用語説明
☆ ~世界観を、詳しく知りたい方は読んでください~ ☆ 話の進行によって追加。
【民族について】
・夜の民……夜の地(空から光が差さない。ほとんどが森で覆われていて、魔獣が多く生息)で生きる人々。照明として夜光石(夜の地だけで採れる、青く光る宝石)が使われる。狩猟生活をしている。夜の地から出てはいけないというしきたりを持つ。神獣イーグを信仰。公用語はナイーグ語。
・陽の民……陽の王国で生きる人々。陽の王国周辺では常に空から光が降り注ぎ、温暖な気候である。二十年ほど前から他の地域へ侵略し、領地を拡大し続けている。農業で生活している。神獣サンを信仰。公用語はサナー語。
New!・水の民……水を浄化の力を持つ者達らしいが…? 公用語はプルシュカ語。
New!・雷の一族……謎に包まれた者達。今は陽の国に忠誠を誓っているらしい…?
【魔獣】
・ティメール……夜の地に生息する、希少な砂色の魔獣の名称。成長するととても巨大になり、背中にコブがいくつかあるのが特徴。気性が激しく、普通は夜の民でも関わらない。しばらく水や食をとらなくても生きていける。
・チト……夜の地の森に大半が生息するが、世界中で見かけられる魔獣。手のひらほどの大きさで、生命力が強い。赤と白の色の毛で覆われている。人には無害。行動が謎に包まれている。
・火馬……穏やかな性格のため陽の民がよく使う、移動用の乗用魔獣(ロビンとも呼ばれる)。
・火狼……盗賊達がよく好む魔獣。幼少期に陽光石を食わせると、人に服従するようになる。獰猛。
【主要登場人物】
・フォルナ……夜の民の少女で、17歳。高身長。普段は長い黒髪を一本に高く結わえている。「魔獣と心を通わせる力がある」として、忌み嫌われた経験があるようだが…? 民族衣装を着ている。実は食い意地が張っている。
・アバズ……夜の国を離れたフォルナと七年間暮らし、最期にブーメランと本を託した男。若い頃凄腕の薬師として各地を旅してまわったらしい。
・リュキ……18歳の少年。冷静沈着だが、守るべきものを大切にしている。茶の髪でトラモント村で長いこと宝石屋として生活していたが、出身地ではないらしい。地理と料理に熟達していて、物知り。
・ゴレッツ……陽の国の王子。手の甲に紋章のある男をずっと探している。
・クノッタ……雷の一族の長の女。常に無表情で仕事をこなす。
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小鳥葵
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