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とりとめもなく  作者: nayuta
15/46

脇道5  :左足ブレーキと歩車分離2 あと踏切

歩車分離は文字通り、交差点で歩行者と自動車を分ける事です。

いくつかの大きな交差点では既に実施されていますね。

有名な渋谷の交差点もそれかな。

歩行者がクロスで渡っていますから。



交差点での歩行者と自動車の事故は、異世界転生片道切符御用達の暴走トラックを除けば、大部分は左折車、右折車と歩行者でしょう。

左折、右折で車の動線と、歩行者の動線は交わります。

警察ではドライバーにしきりに歩行者に注意するように、指導しています。

横断中の歩行者がいたら必ず止まる、違反したら罰金。

免許証の更新教育もこれが主ですね。

でも、むかつく。

交差点事故の責任を全てドライバーに押しつけていませんか?

人間が操作する以上、必ずヒューマンエラーは発生します。

人間に頼っている時点で事故撲滅は不可能なのです。



他に方法がなければ仕方がない。

人間は鍛えれば、かなり精度の高い制御装置になり得ます。

しかし、免許取得率に血道を上げ(これは想像です)、ただでさえ少なくなっているドライバー予備軍の確保に必死になっている教習所が人間機械のように鍛える訳がありません。

そのような方法を採らなくても、事故撲滅の方法はあるのです。

それをしようとしないで可能性の薄い人間依存の方法ばかりを行っている警察は。

正直、手抜き、怠慢としか思えない。

そう、思いません?



動線の交差で事故が起こるのならば、交差をなくしてしまえば良い。

それが事故をなくす最も確実な手です。

品質管理で言えば、寄与率最大の要因をなくす方法ですね。

その方法が歩車分離交差点で。

そうすれば、動線の交差はなくなり事故はかなり減らす事ができるでしょう。

ミンキーモモも死なずに済んだ?



え~と。

ここで必要かどうか判りませんが、交差点について説明してみますね。

専門家の人がお茶噴いたら、(噴飯物と言う言葉は飯を噴くと言う意味で、お茶を噴くより被害が多そうですね。噴茶ものという言葉を作りましょうか)フォローをお願いします。

