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3

よろしくお願いします

扉を開くと大きなゴレームが立っていた。

周りはコンクリートの壁で囲まれていてとても逃げれるような感じではなかった。


これは逃げることは出来ないか、戦うしかないな……


「ここはアルがいくー」


そう言うと、アルが躊躇いもなくゴーレムに向かって突っ込んでいた。


「おい待て、ちょっとは様子見ようぜ!」


そんなカイトの声は届かず、アルに止まる様子は見られなかった。


「危ない」


カイトの心配とは裏腹にアルはゴーレムの攻撃を器用に交わし、ゴーレムの頭を粉砕した。


「やりましたわね!」

「よゆー」


皆は喜んでいたが、次の瞬間、飛び散った破片が集まりゴーレムは再生した。


「どうやって倒せばいいんでしょう……」


カイトはゴーレムの体を隅々まで確認してみることにした。すると、コアのような物が体のあらゆる所にくっついているのを見つけた。


「なあ、あのコア同時にぶっ壊せばゴーレムを倒せるんじゃないか?」


カイトは皆にそう提案した。


「待ってください、そうだとしてもコアが多すぎます!」

「流石にアレは多すぎますわ」


「ここは、俺に任せろ、まあ見とけって」


心配するフェーンとエレン振り切り、カイトはゴーレムに突っ込んで行く。


宣言通り、カイトもゴーレムの攻撃を交わしながら器用に無数のコアを同時に壊した。

2人は驚いて声が出なくなっていた。


「任せろって、言っただろ?」

「カイトつよいー」

「なんで、そんなにお強いのですの?」


皆んなが不思議そうな顔でカイトを見た。


「1人で頑張ったからな」


そう言っただけで皆は納得してくれた様子だった。

それから、次に出てきた階段を降りていった。



3階層につくとまた声が聞こえて来た。


「凄いねー、どんどん進んでいくね、またまた、ギースだよー。じゃあ次は、こんなのはどうかな?」


ギースがそういった後、突然地響きが起こり、足下から黒い壁が現れ、2つに区切られてしまった。


「おーい、エレン、アル大丈夫かー」

「大丈夫ですわ、カイトとフェーンこそ大丈夫ですの?」

「今からこの黒い壁ぶっ壊してそっち行くからな」


カイトは、壁を壊そうと何回も攻撃をしてみるがビクともしなかった。

その様子を見かねたギースは、呆れてた声で喋った。


「仕方ないなー、ダンジョンマスターからの助言だよ。この黒い壁は多分壊れないと思うよ、どこかで落ち合うしかないねー」


仕方なく納得したカイト達は進むことにした。


「仕方ない、進もう!あっちでまた、会おう」

「はい、そうしましょう」


「無事でいてくださいの」

「またねー」


そのままカイトとフェーン、エレンとアルの2組に別れてお互いの道を進んでいく。

読んでくれありがとうございます!


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