス、ヒーロー。

 さらにゲテモンカビちゅう。ゲテモンヒロインデビデブー。

 そう言えばこいつ等も居たな。わざわざ温存してたのかよ。


 さぁ、ここからは手を抜けないぞ。

 セフィーリア、ウッディ、セルジュが対決中で動かせない。

 他のメンバーは動けるだろうけどヒーロー君はアニキと闘ってるしこれ以上頼るのは危険だろう。せめてファラシオンが足を引っ張らないことを祈りたい。


 って、待てよ。普通に闘えると思っちゃダメだ。あいつはアイテム使って必殺連発する野郎だ。しかも魔王五体。

 これ、不味くないか?

 それに全体回復のナイチンゲルダを連続で使われたら?


 マズい、なんてもんじゃない。他の奴らも必殺連発してきたら勝てる物も勝てないぞ!?

 そうか、あの偽ダイスケが余裕そうにしていたのはその戦法を奥の手にしてたからか。

 僕が気付いたことに気付いたのか、偽ダイスケはニタリと笑みを浮かべてアイテムを取り出す。

 案の定、その全てが必殺ゲージを満杯にするアイテム。

 これを、毎回凌げるのか!?

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