まず、十字路、直進と左右が交差する交差点を想定します。

・・・・・・・・・・・・・・。

直進するものと左右進行するものは、交差する位置で動線が交わり衝突が発生する。

これを防止するため、直進と左右進行を時間で分ける。

その指示を出すのが信号機で、車両正面のものがこちらに指示を出すもの。

横にあるものはこちらへの指示ではないので、そちらに従ってはいけない。

信号機、青が進行可、赤が進行不可、停止、黄が進行から停止までの移行期を示す。

この交差点を通る全てのもの、車両、軽車両、歩行者はこの信号機の指示に従わなければならない。



右折、左折は進行可の時に行う。

右折時は対面から進行してくるものと、左折時は軽車両、歩行者との動線交差が生じる。

歩行者との動線交差を軽減するため、歩行者専用信号が別途設けられた。

歩行者はこの信号に従わなければならない。

しかし、軽車両への信号機は現状存在せず、依然として軽車両、車両との動線交差は残る。

歩行者との動線交差減少は、歩行者用信号を車両、軽車両用より進行時間を短くする事によって行う。

歩行者用が停止、メイン信号が進行状態の時間で、車両は歩行者と動線交差せずに右左折が行える。



ただし、その時間は短く、大抵は信号切り替わり直前ぐらいに設定されている。

このため、歩行者横断が多い交差点では左折車が動けずに交差点で渋滞を発生させる。

顕著なのが銀座4丁目の交差点で、左折直進共用車線のため直進車も動けなくなる。

因みに。

歩行者用信号は歩行者に指示を出すもので、車両はそれに従う必要はない。

その事実はあまりドライバーに周知されていないようで、時折歩行者用信号の赤に対面して困惑しているドライバーを見かける。



以前は右折車の停滞によって交差点で渋滞が発生していたが、要所の交差点に右折専用レーン、右折専用信号、矢印信号が普及してきたおかげで解消に向かっている。

ただし、立地や設備費用にお金がかかり普及は限定的である。

因みに。

良くある勘違いがあって、矢印信号は青信号ではない。

従って直進が矢印で表示される信号機のある交差点の場合、右折車が右折信号表示前に交差点に進入するのは違反のはず。

・・・・・・・・・・・・・。

こんなもんですかね。



右折渋滞を防ぐ方法で、右折レーンも必要なく、矢印信号も要らない方法を私は知っています。

近くにある交差点にあるのですが。

直進進行の場合、通常はこちら側と対面側、両方の信号が青になります。

ですが私が知っている交差点では、こちらが赤になって止まっても、対面側はある一定時間青のままという設定になっています。

なので対面側はこちらの車両に気にせず自由に右折が出来る。

つまり、こちら側、対面側を同時ではなく別々に青にしたら右折車は動線が交差せず、安全にいつでも右折できます。

謂わば矢印信号状態を、普通の信号機でも実現可能、という事です。

ただ、それをやると信号のサイクルが直進、左右進行の2ステップから、直進こちら、直進対面、左右進行右行、左右進行左行の4ステップになります。

信号待ち時間が増えますが、でも矢印信号付きは3ステップでもありますし。

悪くはないと思いますが。



因みにアメリカでは右折は信号が赤でも自由に行えましたね。

日本の場合は左折になりますが、一時停止から出る事を思えばそれほど難しくはありません。

日本の交差点でもそういう交差点はいくつかあるようです。

この場合、歩行者との動線交差はありませんから歩行者事故は減るでしょう。

少なくとも左折車停止による渋滞は少なくなります。

もっともこの方法を有効化するには、左折レーンが必要になりますか。



さて、話を歩車分離に戻しましょうか。

歩車分離の場合、車両直進、車両左右進行、歩行者横断の3ステップになります。

1ステップ増える訳ですから、信号待ち時間は増えるでしょう。

でもドライバーにとっては安心して右左折が行えるという事は、結構なメリットだと思うのです。

一時期の格好優先の視界無視的な車種は減ってきましたが、それでも交差点での歩行者、軽車両を全て認識、位置把握、移動予測をするのはしんどいです。



特に左折時に、左後方からこちらの車両の左側を突撃してくるバイクや自転車は最悪。

速度が速いから左折前にバックミラーでしっかり、かなり遠方のものをも捉えておかなければならない。

振り返っての確認だと大抵の場合、視界の隅にも引っかけられないほど遠くにいます。

左折動作に入ってしまえばバックミラーの視界から外れるので探知困難ですね。

ですので、左折動作に入った後、脇道から出てきたなんてものはお手上げです。

そうして突撃してきた自転車やバイクを引っかけた日にゃ、人身事故。

車両と違ってバイク、自転車じゃ人身損傷は免れない。

下手すりゃ交通刑務所、人生終了。



普通、速度の速い方が遅い方を回避する義務があると思うのですが。

左折操作で徐行状態の自動車と、速度に乗った自転車は自転車の方が速い。

なので交差点で接触事故が発生した場合、事故責任は自転車の方にあると思うのですが。

警察の判断は大抵の場合、後方確認不良、自動車に罪あり、でしょうね。

