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詩集 「雨」  作者: 尖角
7/10

言葉の雨

「死んでくれ!」


「お前はいらない子だ!」


「こんな出来の悪い人間なんて!」


――俺は一体???


俺の生まれた意味は何だろうか?


誰からも必要とされない存在。


寂しさだけが心の中にはあって。


大好きな人にも「嫌い」と言われ。


家族にも「あんたなんて」と言われた。


俺が生まれた意味とは何だろうか?


わからない。


日々、言葉の暴力に耐えるだけ。


身体にダメージは残らない。


だから、傍から見れば元気そのもの。


だけど、心は誰にも看取られないまま死んでいった。


“悲しい”なんてもう感じない。


だって、これ以上 下なんて存在しないんだから。

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