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シラン・ショウバン 4〜6話

掲載日:2026/10/26

【第4話 他力本願】

「止まりな!」

「ん?」

「お前ら、ブタッパーナ組の者ではないな。」

「うわ、ダッセー組の名前だな。」

「うるさい!俺だって好きでこんな組名言いたくないわ!」

「うるさいな。ここを通らせろ。」

「そうはいかないなぁ。ここはブタッパーナ組の者以外は立ち入り禁止なんだよ。関係者以外立ち入り禁止の看板が見えなかったか?」

「俺は関係者だー!!」

(無理があるよシランさーん!)

「関係者?ほぉ、じゃあ何しにここに来たんだ?」

「ブタッパーナ組をぶっ潰しに来た。」

(絶対関係者の言うことじゃねぇ!)

「ふん、この組みを潰す?面白い!ブタッパーナ組のかなり偉い部に所属している「他力本願」様が相手だ!」

「ならばこっちは、できたてのコロッケが相手だ!」

シランは他力本願にコロッケを差し出した。

(なにしてんだこの人ー!?)

「うん、意外といけるな。」

(食ってるし!)

「ならば次はこっちの攻撃だー!」

「まぁ待て、次はメンチカツがある。」

「くっ…貴様、俺を舐めてるな!くらえ!必殺!(全身激痛謎痛)!」

バキッ!ボキッ!

「ぐはぁっ…!」

「シランさん!?」

「くそ…こうなったら俺も必殺!カレンダーめくり!」

ビリッ。

「お!来月は祝日が3つもあるぞ!」

ポカーン。

あまりのバカさに他力本願とゲッパーは呆れていた。

「必殺!連続全身激痛!」

バキバキバキバキ!

「うぎゃぁぁぁぁ!」

ドサッ。

「シランさーん!」

「くそっ、強いな。こうなったら俺も…!」

「ふん、次はどんなおふざけなんだ?」

「必殺!謎激痛返し!」

バキバキバキバキ!

「ぐわぁぁぁぁ!」

「さらに必殺!渾身の一撃激痛!」

ボキッ!!!!!!

「うわぁぁぁぁ!!」

ドサッ。

「ふん、お前も雑魚だな。」

(つ、強い、さすがはシランさん!)


【第5話 ギャグ部の人間】

「そんなもんか。他力本願よ。」

「くっ…強いぜ…お前何者だ?」

「俺はシラン・ショウバン!森羅万象を操る男だ!ブタッパーナ組をぶっ潰しに来た!」

「さ、さすがだ、、」

「よしゲッパー、中へ入るぞ。」

「待ってくれ!」

「なんだ?他力本願とやら。もうお前に用はない。」

「少し俺の話を聞いてくれ。。。」

「仕方ないな。8時間だけだぞ。」

(充分聞くつもりだー!)

「俺は、就職先がなくて、ブタッパーナ組に仕方なく入ったんだ。俺も最初はあんたみたいに、どこにも属さないフリーターがよかったさ。俺だって好きでこんな組入ったわけじゃないんだ。だから、俺もこの組みを壊したい。だから俺も連れてってくれ。シランというやつ。」

「あと7時間55分聞くがどうする?他力本願!」

「もういいよ!ったく、お前学生時代ギャグ部だろ?」

「な、なぜわかった!」

「そのふざけたお前なら、学生時代、ひたすらふざけるギャグ部に所属していた気がしてな。」

「くそっ…!バレた!バレたぞ…!俺の学生時代好きな人が!」

(そうなのー?!)

「俺もギャグ部だったんだ。シラン。俺を旅に連れてってくれ。共に戦い、共にふざけよう。」

「あぁわかった!じゃあこれを着ろ!」

ふたりはアヒルの着ぐるみを着て走り回った。

「クワクワッ!これからよろしクワッ!」

「もちろんクワッ!」

先が思いやられるゲッパーであった。


【第6話 城に突入】

「それで他力本願、この城はどういう仕組みなんだ?」

「この城は見て分かる通り3階立てだ。本当は150階立てにしたかったんだが、予算が足りなくてな。」

(すっごい低予算…)

「なるほど、つまり3階にボスがいるんだな。」

「それが違うんだな。はいシラン、マイナス30ポイント」

「そんなぁぁぁぁ!」

ここでシランさんのポイントダウンですね。

番組開始以来、初めての接戦です!

(なんかクイズ番組始まってた?!)

「ボスの居場所は俺も知らないんだ。」

「そうか、まぁいい、この城の敵を全滅すれば、ボスも現れるだろう。」

「そうだな。ところで、そこの少年は?」

「あぁ、こいつはゲッパーだ。ゲップを操るらしいぞ。下品なやつだ。」

「ちょっとシランさん!言い方気をつけてくださいよ!」

「まぁいい、俺は他力本願だ。ゲッパー。よろしくな。」

「お、お願いします!」

「さてみんな、中へ入るぞ。」

ウィーン。

「自動ドアなんだな。」

「そこの不審者!止まれ!」

「ん?」


つづく 

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