こういう間違った原因認識が、いつまで経っても交通事故を減らす有効な対策を立てられない理由だと思いますけど。



そういえば昔、護衛艦あたごが漁船と接触して沈めた事件がありましたね。

あの時の報道は酷かった。

若い漁師の親子を一生懸命被害者に仕立て上げていて、お涙ちょうだいしようとしていました。

つくづく浅ましい連中だと思いましたが。

特に露骨だったのが、最初の頃一回だけ出た、あたごと漁船の航跡図でした。

真っ直ぐ真面目に進んでいくあたごの航跡に対し、出港してきた漁船の航跡はばらばら。

それこそ珍走団だってあんな無秩序な走り方はしない。

その航跡から見れば、どうやったって漁船があたごを躱すのは容易い。

寧ろあたごが衝突を狙って運動しても、漁船にかすりもしないでしょう。

本来ならば。

その航跡図は一回出てきただけで、後の報道では一切出てこなくなった。

あの航跡図を見れば、衝突の原因が漁船側にある事が判る。

漁師親子を被害者に仕立て上げ、新鋭護衛艦あたごを悪者にしたかったマスコミにとっては都合が悪かったのでしょう。

つくづく見下げ果てた連中です、マスコミというのは。



で原因は、と言うと。

寝てたんでしょうね、漁船の親子。

出港してそのまま居眠りして、ふらふらあたごの航路上に出てきてしまった。

あたごとしては困ったでしょう。

これがきちんと航路の規定(確か、湾内などでは通行区分とか速度制限とかあったと思いますが)を守る人たちなら避けるのは簡単だったでしょうけれど。

そんなの守っていそうにない漁船。

どう動くか判らない。

相手の動きを待っている間に避けきれなくなって衝突した、こんな所ではないでしょうか。

あの後、漁船仲間が漁師親子を捜索しても見つからず。

マスコミはまたはしゃいでいましたが、普通、救命胴衣付けてたら見つかりますよね。

それすらも付けていなかったという事でしょう。

まあ、刑事裁判で無罪になったのは救いでしょうか。



まあ、自動車は常に交差点で人身事故を起こす、巻き込まれる危険性を秘めている訳で。

そういう危険性がなくなるのであれば、多少信号の待ち時間が増えたってドライバーは喜ぶでしょう。

歩行者がまるでいない交差点でも?

夜中に車両がまるでいない交差点。

地方、そして夜間ならそんな交差点は山ほどありますが、その交差点で律儀に赤信号で止まるのが日本人です。

止まらないのはダンプと大阪人ぐらいか。

歩行者がまるで渡らなくても、信号ぐらい待ちます。

でも、まあ、そんなつまらない理由で反対するならば。

いい加減信号機を改革してはどうでしょうか。



信号機は随分昔からある装置で、戦前にもあったのかな?

信号機以前は交差点中央で警官が台上に立って、身振りで進行方向を指示していました。

古い交通教科書には身振りの意味を解説してありましたが、今はどうだろう?

前、ロサンジェルス、ハリウッドに行ったとき、足形が有名なチャイニーズシアター前の交差点で、色っぽい女性警官が交通整理をしていました。

何か躍動していて、あれはあれで見ていて楽しい。

渋谷交差点のDJポリスさんは有名ですが、彼は交通整理しないのだろうか。

アイドルの一日署長さんにして貰ってもいい気もしますが、渋滞引き起こすだろうなあ。



話が逸れた。

とにかく信号機は骨董品から最新式のLED式まで玉石混淆。

歩車分離式にするのはそれぞれの信号タイミングのソフトをいじらなければならないのでしょうけれど、大変な事でしょう。

古いタイプは信号機ごとに設定されていたようで(最新式もそう?)以前天皇陛下の御召し車両が通過するとき、警官が信号機に個別に付いて信号機が全て青になるよう操作していたらしいのを見た覚えがあります。

随分、堅牢なシステムを採用しているみたいで、信号機の故障は余り見た覚えがない。

寧ろ車両が激突してへし曲がった信号機が、変わらず光っていたのを見た覚えすらあります。



そういうのをいい加減でネットで接続して、メインのサーバーで操作できるようにしたら、と思うのです。

メインサーバーであるパソコンを地元警察署において、信号機には受信指示器だけを置いておく。

交差点の監視カメラはどうせネットでつないで、地元警察署などで管理しているんでしょう。

カメラ画像と併用すれば、歩行者がいなくなれば歩車分離を中止すれば良い。

別に個別に細かくする必要はないでしょう。

平日と休日、歩行者の傾向を調べて歩車分離をする時間帯を決めてプログラミング化しておけば良いでしょう。



さて、こういうものを作るのは一地方の警察署では無理でしょう。

能力的には民間のソフト企業とパソコン機材を組み合わせれば、できそうな気もしますが。

信頼性とかセキュリティーとか、警察組織が運用するために必要な各種を考えると難しいでしょうね。

県警レベルでも難しいかな。

ここはやっぱり警察庁の内部部局、交通局の交通規制課、交通管制技術室が行うのが一番ふさわしい気がします。

信号機って意外と地元代議士の利権が絡むんでしたっけ?

信号機設置で地元に成果をアピール、みたいな。

後は事故発生の対策としての設置が多いのでしょうか?



