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最強傭兵団活動録:異世界編  作者: 怪物mercury
異世界戦争《攻戦》
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29、戦後、帰還し、ウーノ最後の仕事

どうも皆さんおはこんにちばんは!

怪物mercuryです!

一度失踪してしまい、本当にすみませんでした!

これで最後になります、はじめて書いた作品、つたなすぎて申し訳ありませんでした!

誤字多いし改行狂ってるし読みにくさ満載だと思います!

ですが、ここまで一緒に旅してくださった皆さん、ありがとうございました!

残党狩りや、終戦パーティーの出席は、遠慮させていただいた。この世界の人達の自由や生活はこの世界の人達のもので、本来はいないはずの我々が参加していいものでは無い。


それに、私たちにはやることがあった。


団の車の中に即席で作られた牢屋。その中には、なんの能力も持たないただの人と化したクワトロがいた。


トレと理央のように、名前を、便宜上、人格が悪い方をゼロ、いい方をクワトロとしよう。


その考え方で、我々の前に牢屋で反省しているのは間違いなくクワトロだった。


彼はが要求したのはひとつだけ。


「殺してくれ」


だった。この言葉は信用に値するだろうか。だが、この状況を見て声をかけてくれたのは、ティンケだった。


「離してあげていいよ。」


 なぜそう言い切れるのだろうか。


「もう、特別な力がないからかな?」


「そうじゃない。」


「そんな力は、君の発明で消したからかな?」


「そうじゃない。」


「ラプラス君の予測か?」


「そうじゃない!」


「じゃあ、どうして?」


 だが、次の一言で、離すことを決めた。


「信じられる、目をしてる。」


 きっと、この若い女の子には、「おじさん」には見えない何かが見えているのだろう。未来でも能力でもない何かが。


「わかった。

ということだ、クワトロ。」


 私は、牢やの戸のカギを開け、クワトロが立ち上がるのに手を貸す。


「まさかとは思うが、死のうなど考えるなよ。かばってくれたティンケに失礼になるからね。」


 クワトロは、黙ってティンケを見て。ゆっくりと、だが、力強くうなずく。


「君を、団から除名処分とし、ヒトとして生きることを命ずる。」


 すこし、私も甘くなりすぎたか。

 少しこそばゆくなり、ティンケと顔を見合わせて、互いに照れ笑いする。


「またいつか会えるといいな、一樹。」


 私に向かって、友だったものとしてそう声をかけてくる。


「今度こそ、再び友としてね、アセンテ。」


 今の彼に対しては、本名で読んでやるべきだろう。


「まあ、帰り道まではクワクワも一緒だからね。」


 ティンケが、顔を伏せ、震える声で言ってきた。


「泣くなよ、美月。またいつか会えるさ。」


「女の子が……泣いてるときは……黙って胸貸せよ……。」


「いままで、済まなかったな。」


「ばか……。」


 ここは、黙って立ち去ってやるべきだろう。


 数日後、帰還するときまで、クワトロは牢屋から一歩も出たがらなかった。だが、ティンケが連れ出したのだ。


 しぶしぶといったふりをしながらも、他のみんなを巻き込み、遊ぶさまはとても楽しそうだった。




 帰る日には、異世界のみんなから別れの言葉をもらい、無礼講の宴まで開いてもらった。


 ユミルの王は様々な贈り物を、王子は一級品の剣をドウエと交換し、敗戦国であるオーディンの王と王子、クワトロは改めてみんなの前で頭を下げていた。


 セーイは申し訳なさそうに、そして少し寂しそうに、ヨルに謝り、ソリアへも謝罪の言葉を伝えてほしいと言っていた。


 魔法は、この世界で使えていても、元の世界に戻ったらおそらく使えないだろう、とヨルは言ったが、それだけではなさそうな雰囲気も流していた。


ヨルは、セーイを恨みがましげに見てもいたが、特段何かを言う様子はなかった。ソリアは、ついぞ現れなかった。




 そして、別れの時間が来た。セッテはメイドさんに足と手を持ち連行されてきた。キッチンを爆破したらしい。


 オットとノヴェは、相変わらずどこかで部屋をとっていたらしい。「なぜか」冷や汗をかいた執事と、顔を赤くしたメイドにつれて来られていた。


「みんな、全員乗りこんだね?」


 ティンケが最終確認をとる。


「いるはずだよ。というか、どうせそれ、全員とか関係なくエリア内にあるもの全部飛ばすんでしょ?」


 セーイは、この機械の使い方を休みの間に聞いていたのか、設定を見てどういった移動をするかまで把握しているようだ。


「そうだよー。それでも、全員いるね?」


「美月ちゃん、素直に数えてみればいいと思うよ?」


「確かに!1,2,3,4,5,6,7,8,9!

 よし、九人いるね!」


 このこはいま、自分を数えていたか?そこはかとない不安を覚えて数えなおすと、ティンケが二人いる。


「ま、待ちたまえ、ティン……。」


 バシュッ……。


 ワープし、無事、元の世界についてしまった。一人多い状態で。




「で、なぜソリアさんがここに?」


 と問いただすと、少女は頬を膨らませた。


「仕方ないでしょ。二度と会えないかもって思ったら、初めての恋を負いたくなっちゃって。」


「でも、こっちの常識とか何も知らないよね?僕と同じように魔法も使えなくなっているだろうし。」


 珍しくセーイも怒っている。


 ドウエのように厳しくしかってくれる人間がいないと怖くなるタイプなのかもしれない。彼はかえって早々、少し仕事を頼んであるから今は不在だ。

「あ、魔法は使えるよ?」


「「えっ!」」


 再び驚かさせられる。


「そもそもの体の構造が違うだろうから、理屈では行けるだろうね。」


 ティンケはいつ異世界人の体の構造を調べたのだろうか。


 だがまあ、ついてきてしまったものは仕方ない。


「わかった。君に、新しくディエチのナンバーを与えよう。」


 クワトロは、永久欠番とするつもりだ。やはり、年のせいで感情的になりやすくなったか。こんな因果な商売からはそろそろ引退かな。


「それはそうと、ドウエはどこに言っているの?」


 帰ってきてからは(帰ってきてからも)べったりとくっついてきているセッテがきいてきた。


「あぁ、それはね。」




 国際連合地下 最大機密取扱所。


「ここが、クワトロの故郷か。」


「貴様、どこから入ってきた!」


「よせ、ここまでこられている時点で、人口天才しか相手にならん!」


「お前には悪いが、元恋人として、その十字架を背負う覚悟くらいはあるさ。」


「奴に銃弾は聞かないぞ!あれは2だ!『団』の2だ!」


「お前らには死んでもらうが、俺は死ぬつもりはない。さらばだ。」




 完


ここまで読んでいただきありがとうございます!いかがでしたでしょうか!

いやあ、終わりましたね。後味悪く。

しかも前書きで書きたいこと全部書いちゃったから、後書きに書きたいことはあまりない、っていうね。

でも、ここまで読んでくださった皆様への感謝は何度でも書きたいです!

本当にありがとうございました!

最後に、この作品の他に「男子校に入学したはずなのに、クラスメイトがどいつもいろっぽすぎる件」という作品も出しております。僕の成長を見て親の気持ちに浸りたい方はぜひ!

今作と違って、かなりのおふざけ系ですが、よろしければお読みください!

いつかやるのやらないの言っていた「分裂編」は、たぶん相当気が向かないと出ませんが、よろしくお願いします!

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