転生
二話です
「んんん・・・」
体が起きた、寝むた・・・くない。どうしたわけか俺は倒れたらしい。
そうか俺死んだんだっけ、駅のホームで、なんか言葉を聞いた途端ナイフが・・・。
「どうしたの?」
と急に優しい声が聞こえる。俺は思わずそっちの方向を見た。
白い髪の男性が立っていた。執事服を着た美少年。イケメンというのに相応しい人だ。
「あ、あなたは?!」
「僕はメルト=オズって名前だよ。よろしく!」
白髪の人は優しく答える。
「俺は、」
言いかけた途端だった。
「桜井 徹君でしょ、知ってるよ!」
俺は本日二回目の唖然となってしまった。
「なぜ僕が君の名を知ってるかって?そりゃ僕は神様だからね。」
信じられるだろうかこんなことが、目の前に神がいると。だが生憎おれは信じない。
俺はもはや夢だと思い、自分の顔を殴る。
痛い。痛い。ただ痛い。
これはどうやら夢じゃないようだ。
「夢だと思った?フフフ、現実だよ。そもそもここは神の広間。死んだ者しか来れないしかもある条件を満たさないと入れない特別の部屋だ。君は死んだのさ。」
俺やっぱ死んでここに来たのか。納得でき・・・ない。
まず俺はそうゆうのは信じないほうだ。
「じゃあ、なにか信じてもらえる根拠があるかな?」とたずねてきた。
完全に俺の考えが読み通しだ。ちょっと信憑性できたやん。てかさっきも俺の名前当ててたやん。
「うーん」
なかなか思いつかない。すると、
「異世界転生ってのはどーだい?」
「え?」
んー。なんかアニメの展開やな。テンプレ杉内。
「ちなみに転生しないとこの場で殺しまーす♥」
こいつ優しいと思ったが・・・。全然やん。中身カオスやん。
「ハイハイ、じゃあおねがいしまーす」
って適当に返事をして、ため息を吐いた。ちょっと楽しみかも。
「ちなみに僕も行きまーす!」
っておいおい、そんなんきいてねーぞ。まあいいか。
じゃあ準備はいい?
はいはい
「僕は後で行くね。」
その声が聞こえた、瞬間に
下には魔法陣がいつの間にかできていた。そして、俺の意識は飛んだ。
「ほんとにあの人は。。。」
「仕方ないよ、人のこと考えて結局は適当に生きている。
あいつはなんも知ってそうでなんも知らないただの知ったか。」
「殺されても戻る場所はあるのですがね、あの人はなんも知らない・・・。」
次も頑張ります。