そういえば法整備もお願いしたい。

「交差点においては軽車両は歩行者として扱う。」

折角歩車分離になったのに、自転車が交差点に入ってこられたら堪りません。

あいつら2段右折など守る気ないから。

赤だろうと平気で左折していくから。

昔は私もそちらの一味でしたが。

どっちつかずを適当に利用しているので、はっきり「お前は歩行者だ」と宣言して下さい。



これから高齢者ドライバーが増えてくると言うのに、交差点事故防止をドライバーの注意力喚起だけに頼っていたらいずれ破綻しますよ。

破綻は信号システムへの不信につながる。

海外のように信号無視が常套になったら、交通安全どころではなくなりますね。

それとも自動運転になったら、AIが何とかしてくれるとでも思っていますか?



さて、ついでに。

手抜き、怠慢が目立つ鉄道各社へ。

以前、福くんだっけ、可愛い男の子がポスターの中で

「踏切守らなくちゃダメだよ。」って訴えていましたが。

あれ見てむかついた。

自分たちの怠慢を、小さな男の子に言い訳させている。

鉄道は、道路交通法などで優先が認められていると思いますが(詳しくは知りません)、それに胡座をかいて自動車の利便性を侵害している。

踏切無視は確かに犯罪ですが、要因は鉄道各社による車両交通阻害にあります。



まあ、堅苦しい言葉を使いましたが、要は踏切で必要以上に待たせるな、ということです。

今の技術ならばできるはずでしょう?

踏切が閉まるタイミングをご存じでしょうか?

私も良くは知らないのですが、今まで数万回ぐらいいっているよな踏切が閉まるのを目撃していて。

踏切より一定位置に電車が来たら閉まる、自動制御になっていると思います。



皆さんも経験があるでしょう。

駅の近くの踏切。

速くに閉まる。

それからゆっくり電車が入ってきて、乗客が乗降して、それから発車して通過するまで開かない。

その間、どれだけの車が安全に踏切を渡る事ができるか。

実際には車両は踏切で止められていて、後ろには延々と渋滞の列ができる。

ドライバーは当然、長時間の待機でイライラがつのっている。

警察は講習なんかで、運転時は平静な気持ちで、と訴えていますね。

その通り、心が荒れた状態、焦りやなんかで普段の操作ができなくなったときが一番事故を起こしやすい。

鉄道各社は踏切でドライバーの平静をかき乱し、事故を大量に誘発しています。

保険会社当たりと提携してるんだろうか?

それとも病院と葬儀屋かな?



鉄道というのは厳密なダイヤによって運行されているものです。

新幹線の運転手の動画を見た事がありますが、駅に到着したとき

「〇〇秒、延着」なんてやっています。

つまり、どの時間に来る電車が駅に止まり、どの時間に来る電車は通過する事がはっきり管理できているという事です。

東海道新幹線ができたとき、それを安全に運行管理するために総合指令所が作られました。

壁一面に作られた新幹線の路線図上を、当時は電球だったと思いますが、それで表示された車両、各編成が移動していて、どの編成がどこにいるのか一目でわかるようになっていました。

