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天使
僕はどうなったんだろう。
人が死んだときってこんな感じなのかな、なんて考えていると何かが見えてくる。
ふわふわとした人影のようなものが見える。
「わぁ~!君はぼくの担当だね!」
担当?なんのことだろう。
死んだ後にも何かあるんだろうか。
「ぼくはね、君たちの死後を支えるための天使だよ!」
天使なんて本当にいたんだな…
「君は今度どんな世界がいい?」
僕はなんだっていいよ。
普通の日常を過ごして、平凡に生きていければそれだけで幸せ。
「ぼくのほうで良さようなところを探しておくね!」
ふわふわとしたこの天使に全てを委ねる。
今度の人生も特に変わらないんだろうなぁ、なんて。
欲を言えば今度の人生は人並みに恋愛をしてみたいかな。
「さぁ君の次の人生が決まったよ!行ってらっしゃい!」
特に何か教えてくれるわけじゃないのか。
まぁそれなりに頑張るとしようかな。




