生と死の相違点と相似点;四五 霞の見解
あらすじみたいなもの
人気の少ない公園で対峙する
四五 霞と左月 刄
鏡のような相手に興味を抱き
四五 霞は話し始める
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▽△▽△▽△
生きながらにして生を感じないのは
どんな死より惨めで価値の無い生
△▽△▽△▽
「私、四五 霞はさぁ
仮に価値のある死があったとしても
価値のある生なんて無いと思うんだよねぇ
人間は皆醜いし汚いし無駄だし
んでもって過去の栄光にはすがるし
まぁ、生まれるのは素晴らしいけれど
生きていくのは逞しいけれど
今の時代の人間みたいに
どんなに足掻いても世界は変わらないのに
他人に自分の生を押し付けて誤魔化すのは
止めて頂戴って言いたくなるなぁ
だけどね死は違う
死っていうのは生物界における最も厳かな現象
意味の無かった生を昇華させて意味を持たせる
価値ある現象なんだよ
だから私は殺人を肯定する
彼の有名な
【貴方には殺されて良い理由が有りますか?
それがないなら貴方は人を殺してはいけません】
っていうセリフにはこう答える
私は死ぬために生きています。
だから、殺して下さいってね」
「貴方はどうかな?
左月 刄君」
二話目終了しました
霞さんはめんどくさい思考回路の持ち主ですね
人でも殺していそうな思想観念です
因みに霞さんは趣味小説のプロットより
作り直したので少々不安です
大丈夫かな....はまってるかな......
気になる今日この頃です




