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03

「…彼奴は俺や雪刃を狙ってきてる。けれど、彼奴が欲しいのは俺や雪刃自身じゃなくて能力(ちから)や魔力だ」


能力(ちから)、ね…」


あたしや悠兎の能力(ちから)は普通の一族とは並外れていて、強力だ。最大限以上になると自分では制御出来なくなる。


「!…誰か来る」


バっと振り返ると人影が見えた。


「やあ、姫。…と、その忠犬(わんこ)くん」


「誰が忠犬(わんこ)だ!」


「姫の為によく吠えるねぇ…なんとも忠実な」


「…黙れ」


「悠兎!」


雪刃の制止も聞かずに悠兎は颯真に近づき、刃を立てた


「それ以上言うと…どうなるかわかって言ってんのか、お前」


「ごめんごめん降参だよ。…けど、この俺に刃先を向けたこと許さねぇ」


「だめ!」


あたしはとっさに悠兎を捕まえて抱きついた。


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