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第八話 暴徒殲滅

ドドドドドド!!!!


廃墟となった軍港内に、閃光が煌めく。

まあ、ようはライフルの連射である。

そして、艦砲食らっても火傷くらいで済む俺にそんなものは効かない。

ササっと歩み寄って、殴って気絶させる。


「な、何でこいつ!」

「弾が効かぐおっ!?」


後はアリスに言って、亜空間に沈めるだけ。

もう既に3つのグループを仕留めている。

複数のグループが集中しているのはAVALONに繋がる桟橋付近。

近寄ると艦橋左右に普段は収納されているパ○スレーザーもどきの対空砲の斉射を受けるので近寄らないみたいだな。

背後から攻撃されても嫌なので、纏めて排除してから向かうことにした。

既にレクスに話は行ってるので、AVALON下部から放出された小型機兵が軍港の外に居る敵を排除している。


「死ね、死ねぇっっ!!!」

「断る」


よしまた一つ撃破。

駆け出した俺の背後で、鋼の顎門が亜空間から開き、バクンと閉じて沈んだ。


「レクス、次は!?」

『直上です』

「アリス!」

《了解!》


アリスが飛び出し、俺を掴んだまま跳躍、床を吹っ飛ばして上昇する。


「うわああああ!?」

「何だっ!!?」


アリスの手から跳んだ俺は、敵の一人に飛び膝蹴りをかまして倒す。

もう一人が逃げようとしているので、崩れて転がった壁材を投げて倒した。


「二人だけか」

《周囲に感なし、誰もいない》

「そうか。レクス、他は?」


俺は尋ねる。

軍港内の敵を取り逃せば、仲間が外に出られないからな。

俺と違ってあいつらは一発撃たれたら死ぬから......


『センサーに反応なし、艦周囲に布陣している反応以外は認められません』

「よし、じゃあそこに機兵を集合させろ」

『了解』


軍港内の床を破壊しながら、俺達は一階まで降りる。

そこから奥に向かって移動する。

壁を吹っ飛ばし、崩れない程度に計算した結果の場所を破壊していく。

丁度狭いと思ってたから、いい機会だ。

どうせ誰も使わないし、ちょっとくらい広くしても問題ないだろ。




ドックに接舷したAVALONへの桟橋前。

そこに、クッソデカい斧を持った男が立っていた。

その周囲には、軍用標準装備の魔導ライフルを装備した人間が6人。


「おっ、来やがったか..........ガキじゃねえか」

「そういう言い方はよしてもらいたいな、俺はハーフエルフだぞ」


そういう訳じゃないんだが、そういう設定にしておいた方がいいよな。


「ほぉう、ハーフエルフ! 森籠りのカスの血を引いてるんだな」

「御託はいいからさっさと掛かってこい、暇じゃないんだ」


ビキッ、と斧男の顔に青筋が浮かんだ。


「お前、俺が斧を持ってるから勝てると思ってるのか? その腰に下げた銃程度で俺に勝てるとでも?」

「ああ、思ってるよ」


どっちにしろ物理攻撃じゃ惑星がぶつかってこようと俺にはノーダメージだよ。


「じゃあ、不運だったな.........<重斧>グラドスの斧は――――――――迅い」


次の瞬間、俺の目の前に斧男が現れ、斧を振り下ろした。

あの速度、魔導的なブーストが掛かってるんだな。


ドッゴオオオォォォォン!!!


そんな音を立てて、俺の頭と斧が激突する。

床が砕け、余波で髪が逆立つが、俺は無傷だ。

艦長帽を脱いでおいてよかった、服は保護対象には入らないからな。


「どうした?」

「ば、馬鹿な..............何だ、何が起きた.........!? まさか、魔道具かッ!」

「単純だよ、そんな”軽い”斧じゃ俺には傷一つ付けられない」


惑星が高速で迫ってきたら俺も死にそう。

多分、きっと。


「有り得ねえ! おい、お前ら殺せ!!!」

「「「「「「死ねえええええ!!!」」」」」」


ドドドドドドドドドッ! と銃撃が俺を襲うが、低出力すぎて効かない。

BC砲級の大口径大出力の大砲でも持って来い!!

そして、銃撃が止む。

魔力が切れたんで、カートリッジ交換をするんだろう。

だが、その隙は与えない。


「アリス、もういい。片付けろ」

《了解》


俺の背後の暗がり。

そこから、大きなモノアイが輝く。


「おっ、大型戦闘用機兵だと!?」

「怯むな、撃て撃て撃て!!!」

《?》


光弾の雨がアリスを襲うが、当然アリスも表面に下級魔導防壁を展開してるし、そもそも全部分に惜しみなく希少金属を創って使ってるから魔導銃程度じゃ無意味。

俺と違って艦砲喰らったらアリスはひとたまりもないけどね。

生体脳部分だけはAVALONの居住区と同じくらい頑丈なので死にはしないと思うけど。


「アリス、手っ取り早くな。生死は問わない」

《わかった、小型ミサイル発射》


アリスの肩のあたりが開いて、そこから小さい.......といっても俺の全身くらいはあるミサイルがポンポン飛んで行って、真っ直ぐ飛んで爆発した。


「ぐわあああああぁあぁぁあああ!!!」

「熱いよおおおお!!!」

「ぎゃあああああああああああ!!」

「神........様ぁあああああああああああああがあああ!!!」


アリスはわざと、斧男を残した。

何でか?

そんなのは当然だ。


「おい、斧男」

「..........な、何だ、殺すなら殺せ」


そう言う男は、ガクガクと震えていた。

俺が規格外すぎたのか、アリスが恐ろしいのかは知らないが、丁度いい。


「生きたいか?」

「あ、ああ.....!」


斧男は首を縦に振る。


「俺の仲間に手は出してないからな、許してやろう」

「あ、ありがとう.........何て言うと思ったかゴルァ!!!」


斧男が拳を振るい、俺の顔面を打つ。

だが、俺はがっしりとその場に立ち、拳を顔面で受け止めた。


「俺は非常に優しい、お前が帰って、裏社会に俺達の恐ろしさを喧伝してくれるのが一番いいと思ってな、艦砲で吹っ飛ばすのも容易なんだが、ここは戦略上重要だからな........」


言ってることに嘘はない。

何故ならBC砲は、対浮遊都市用の決戦兵器だからな。

一撃で第六エスカリアは無に帰すだろう。


「わ、分かった...........」

「じゃあな」

「え?」


俺は男に軽くパンチを喰らわせ、気絶させた。

近くに降り立った機兵に、こいつを街まで運んでもらうように命令し、俺はアリスと一緒に艦内に戻る。

早く風呂に入りたい........


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