あれ、もう半世紀以上前のものですよ。

当時のものは歴史的遺産となって、京都鉄道博物館に飾られているそうですが。

つまり、現代の技術を持ってすれば全ての路線上を走行している編成を一元管理する事も出来るという事です。



もう、判ったと思いますが。

鉄道会社は駅に止まる電車の時は踏切を開けておき、通過する電車の時は閉める、という管理ができるという事です。

なんなら駅を発車するときに、電車の車掌が踏切を閉めれば良い。

駅で発車ベルが鳴るのをご存じだと思いますが、あれ車掌が駅の柱にあるボタンを押して鳴らしています。

あのボタンで踏切閉鎖の指示を同時に出せば、電車が発車したのに踏切開きっぱなしという事はならないはずです。



それをしないのは。

何より鉄道事故防止を最優先の鉄道としては、自動車のドライバーがどれだけ困ろうが、その結果自動車事故が増えようが知ったこっちゃない、という事でしょう。

彼らにしてみれば、踏切は事故の発生源でありそれを少しでも減らすためには厳しく管理したい。

自動車の利便性のために、つまり鉄道以外のために、それを緩めたりはしない。

どうせドライバーには対抗手段がないのですから、いくら強引にしようと問題はない。

それに踏切解消のために予算を掛けて鉄道を高架にしている。

我々も努力しているのだから、ドライバーも我慢しろ。

・・・・・・・・・・。

言い訳ですよね。



鉄道もロジスティックの一部であり、他の交通手段と共存していかなければなりません。

確かに昔の日本は鉄道が主要な交通手段でした。

寧ろ鉄道しかなかった、と言えるかもしれない。

なので法律も鉄道優先に整備されているでしょう。

ですが、現在は自動車をはじめ他の各種交通手段も発達しています。

鉄道が王様、の意識はそろそろ改めて貰いたい。

海外には線路に踏切が降りる鉄道があります。

つまり車が通行しているときは、鉄道が待っていろ、という事です。

まあ、発進、停止に時間と距離がかかる電車より、それが容易な自動車が止まる方が理に適っているとは思いますが。



踏切無視は確かに犯罪ですが、別に犯罪を犯さなくたって鉄道を止める方法はあります。

鉄道各社の方はご存じでしょう。

踏切にある緊急停止ボタンです。

踏切に異常が発生した場合、具体的には車両や人が立ち往生した場合、これを押して電車を止める事ができます。

ついこの間も、強引に踏切を渡ろうとしたダンプが電車と衝突していましたね。

あのとき、このボタンが押されていたら事故は防げたかもしれません。

なので、撤去はできないでしょうが、鉄道としては撤去したいんじゃないかなあ?

近頃このボタンによる電車停止が増えていません?

(私の所感、電車で通勤していたとき、よく”踏切でいたずら”で止まった事があったから)

イリーガルな方法なら、鉄道の傲慢に対抗する手段はあるのですよ。



さらに腹立たしいのは、というより明らかにバカのやる事だと思うのは。

運転見合わせ、とかいうソフトな言葉で言う運行停止時です。

各路線上で走行していた電車は停止しますね。

その中に踏切閉鎖位置で停車した編成もあって、踏切閉まりっぱなしになります。

本当に・・・、本当に・・・、馬鹿じゃなかろか。

電車が走行しているから閉めるものを、電車が停止している状態で閉めるか!!

昔、停車した電車の車掌に線路の外から呼びかけて、

「少し動かして踏切閉鎖位置からずらしてくれませんか」と頼んだ事があります。

そうすれば閉まりっぱなしの踏切も開きます。

車掌は呼びかけに答えて、顔を出してはくれましたが、頼みに対しては。

何言ってんのこいつ、という顔してましたね。

まあ、これが鉄道マンの意識なのでしょう。

自分たちがどれだけ他人に迷惑を掛けているか、認識していない。



いくら何でも、運行停止になったら開けるのが義務というか、責任でしょう。

危険のない状態で、他の交通を阻害する権利があるとは思えない。

まあ、踏切全てがスタンドアローンで、閉鎖位置に電車がいるのに開けるようにするには踏切個別に調整が必要だ、とかでしょうね。

鉄道がやる気がないなら、ドライバーが自主的にやりましょうか。

踏切バーを外す事など、普通の工具があれば容易いです。

因みに、事故などで鉄道運行を妨害した場合、とんでもない額の賠償額を請求されるというのは本当でしょうか?

なら、不当に踏切を閉められて運行を停止させられたドライバーが、鉄道各社に賠償を請求しても良いのでしょうか?

信号機の時も書きましたが、いい加減踏切もネットでつないで一元管理が出来るようにして下さい。

そうすれば運行停止時に、踏切を開ける事ぐらいできるでしょう。

言い訳ポスターばかり作っていないで。



CO2排出抑制、地球環境にとっては鉄道、特に電車は有効な交通手段だと思います。

特に電気エネルギーは化石燃料に頼らずに作る事が可能ですから。

JR東日本は専用の水力発電ダムで、必要な電力を賄っているんでしたっけ。

ですから鉄道の利用は今後、どんどん増加して欲しい。

なのに鉄道が憎まれるように振る舞うのはいかがなもんか。

嫌いなものに乗りたがる人は余りいません。

私も車で通勤していた時は、二度と電車なんかに乗るものか、と思っていました。

お忘れかもしれませんが。

踏切で渋滞中の車の中で、憎々しげに電車を見ている人々。

彼らも鉄道利用者となり得る人たちなのですよ。

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