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嘆きの雨
どうにかならないのだろうか?
この涙を止めることはできないのだろうか?
こんなにも苦しいのに、こんなにも切ないのに、
まだ、君を忘れることができないなんて―――――。
やっぱし、ダメなんだ。
君を忘れようとすればするほど、想いは募っていく。
大好きだったから、忘れることなんてできないんだ。
待ってくれよ、 忘れたくなんてないんだ。
待ってくれよ、 苦しい思いはしたくないんだ。
もう、君が戻ってくる日はないのだろうか?
こんなにも辛い思いをしなきゃいけない日が永遠に続くのだろうか?
ごめん、 ごめん、 ごめん、、、
お前のしたこと、俺のしたこと、 全てを忘れられないから、
今すぐにでも俺の下に戻って来てくれないだろうか―――――?