シラン・ショウバン 4〜6話
【第4話 他力本願】
「止まりな!」
「ん?」
「お前ら、ブタッパーナ組の者ではないな。」
「うわ、ダッセー組の名前だな。」
「うるさい!俺だって好きでこんな組名言いたくないわ!」
「うるさいな。ここを通らせろ。」
「そうはいかないなぁ。ここはブタッパーナ組の者以外は立ち入り禁止なんだよ。関係者以外立ち入り禁止の看板が見えなかったか?」
「俺は関係者だー!!」
(無理があるよシランさーん!)
「関係者?ほぉ、じゃあ何しにここに来たんだ?」
「ブタッパーナ組をぶっ潰しに来た。」
(絶対関係者の言うことじゃねぇ!)
「ふん、この組みを潰す?面白い!ブタッパーナ組のかなり偉い部に所属している「他力本願」様が相手だ!」
「ならばこっちは、できたてのコロッケが相手だ!」
シランは他力本願にコロッケを差し出した。
(なにしてんだこの人ー!?)
「うん、意外といけるな。」
(食ってるし!)
「ならば次はこっちの攻撃だー!」
「まぁ待て、次はメンチカツがある。」
「くっ…貴様、俺を舐めてるな!くらえ!必殺!(全身激痛謎痛)!」
バキッ!ボキッ!
「ぐはぁっ…!」
「シランさん!?」
「くそ…こうなったら俺も必殺!カレンダーめくり!」
ビリッ。
「お!来月は祝日が3つもあるぞ!」
ポカーン。
あまりのバカさに他力本願とゲッパーは呆れていた。
「必殺!連続全身激痛!」
バキバキバキバキ!
「うぎゃぁぁぁぁ!」
ドサッ。
「シランさーん!」
「くそっ、強いな。こうなったら俺も…!」
「ふん、次はどんなおふざけなんだ?」
「必殺!謎激痛返し!」
バキバキバキバキ!
「ぐわぁぁぁぁ!」
「さらに必殺!渾身の一撃激痛!」
ボキッ!!!!!!
「うわぁぁぁぁ!!」
ドサッ。
「ふん、お前も雑魚だな。」
(つ、強い、さすがはシランさん!)
【第5話 ギャグ部の人間】
「そんなもんか。他力本願よ。」
「くっ…強いぜ…お前何者だ?」
「俺はシラン・ショウバン!森羅万象を操る男だ!ブタッパーナ組をぶっ潰しに来た!」
「さ、さすがだ、、」
「よしゲッパー、中へ入るぞ。」
「待ってくれ!」
「なんだ?他力本願とやら。もうお前に用はない。」
「少し俺の話を聞いてくれ。。。」
「仕方ないな。8時間だけだぞ。」
(充分聞くつもりだー!)
「俺は、就職先がなくて、ブタッパーナ組に仕方なく入ったんだ。俺も最初はあんたみたいに、どこにも属さないフリーターがよかったさ。俺だって好きでこんな組入ったわけじゃないんだ。だから、俺もこの組みを壊したい。だから俺も連れてってくれ。シランというやつ。」
「あと7時間55分聞くがどうする?他力本願!」
「もういいよ!ったく、お前学生時代ギャグ部だろ?」
「な、なぜわかった!」
「そのふざけたお前なら、学生時代、ひたすらふざけるギャグ部に所属していた気がしてな。」
「くそっ…!バレた!バレたぞ…!俺の学生時代好きな人が!」
(そうなのー?!)
「俺もギャグ部だったんだ。シラン。俺を旅に連れてってくれ。共に戦い、共にふざけよう。」
「あぁわかった!じゃあこれを着ろ!」
ふたりはアヒルの着ぐるみを着て走り回った。
「クワクワッ!これからよろしクワッ!」
「もちろんクワッ!」
先が思いやられるゲッパーであった。
【第6話 城に突入】
「それで他力本願、この城はどういう仕組みなんだ?」
「この城は見て分かる通り3階立てだ。本当は150階立てにしたかったんだが、予算が足りなくてな。」
(すっごい低予算…)
「なるほど、つまり3階にボスがいるんだな。」
「それが違うんだな。はいシラン、マイナス30ポイント」
「そんなぁぁぁぁ!」
ここでシランさんのポイントダウンですね。
番組開始以来、初めての接戦です!
(なんかクイズ番組始まってた?!)
「ボスの居場所は俺も知らないんだ。」
「そうか、まぁいい、この城の敵を全滅すれば、ボスも現れるだろう。」
「そうだな。ところで、そこの少年は?」
「あぁ、こいつはゲッパーだ。ゲップを操るらしいぞ。下品なやつだ。」
「ちょっとシランさん!言い方気をつけてくださいよ!」
「まぁいい、俺は他力本願だ。ゲッパー。よろしくな。」
「お、お願いします!」
「さてみんな、中へ入るぞ。」
ウィーン。
「自動ドアなんだな。」
「そこの不審者!止まれ!」
「ん?」
つづく




