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04

「姫のご登場ともあらばこうしなくてはね」



そう言うと颯真は跪いて、あたしの手の甲にキスを落とす。



颯真はあたしたち一族とは似て非なる存在で、未来永劫な存在であり彼に"死"はない。違うのは強い能力(ちから)や魔力を源にして生きているってこと。



「俺も忠誠を誓うよ、姫君。君を傷つけない」



「…でもあなたは敵よ。それに悠兎を傷つけるなら許さない」



「おっと、そう怖い顔をしなさんな姫君。…でも能力(ちから)を手に入れるまでは毎回こうして来るよ」



にこりと笑うと空を見上げた


「ああ、そろそろ行かないとな。…またね姫君と忠犬(わんこ)くん」


風が舞うように彼は消えた。



























「…雪刃、俺は何があっても君を守る。颯真からも他の奴等からも」



「うん、ありがとう」



「愛してる、雪刃」



「あたしも愛してるわ、悠兎」



お互いに口づけを交わすと、目が合って互いに微笑んだ


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