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桜の世紀  作者: 愛媛のふーさん
16/25

最危険区画

 同じ格好で予想はつくだろうが、召集されたナイツの増援である。

「大阪支部から応援の〈韋駄天〉沢口龍馬であります」

「同じく、〈雷麗〉露木美結であります」

「久しぶりやな。初顔合わせはわいのバディ〈炎聖〉緋村蓮と、新人の〈ワーウルフ〉添島琢磨さんだけやな。おまえさんらだけか?」

「そうや。支部も空にするわけにいかへんからな」

まどか、嬉しい?嬉しいやんね」

「円呼ぶな言うとるやろが!ぶりっ娘サドが」

千堂と二人の会話が途切れるのを待って、蓮と?琢磨が挨拶する

「〈炎聖〉緋村蓮です。都内の公立高校の二年生。属性は火、刀使います。よろしく」

「〈ワーウルフ〉添島琢磨です。都内の私立大学三年生で異能者じゃなく狼男です。よろしく」

「よろしゅうな」

「よろしくね」

「僕は〈無属性〉。テレポーテーションが出来る。ひとジャンプ1キロメートル位、手で触れた物なら50キロメートルが最大。安全装置の武器は遼さんと同じくショックガン」

「あたしはねえ〈雷〉安全装置は〈トンファー〉中国拳法の武器で手で握り外側に棒がくるやつやで。龍馬も私も蓮君。蓮君て呼んで良いやんね?蓮君と同じ高校二年生。キャリアは私達、円とほぼ同じやねん」

「じゃあ先輩ですね」

「同じ年やけんタメ扱いしてや」

「うん、うん」

「琢磨はんも年上やかい年下扱いして下さい。年長者に先輩扱いされんのむず痒いわ」

「琢磨さん彼女おるん?」

「特定は居ないです。女友達は多いけど」

「ふーん。そういや円彼女でけた?」

「でけるか!アホ。男子校やぞ。お前らもそうだろうが、ナイツの活動と学校で暇なんか無いやろが」

「蓮君は?」

「クラスメイトの娘で、ナイツで活動してる。異能者じゃないけど」

「相棒に差付けられたな。だから共学にしとけって言ったんや」

「爪の垢飲ませてもうたら?」

「うっさいわ!!大学進学するつもりやから進学校が良かったんや。彼女は大学行ったら知的なマブいの作ったるわ」

「円、シスコンだから年上狙い?ね。ね」

「仲良いね。露木さんと千堂。雷使い同士だから?」

「蓮、どう見たらそうなるねん。目腐っとるんか!美結は〈カイザーモード〉成れへんから、ひがんどるねん」

「ひかんで無いもん。美結の方が優秀やもんね」

「わいの方が優秀や」

「この言い合い不毛だから、取り合わない方が良いよ。蓮君」

「そうなんですか、沢口君」

「龍馬って呼んでください。基礎訓練を週末大阪から出て来て、平さんにつけて貰ってる時から、千堂と美結はこの調子。成長しない」

「平さんに教わってたんですね。3人一緒に」

「そう。平さん元気やん?」

「はい。新人の訓練で昨日の朝迄、一緒でした」

「久しぶりだから会っていこうか美結?」

「良いやん。良いやん。会いたい」

「その前に龍馬は、幻獣街に散らばっとるヤクザとチーマー回収やんな?」

「済ませたよ千堂。最危険区画に一緒に行くんや」

「美結も行くよー。」

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