後輩とピンチ
拝啓、晩秋の候、皆様どうお過ごしでしょうか。
俺は今、
────やたらテンションの高い女の子を担ぎ、白目を向いた友人に追われているところです。ダレカタスケテ……。
やばい……、本気で命の危険を感じる。
後ろを振り返ると
「マテ、リア充。コロスゾ……。」
と、言いながら俺達を追ってくる隅川が。
「アッハッハッハッハッ!!!先輩!早いです!!これはジェットコースターですか!?先輩!!キャー!!!!」
頭上ではなにがそんなに楽しいのか手足をバタバタさせはしゃぎまくっている陽姫がいる。
クソッ!こうなったのも全てあのキノコを食ったせいか!
なにか策は無いかと考えるが、走るので精一杯だ。
今は、木々を避けながら斜面を下っている最中だ。
先生の所にさえ行ければ取り押さえて貰えるか?うん、これで行こう。
ついでに陽姫も大人しくなるまで預けておこう。
と、思っていたその時、出雲先輩と柳田先輩が茂みから慌てて出てくる。
「イノシシだ!!イノシシがでた!!」
「助けて!!こっちに走って来るよぉ!!」
そう言いながら斜面を駆け下る俺に並走してくる。
後ろを振り返ると、髪を振り乱しながら追いかけてくる隅川と何を興奮しているのか、凄い勢いで追いかけてくるイノシシ。
全く、この先輩方は何をしたんだ!?
「イノシシに何したんですか!?」
「……そういえば、イノシシって音に敏感って言うよねー?」
走りながら呑気に話し出す柳田先輩。
「そ、そうですね」
「いやー、誰も居ないと思って美春が大声出しちゃったのが良くなかったのかな?まぁ出させたのは僕だけどね!まさかイノシシが聞いているとはねー!アッハッハッハッハッ!!」
「やーん!ダー様!恥ずかしいから大声出したなて言わないでよ!!」
そう言って走りながらイチャイチャしだす二人。隅川をチラ見するとこめかみの血管これでもかと言うほど浮き出ていた。
「もうアンタら馬鹿だよ!!陽姫にも余計な物渡したと思ったら何してんだよ!!」
「わー!先輩の口調が乱れるのって珍しいですねぇー!!」
「うるさいぞ陽姫!そろそろ自分の足で走れ!!」
「いーやーでーす!!!」
「クソがァ!!!」
ったく!このままじゃ追いつかれてしまう……!
ぶっちゃけ隅川はどうにか対処できるがイノシシは難しいだろう。少なくとも陽姫を担ぎながらだと勝つことは不可能だろう。
走りながらこの状況を整理していると、ここであることに気づく。
俺たちは今、先生達がいるキャンプ場に走っているが、イノシシ連れてったらやばい事になりそうだと。
イノシシ相手では、いくら教師陣と言えど相手にならないだろう。結構大きいし。
まずい、まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずい。
まずい事になった……。
……、ここで蹴りをつるか?
どうやって?
考えろ、考えるんだ。
と、俺はあることを思い出した。
「先輩、一か八か。やってみます……!」
俺はイノシシと隅川に勝負を挑む事にした。
カオスですね……、
書いてても思ったよ。
どーもMomijiです。
日刊ランキングが39位になっていて今日、右の目ん玉が落ちました。
明日は左かな?
次回、陽太VSイノシシ、
お楽しみに!!
ポイントとブクマよろしくお願いしまーす!!




