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リアルハロウィン *痛いの注意

2024年10月29日の夕方、仕事から帰ってくると。

家族が家の中で、額をパックリ割って、血だらけで椅子に座っていました。


超ビックリ。

すぐに病院へ。雨も降り、徒歩で通勤の私を迎えに行こうとして、滑って転んでしまったそうです。何とか帰ってきて、血を拭っていたと。

玄関には、スーパーの買い物袋に入った長靴が倒れていて。後から分かったけれど、傘がバッキバキに壊れて縁台に。


夜間の救急外来へ。

警備員さんが、車椅子を出しましょうか!?と言ってくれたのですが、慌てていた私は車椅子を出すまでの時間を惜しく思い、断って。そうしたら、仕事場から駆けつけて先に受付をしてくれていた家族2が、車椅子貰えばよかったのに〜!と。ごめん〜、などあわあわしながら待合室まで一生懸命によたよた。


そんなに血は出ていなかったのですが、額の傷は骨が見えています。(後で先生は、びっくりしちゃうけど額の怪我では良くあるんだよね〜、と言ってました)でも、命には別条はないので、すぐ診察ってことではない。待ち時間があります。

後で受付を見ると、救急受付では重症度に鑑みて、トリアージュをするため、受付順に診察ではない場合があります、ご了承下さい、と張り紙がありました。まあ、でもウチの家族の順番が後回しにされた、って事ではなかったみたいです。

待合室で、私、家族2、嫁に行った姉と、怪我をした家族で待っていると、看護師さんが応急でガーゼを当ててくれました。そして状況の聞き取り。

診察室に呼ばれます。一番詳しいお話が分かる方1名だけ付き添いで、となって、私と姉は待合室で待機。


ポツポツ待合室には人が来て。怪我や病気は、時を選ばず。お母さんに抱かれた、オーガンジーのワンピースを着て裸足の女の子。ストレッチャーに乗って、うーうー唸っている人。ご家族なのか患者さんなのか、ちゅんと小さなおばさま。

色々な人がいます。待合室の人は、皆そんなに緊迫している風の人はいませんでした。時により変わるのかな。


額を縫うのは、家族1人だけで、付き添いもなしです。

待ち時間が長いので、家族2と私と姉は、びっくりしたよね、って話などや、これからの事とか、姉の息子が小さかった時に高熱を出して朦朧と幻覚を見出して、焦って病院に行った話、そして薬をもらって何とかなった話とかをして、待ちます。人は驚くと話がしたい。そして共感して、心を慰撫したいのです。

姉が、とんだリアルハロウィンだよ!リアルは嫌だよ!

と言ったので。私達は、何だかアハ、ニヘヘとしました。


CTも撮って、脳出血もなく大丈夫となりましたが、後から出血する事もあるそうで、1日様子を気をつけて見ることに。そして、数ヶ月後にも出てくる事があるだとかなので、日々気をつける事に。

差し当たっては、その夜、気分が悪くなったり、震えたり、吐いたり、など少しでも何か変だったらすぐ病院きてね、って言われて帰りました。


フンフン、今夜はカニ入ってないけど、かに玉にしようかな、小説書いて予約投稿して〜♪などとルンルンしていた所に、リアルハロウィン。

ほんと、おどろいた。


夕飯作るどころじゃなく、夜12時までやってるスーパーで海苔巻きとお刺身、袋の葉物サラダを買って、モグモグ食べました。


そしてその夜も、何度か起きてトイレに付き合いましたが、私も家族もよく寝ました。気持ちが疲れると、ほんと寝ちゃうよ。小説の更新は、できませんでした。


負傷した家族は、ちゃんと今日も元気です。

怪我した次の日、私も家族2も休みだったので、怪我を引き継ぎの病院に行って毎日のお風呂のやり方や、怪我の処置の方法などを聞いたり、家を片付けしたり、そして小説を書いたり、いつも行ってる私のかかりつけの病院に行く予約があったので行ったり、としました。

縫っても、石鹸のあわあわで、ふわふわ、とソフトタッチで毎日洗ってね、だそうです。

抗生剤はもらったので、お薬がある現代と、昔とでは、やり方が違うのでしょうねえ。私が子供の頃は、怪我は濡らさないって言われた気がする。


何かあっても普通に家事して片付けたり、小説書いたりしてると、気持ちが落ち着きます。日常の普通ができて良かったな、っていうのと、小説を書くのが好きで良かったな、って思いました。


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