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吠えろ!カワウソファイター 〜ノロワレ冒険者のダンジョン配信〜  作者: わたがし名人
オオカワウソ編

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進撃のアヒル



カッペイたちは21層に来ていた。

ここは薄暗い墓地が広がっているエリアだ。


11層〜20層は草原や森のエリアで視界が悪く配信に向いてないのでサクッと攻略してダイジェスト動画にした。



「視聴者の皆様、はじめまして。私はアヒルのノロワレのミユです」


今回の主役はミユだ。


ここからのエリアは相性が良いから自分に任せて欲しいというミユの強い希望により今回カッペイは撮影係に徹することにした。



「それでは早速参りましょう。光よ」


ミユの周囲を光が包み込む。

その範囲は半径10メートルという広範囲に及ぶ。


薄暗い墓地のエリアを照らし出すと周囲には既にグールやスケルトンが多数蠢いていたが光に触れた瞬間灰となる。


更にそれだけではなく周囲の空気も浄化され光の中は心地良い空間となっていた。



ミユは周囲のモンスターなど気にすることなく先に進んでいく。


モンスターたちは光に触れた時点で灰となる為近づくことすらできない。



このエリアではアンデット系しか出てこないのでこの浄化の光に対抗する術がない。



ミユのジョブは聖女。


ことアンデット戦において無類の強さを発揮する彼女にとってこのエリアはボーナスステージだった。



何事もなく進むミユであるが内心はウキウキであった。


というのも当初の予定では撮影をしつつ回復やバフなどの支援を行うつもりだったのだが、カッペイが予想以上に強すぎるため全く出番がなかった。


このままではただの寄生になってしまう。


そんな危機感を感じていたがようやく活躍する場を得た。


ここで良いところを見せて役に立つことをアピールしたいと考えていた。


その後も何事もなく進んで行き30層までやってきた。



「それではこのまま階層ボスも攻略してしまいましょう」



扉を潜るとそこには多数のスケルトンナイト、奥にはスケルトンジェネラルにリッチが待ち構えていた。



「一気にいきます、宝剣!」


ミユが羽を広げると頭上に大きな光の剣が複数現れる。


光の剣は真っ直ぐモンスターたちを貫くと光が柱となり次々とモンスターを灰にしていく。


スケルトンナイトがこちらへ向かって来るが、浄化の光に阻まれ進むことができない。


リッチが後方から魔法を放って来るがその魔法もこちらに通ることはない。


この浄化の光はアンデットだけでなく魔法も通さない鉄壁の守りとなっていた。



その後もアンデットたちの攻撃を全て無効にし、浄化の光の範囲を広げていくミユ。


スケルトンたちは後方へと下がり壁際まで追い詰められる。一部のスケルトンたちが特攻してくるも光に触れた瞬間に消えていく。



そして空間全てを覆う頃、ミユとカッペイを残し周囲には灰の山が広がっていた。










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