第一章登場人物紹介+簡易年表
メノア帝国
-シュタク特務小隊
■ヴィート・シュタク(ヴィレーム・ヌラ・メノア第三皇子)
愛称ヴィル。少佐 二十才 黒髪黒目 H175
敵国二つで千人の貴族王族を殺した軍人。
専用EA・バルヴレヴォ:超重装甲+速度重視型
バルヴレヴォは「ヴレヴォの子」という意味。制作者:ペトルー夫妻
■ミレナ・ビーノヴァー中尉 十七才 赤ロング結い上げ H162
生真面目な性格 帝国西方貴族ビーノヴァー伯爵家次女
EAはレクターレッド(剣聖用) 高機動軽装甲型 制作者:オトマル・アーデルハイト
■コンラート・クハジーク少尉 十五才 青髪 H157
チビ戦闘狂 南方貴族クハジーク子爵家四男
レクターブルー(聖騎士用) 平均型 制作者:オトマル・アーデルハイト
■テオドア・シンドレル少尉 十八才 金髪 H178
不真面目チャラ男 東方貴族シンドレル子爵家次男
レクターグリーン(魔弓の射手用)軽装甲中距離万能型 制作者:オトマル・アーデルハイト
■シュテファン・ヴィドラ大尉(故) 享年三十八才 茶髪 H182
歴戦の軍人。シュタクとも親交があった。
都平民 妻男児あり
-メノア帝国王侯貴族
■シャールカ・ブレスニーク 十八才 銀髪ロング H160
東方ブレスニーク公爵家次女
冷静寡黙 文武両道 EAにも造詣が深い才女 軍人ではない
■ユーリウス・メノア
メノア帝国第十八代皇帝。四十五才 金がかった茶髪 茶目 H174 右腕なし
皇帝 ヴィルの父
■アネシュカ・アダミーク 三十九歳 黒髪黒目 H165
ナイスバディのアラフォー 帝国右大将 主にEA統括
顔の左側に火傷があり、左半分をアイパッチで隠している。
ヴィルの母
■エリク・イェデン・メノア
メノア帝国第一皇子。二十八歳 金髪青目 H178
帝国一番の美男子と呼ばれる皇太子。
現在は宰相補佐の任についている。母は西方貴族出身
■ザハリアーシュ・ティリ・メノア 二十四歳
メノア帝国第二皇子 金髪茶目大柄 H185 褐色
母は南方貴族出身 左軍少将(皇族なので出世は早い)
ボウレⅡ重装型使用
-EA開発局
■ヴラシチミル・ペトルー
兵器開発局EA部所属の主任。エルフ ぎょろ目 丸めがね H185の猫背 やせぎす枯れ木体型
EAを開発した天才付与魔法士。ベルナルダとの間に子供はいない。
EAの装甲を舐めて何で出来ているかわかる変人
■ベルナルダ・ペトルー
兵器開発局EA部部長 ヴラシチミルの妻 ドワーフ H150。太った中年女性 茶髪ボブ 赤目
EAと夫を愛する気の良い婦人
真竜諸島共和国
■リリアナ・アーデルハイト 十八才
H158 金髪背中まで 青目 やや細身
勇者の称号持ち
レクターホワイト(近接戦闘型)剣 ドラゴンの装甲を使った第一試作機。制作者:オトマル・アーデルハイト
ヴィルの前では元気で女の子らしい性格。やや恥ずかしがり屋。奥手。
■エリシュカ・ファン・エーステレン 二十五歳
H168 茶色ポニーテール 男前な顔つき
元伯爵家長女 竜騎士筆頭 聖白竜に騎乗可能
凜とした性格 曲がったことが許せないので、戦争のきっかけを苦々しく思っている
8つ上の婚約者がブラハシュア王国の貴族にいたが、ヴィート・シュタクにより殺される。
■オトマル・アーデルハイト 三十八歳
帝国軍魔法士から研究者に転身。優しいが優柔不断。行方不明。
■タルレガ・メンシーク 六十一歳
メンシーク卿と呼ばれる。竜王国の最後の元首で流れの冒険者。
H170。真竜王国最後の王。真竜諸島共和国への体制移行は四十五年前。
流れの自由民出身の現在冒険者。若いとき一級→今は二級。器用で知識が豊富。
若い才能を見守る。
■ヨルマ・オウンティネン(故)二十五才 H182 金髪茶目
メノア大陸の東にあるアエリア大陸出身のの剣聖 竜牙聖剣を持つ。
EAを二十機ほど倒したことで自信を持っていたが、ヴィート・シュタクにより葬られる。
妻・子供がいる
■セラフィーナ・ラウティオラ 二十五歳 H162
元ブラハシュア王国筆頭魔法士 賢者の称号持ち
青髪長髪三つ編み眼鏡きつい黒目
逼迫するブラハシュア王国の元で、三カ国同盟による帝国侵略を進言した。
■聖龍レナーテ
真竜諸島共和国の象徴。二千五百歳 体長四十ユル
普段は政治に関与せず山奥の神殿に籠もっている。
竜騎士部隊に対しては、ある程度の権限を持つ。竜がレナーテの命令に従って受け渡されるため。
メノア帝国簡易年表
帝国歴
0年 当時の勇者アダルハイドにより建国。聖騎士ブレスニークは隣国の王族。
220年 アエリア侵攻 『暗殺者』によって帝国半壊、領土が半減。
500年頃 魔素希薄化現象についての提言。いくつかの魔法が失われていった。
1024年 北西三カ国通商連合発足
1025年 通商連合に対魔物軍事協力が追加
1028年 秋 帝国に宣戦布告 ルルム山脈の北、北部メノア平原にて開戦。帝国の大敗に終わる。北西三カ国連合は進軍。肥沃な北部メノア平原を占領。皇帝ユーリウス行方不明。
1028年 冬 皇帝不在の中、宰相や一部貴族の後押しにより、停戦交渉が行われる予定だった。しかし破竹の連勝を続ける三カ国連合は、帝都近くの交易都市ヴレヴォを取り囲む。停戦交渉中にも関わらずヴレヴォを侵略・占領。ヴレヴォ占領後、皇帝ユーリウス帰還。帝国は防衛体制を整え、また三カ国連合の足並みの乱れにより、実質的な停戦状態になる。
1031年 新開発の兵器エンチャッテッド・アーマーによる部隊を結成。反抗作戦開始。ヴレヴォの町を奪還する。ヴィレーム・ヌラ・メノアは学徒兵として参戦。
1032年 帝国は北部メノア平原までの全ての被占領地を奪還。侵略を受ける前の領土を取り戻す。
1033年 帝国、ブラハシュア本土への逆侵攻開始。ブラハシュア南平原会戦。賢者、初陣のヴィート・シュタク少尉のEAに敗れる。ヴィート・シュタク少尉、単機で王都に侵攻。王城と貴族区を単機で制圧。
1034年 ブラハシュア全土占領宣言。ヴラトニア教国侵攻開始。ヴラトニア教国、国教聖典による聖戦発動。住人全員で抵抗を開始。これにより帝国は進行速度が低下する。
1035年 初頭。ヴィート・シュタク。新造の飛行船『ルドグヴィンスト』から新鋭EA『バルヴレヴォ』の降下作戦を単独実行。ヴラトニア教国教都を単機制圧。今回は正式な作戦だった。
1036年 第一次真竜諸島渡海作戦発動。失敗。その後も失敗が続く。
1038年 交易都市メナリーにおいて、初の帝国外製EA『レクター』開発。ヴィート・シュタクにより五機中三機を強奪。今代の勇者アーデルハイト登場。
断章とほぼ同時投降




