『試練の門』攻略〜50層
41層からは海のエリアで小島が道のように点々と見え、それぞれの島が階層扱いとなっている。
そしてその島と島の距離は離れていて先に進むには海を渡る必要がある。
幸いカッペイとミユはカワウソとアヒルなのでそのまま泳いで進むことにした。
距離があるといってもジャンプで飛び越えるのが難しいだけなので50メートル程泳ぐだけだ。
毎朝プールで泳いでいる二人にとっては準備運動にもならない距離だ。
泳いでいると海中から魚が集まってくる。
当然これらはモンスターだ。
「おっ、生で食べても中々イケるな」
カッペイは無造作に一匹手づかみで捕まえるとそのまま口へ放り込む。
バリボリと音を立てて美味しそうに食べる。
魚系モンスターは食材として扱われることがある為、地上の魚のように普通に食べることができる。
集まって来た魚モンスターを片っ端から捕まえるカッペイ。
自分達が逆に襲われることになった魚モンスターたちは蜘蛛の子を散らすように逃げ出す。
島々を泳いで渡るカッペイたち。
このエリアは一番奥の島がゴールとなっているのでひたすら泳いで島を渡る。
道中現れるモンスターは全て水中型で、魚やサメ、海蛇など種類は様々だ。
そんなモンスターたちだがカッペイにとっては海の幸にしか見えておらず、片っ端から食べられていく。
ミユは少し時間を置いてカッペイが食い散らかした後を進む。
水中で自由に動けるカッペイはスキルを使うことなくカワウソの能力だけでモンスターを食べていく。
そんなことを続けているとモンスターたちはカッペイたちの所に寄り付かなくなっていた。
その後クラーケンや空飛ぶサメが現れたりするも難なく倒していくカッペイ。
通常なら苦戦するエリアなのだが、水中戦もできるカワウソの姿のおかげで楽々進めて行く。
そうして進んで行き最後の島までたどり着く。
階層ボスのいる門を確認しくぐる。
門の先は小島の上。
周囲を見ると、小島をぐるりと囲み頭上よりこちらを見つめるモンスター、リヴァイアサンがカッペイたちを待ち構えていた。




